「『さあ、さあお買い得だよ、このバナナ!』
『あら、なんだかすごくプリッとしてる!』
『ほんとだ、こりゃいいな!』
・・・っていうのが、サークラでしょ?」
これであなたも、サークラになれる!!という見出しを読んで。
/今日のダンナ
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「『さあ、さあお買い得だよ、このバナナ!』
『あら、なんだかすごくプリッとしてる!』
『ほんとだ、こりゃいいな!』
・・・っていうのが、サークラでしょ?」
これであなたも、サークラになれる!!という見出しを読んで。
巳年の女性に睨まれて具合が悪い妻。
「蛇送ってきてんだよ。頭踏み潰してやればいいよ」
「『彼はおまえの頭を砕き』?」
「そーだよ」
「『おまえは彼のかかとを砕くであろう』だよ。かかと噛まれるよ」
「石つかえよ!人間なんだから!」
目から鱗の創世記。
しばしば誰もいない部屋へ行って灯りを点け、消さずにそこを去る。
前世は点灯夫だったんだと思う。
「ごめんね、日曜日、仕事になっちゃった」
「先週も休んでないじゃん」
「先週は休んだよ?」
先週は往復8時間かけて泊まりで鹿児島行ってただろうが。
「『白髪抜くと増える』っていう人いるよね」
「増毛法だな」
う、うん・・・?!
「あ、もちお!こめかみに白髪が生えてきたよ!」
「やったな。これで俺もハゲとはおさらばだ」
う、うん・・・?
妻に忘れないでねと手渡されたサンドイッチを置いていった。
「要は誰もすまない部屋を変な具合に改造にして、バカをだまくらかして住ませる商売なんだろ」
女子力が上がる、女性向け婚活マンションを見た感想。
「これからいったん寝る」
「何時に起きるの」
「2時」
もちおの睡眠時間はハンドルを握って公道を走る者として責任感に欠けると思う。
「はてこさんとしばらく離れたあとではてこさんを見つけると、うれしい気持ちになる」
「はてこさんを見つけたとき、俺に気づかないはてこさんを見てると、見守ってる気持ちになる」
やさしくあたたかくほのぼのとした口調だったのですが、ストーカー気質ってことじゃないですかね。
このところ仕事を根詰めて毎晩4、5時間しか眠っていない。
昨日は鹿児島出張で午前様帰宅だったが、今朝は
「徹夜で仕事したかったのに!」
と帰りの運転してあげた妻に毒づいて仕事に出て行った。
寝ない、食べない、休まないをモットーにしている模様。
対立する立場の人たちから休日出勤を控えるように言われた。
「だから黙って出てやろうと思って!」
内容は鹿児島一泊二日である。
ちなみに休日、平日ともに残業代は一切出ない。
「もちお、今日からもっと早起きする!」
6時起きから4時起きを目指す宣言。なお寝るのは23時過ぎの模様。
満面の笑顔だが自傷宣言ではないのか。
「足から、疲れが、すっぽーーーん!と抜けます!」
靴下を履いたままベッドに倒れている妻の靴下を引っ張って脱がしながら。
食器の片付けるところをいつの間にか微妙に変える。
「なんでまな板ここに吊るしてるの」
「わからん。偶然とのコラボレーション」
あなたが物を片付けられない理由がここにある。
「恋人がいる人に近づき、私物や自宅に自分の痕跡をわざと残し、恋人と険悪な雰囲気にさせて別れさせていた」
という女優の話をあれこれ読み、こんな人物が身近に現れたらどうするか聞いてきた妻に。
「まあ、ちょっと想像できないかもしれないけど、拉致って山奥に吊るして帰ってくるよ」
静かな声だった。
「ぼくにこどもがいたならー
おしえてあげたいことがあるー
あらしはー きっとすぎるーー」
ガミガミ言っていた妻が普通に話し始めた直後に作った歌。
「麻雀するから遅くなるので駅まで迎えに行けない」
「食事は?」
「なんとかする」
あら、そう。
ということで仕事を終えた妻は外で食事を済ませ、少し遠い駅から21時過ぎにとぼとぼ帰ってきた。
今日は寝不足で一日眠かったから早く寝ましょう。
お風呂から上がってお茶の支度をし、お湯が沸いたところに、食事抜きで帰ってきた。
23時だった。
えへ!じゃねえよ。
「星占いを桃井かおりに習えばいいじゃん」
「桃井かおりになんで星占い習うのよ」
「本たくさん書いてるでしょ?」
はてダユーザー石井ゆかりさんの話であった。
「石井桃子と桃井かおりと石井ゆかりさん、別人だからね」
「俺にとってはその界隈は同じなんだよ」
むしろ接点ないだろう。
「あ、『あたし、女優なの』って言う人の本だ」
「石井桃子さんは女優じゃありません。誰の話してるの」
有吉行弘が物まねした桃井かおりのことであった。