はりきって豆まき。
「いくぞ!豆まき開始!ッハ!さあ来い!」
「何やってんの?」
「鬼を追い出そうと思って!」
「こうやって『鬼はー外』ってしないの?」
「勘違いしてた。カバディの戦法で行くつもりだった」
両手を広げて横歩きで高速移動していた。
/今日のダンナ
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はりきって豆まき。
「いくぞ!豆まき開始!ッハ!さあ来い!」
「何やってんの?」
「鬼を追い出そうと思って!」
「こうやって『鬼はー外』ってしないの?」
「勘違いしてた。カバディの戦法で行くつもりだった」
両手を広げて横歩きで高速移動していた。
駐車場にちょっと変わった車があった。

「この車、面白いね。ツーシーターなんだ。マンボウみたい」
「寄生虫いそう」
よくぱっとそんなこと思いつくな。
火曜日 妻外出。
「お皿のおかずは小皿のおひたしをどけて、ご飯と一緒にレンジでチンしてください。鰹節を出してあるのでおひたしにかけてください。味噌を溶いてある豚汁を温めて一緒に食べてください。いってきます」←LINE
帰ったらまだ帰りついていなかったので、配膳して一緒に食べる。
水曜日 妻仕事。もちお麻雀。
「ラーメンを食べて帰ります」
帰ったらまだ帰ってなかった。お米を研いでおいたが炊いていなかったので、パスタとポタージュを作る。
木曜日 妻実母と食事。
「冷蔵庫におかずとご飯が、」
帰ったら何も食べていなかった。出して温めて食えよ!と怒っ…[全文を見る]
「わあーい、ご飯だ!うれしいな」
「もちおはご飯作ってもらってあんま感謝しないよね」
「そんなことない!」
「だって週末『家庭で実権握ってるのははてこだ』とかぶつぶつ言ってたじゃない」
「あれは疲れて前後不覚になってたの!分かるでしょ?右も左も前も後ろもわからない、そういう状態なんだよ!」
そんなにやばかったのか。
「あ、椿油つけるの忘れちゃった」
「汚い!」
ついに同音異義語が楽しくて仕方がないお年頃でしょうか。
「このお菓子『マジ、パンで包みました』だって。パンはどこだ」
そこで区切らないのよ。
「もちおは本当によくしてくれるね。もちおと結婚できてよかった。はてこしあわせ」
「そうかそうか。それはよかった」
「わたし暴言も吐くけど、三杯くらい誉めたり感謝したりしてるよね」
「ん・・・」
「なに。倍くらいだって思ってるの?」
「とんとんかなと思うけど、酷い言葉の方が印象に残る」
愛してる大好きありがとうのあたりは挨拶でカウントして
開けたら閉めろ使ったら戻せ点けたら消せ早く寝ろは暴言でカウントしてると思う。
2014年、年の瀬の大喧嘩の結末。
「おまえとはもう暮らしたくないんだよ!」
「あーそー。後であれは言葉のあやとか言わないでね、書いて書いて」
2014年最後に書いた言葉
「はてこと一緒の家で生活したくありません。」
「あーはてこはかわいーなー。もちおはしあわせだなー」
「はてこと暮らしたくないんでしょ。今年は自立に向けて計画するから」
「あれは間違い。はてこに煽られてカッとなって言った」
「人のせいにするな」
「間違いました」
「それも書いて」
2015年最初に書いた
「この時は腹が立って、ついこんなことを書いてしまいました。撤回します。」
※本名が記載されているので画像は控えます。
もちおが仕事が忙しくなると情緒不安定になり、意味不明な怒り方をする。
以下、激務でおかしくなってた時の謎発言。
「もしもし、はてこだけど。もちお、いまどこ?」
「『いまどこ』っていうの、止めてくれない?監視されてるみたいで嫌だ。」
「は?」
「普通は『いま大丈夫ですか』っていうだろ。お義父さんも言うけど、方言なの?!」
方言なわけあるか。
「おかえりなさい。お風呂とご飯どっちにする?」
「帰ってすぐ寝たいのに、はてこが風呂沸かしたり飯作ったりしてるせいで寝れない!」
飯抜き続けてたら目が覚めなくなるぞ。
年の瀬に妻と大喧嘩。
「おまえは俺のために何もしないじゃないか!」
「毎日ご飯と弁当作ってるのはもちおのためじゃないの?」
「俺が好きなおかずをいれるとか、そういうのだったら入る!」
好き嫌い言わずにありがたく食べろ。
「ねえ、もちおははてこが作る弁当に満足してる?」
「満足してるとも!」
「ほんと?!」
「おう。あんな弁当箱持ってきてるの俺だけだからな」
弁当箱にかよ。
2014年年の瀬のことでございます。
「ねえ、宇部のもちおの実家に行って、ずしょさんちにも行こうよ」
「やだ。呼ばれてもないのに行きたくない」
「『どなたでも泊まりにいらしてください』ってハイクに書いてた」
「そんなの社交辞令か一部の仲良しあてに決まってるだろ!」
「違うもん!もちおがそう言ったってハイクに書いてやるから!」
「勝手にしろ!」
しかしにわかに不安になり、結局年末年始は引きこもって過ごしました。
「おかえりなさい。今日なにかいいことあった?」
「あった。帰ったらはてこさんがいた」
大舅を見送って以来、もうずっと忌野清志郎版デイ・ドリーム・ビリーバーが脳内リピートし続けているらしく、日々戦々恐々としている。
妹のダンナ、義弟3号は長身・固太り・坊主・髭。
「ゲイの愛されスタイルですね」
「前に新宿でラーメン食べてたら、隣に座ったオカマに頬っぺた舐められたって」
「え!」
「で、『ごちそうさま』って言って、一万円くれたって」
「ええ!」
妹の夫、義弟3号。
「最近タカ子っておネエキャラ作り出して、喧嘩になるとそれで対抗してくる」
おネエ言葉で返されると、なんか和むよね。
知人とお茶を飲んで来た妻。
「何度やめろって言っても話ながら何度もこっちのこと指さすんだよ」
「その度に『ドーン!』『ドーン!』って言ってやりゃよかった」
心の隙間を埋められていたのか…!
悲しみのあまり他界した祖父に関するあれこれをどっさり家に持ち込んだ妻。
「モノ減らそうと思ってるのに・・・もらい過ぎた・・・」
「もらい過ぎたら減らせばいいでしょ!もらわなくて後悔するよりいいでしょ!」
そこがあなたとわたしの相いれないところよ。
妻祖父の遺品整理にゆき、形見分けに参加。
「これ、持っていけっておばあちゃまが言ってる気がする・・・でも絶対に使わない・・・」
「持ってきなよ!持っていけばいいじゃん!」
「う・・・うん・・・そうしようかな・・・」
「もちおはこれとこれも持っていく!」
「それはいらないでしょ」
「だっておばあちゃんが持っていけって!」
なにイタコってんだ。
弁当用に、現在高校生の甥太郎が保育園で使っていた箸を使って来た。
「今日、箸が折れちゃった」
涙ぐましい創意工夫で食べきった模様。

あちこちに飾られ始めた羊グッズを見て。
「俺が馬だったら怒ってるな。『まだ俺の年だろ!』って」
老兵は死なず、ただ消え行くのみ。