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Tips:横着して自分に楽な書き方をすると、第三者には「何について」言っているのか分かりにくい文章になるよ。
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今日のダンナのことを語る

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今日のダンナのことを語る

抗がん剤がキツくて主にベッドでネット見る生活だったが、昨日から休薬期間に入った。

「『毎日一時間程度の散歩をしていた人は生存率が高い』だって。もちおも散歩しようよ」

さっきキックボクシングへ出掛けた。

見守る側の心臓がバクバクする。

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「はてこはいいこだなあ。きっとはてこには生まれたときから神さまがついていたんだね」
「そんなこと・・・」
「貧乏神という」

こういうことをいえるくらいげんきが出て、ありがたいことだと思わなければいけない。

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「これ、俺じゃないよ。医療過誤?」

心拍や血圧を表示するモニターの名前が「かたばれ もちお」みたくなってた。

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術後、腹がくっつくまで笑ってはいけないという状況がツボに入って激痛。

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手術中の人の性別年齢担当医の一覧が家族待合室に出る。
還暦過ぎの高齢者ばかりのところに「39」というもちおの年齢がポツンと浮いている。
明日はお誕生日。派手な30代最後の日になった。

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妻が作った身体思いのスープを携帯するためスープジャーを買いにいく。外国人向けなのか、商品タグが平仮名、カタカナになっていた。

「これだけ商品名が違うよ」

『タイガー もほうびん』

「これは、タイガー製なんですか?タイガーを真似たティガーっていう会社のものとかそういうことはないですか?」と店員を問い質して困らせていた。

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「病室に電化製品を持ち込んではいけない」という但し書きを読み、持参した電気ポットのスイッチを入れないでいる一方で、Androidスマホ、iphone 、ipad、PC を枕元の電源に接続しまくっている。

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最初に入った病院の入院説明を読んだ。
「ここ日本語おかしい」
「どこ?」

『術後の食事:医師の許可があれ』

「これは、願いなのか」
「違うよ」
「だったら『医師の許可よあれ』だろう」
「違うよ」

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大学病院の部屋がいかにも清潔で陽当たりがよく、静かで機能的で広々としていて気に入った模様。大部屋ながらはじめに入った病院の個室よりだんぜんよい。

「いやあ、ここはいいところだな。すぐ出るのが惜しいくらいだ」

バカをいうな。

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「あれから調べてみたんだけどね、もちおはこれが効くんじゃないかと思うんだ」
「あら、いいじゃない。使ってみようよ」
「でも一日千円くらいするんだよ」

保険の一時金で買いたい!と大騒ぎしていたバイオゼットキャンバスのハイスペック版ごじゅうまんえんと比べたら大したことない。

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ヘソに触られるだけで奇声を上げるくらいヘソを大事にしているのに、検査手術で腹腔鏡をヘソから入れられることになり、昨夜は眠れなかった模様。

手術が安全に執り行われ、順調に快復するよう捧げられたハイカーの祈りに感謝します。

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家族との会話を晒す

もちおは幽霊出たらびっくりするほどユートピアで除霊する
オカルト板では「ちんこ音頭」を歌うのも定番である。

「あのね、はてこ思うんだけどね、陰陽でいったらちんこは陽じゃん?だから幽霊出たらちんこを握ればいいと思うの」
「なるほど」
「布団の中でじっとしてるなら、ちんこをぎゅっと握っていたらいいと思う」
「そうだな」
「でも手をぎゅっと引っ張られたり、布団をガッと降ろされたりする勢いで、ちんこをぎゅっと引っ張られたらいやかな?」
「『冷たい手だねえ』ってなる」

余裕ある。

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検査結果が出た

「ガガガガーン ガガガガーン
 ガガガガン ガガガガンガ ガガガーン
 ガガガガン ガガガガンガ ガガガーン
 ガガガガーン ガガガガーン ガガガガン ガン ガーン
 ガガガ ガーン…」

ベートーベン運命のメロディで検査結果のショックを表現していた。
いわんこっちゃない。

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「競泳選手がラジオで言ってたんだけどね、毎朝強化合宿で10万キロ泳いでたんだって」
「10万キロはないだろう。光の速さが1秒で地球7周で30万キロだよ?その三分の一を毎朝泳ぐってないだろ」
「でもそういってたもん」

「FMの 電波に乗って~ 電波なことを 言い出した~
10万キロ 泳いでいると~ この水泳選手は 真顔でいった~」

メロディと歌詞がぴったりで、替え歌かと思うほどクオリティの高い即興シンガーソングだった。
人を小馬鹿にしているとき、disっているときのもちおは本当に頭が切れる。

たぶん10万メートルっていってたんだな。

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「怖がったり、驚いたりしちゃダメなんですよ。向こうの思う壺なんですよ」
「あー、そうだよね。そんなにびくびくしてたら『やったー!』って喜ばれちゃうよね」
「そうそう」

「じゃあ電話から声がしたとき、どうすればよかったんだろう。『あたしのことじゃないですよね』っていわれたら」
「『聞いてねえし』っていう」

取りつく島もない。

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もちおはそういうの見るけど、相手にしないよね
「え、もっちゃんああいうの見るの?」
「まあ、たまにですよ」
「へえ、すごいな」
オカルト部入部に憧れるはてこ兄は尊敬のまなざしでもちおを見つめた。

「でもああいうの見るときって、なんかぜんぜん怖くないんですよ」
「え、そうなの?」
「ええ。珍しい虫を見るような感じ」

こういう人を驚かせるのは難しいよ。

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オカルト部注意

義弟が寝室で、いるはずのない女性が、ベッドの足下から布団の上に這い上がってくるという経験をした。
義弟は恐れおののき布団をがっつりかぶって震えていたが、女はやにわに布団を引きはがした。
「ひぃぃ!」と思った瞬間女は消え、深夜の寝室で義弟はひとり夜が明けるまで縮みあがっていた。

義弟がその家を去り、義弟の部下である父子がその家に住んだ。

家の中では不審なことが続いたが、部下は娘の仕業だと思っていた。
録画したはずの番組がたびたび消えるので、部下は娘を叱りつけた。

「あたしじゃない!あたし消してない!」
「おまえ以外い…[全文を見る]

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オーバーワークで冗談抜きに妻を寡婦にする気まんまんのもちおに、どう接していいかわからない。
検査結果は来週。

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「お弁当があるからね」と伝えても手渡さないと忘れてしまうので、朝寝する日はこうして伝言を残します。