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今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『ミッション:インポッシブル フォールアウト』(2018 クリストファー・マッカリー)

・イーサン・ハントは「うわうわうわ」とか「無理」とか「困った」とか「あ〜〜〜〜死ぬかと思った」とか全部顔に出るのがいいな。
・とにかく、最初から最後までおしみない。エンドクレジットも短い。「尽くされている」と感じる。
・イーサン・ハントがいる地球に生まれてうれしいです。

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『クリーピー 偽りの隣人』(2016 黒沢清)
・西島秀俊の不自然な台詞回しがまったく浮かない、怖い世界。
・東出昌大の死んだ目がまったく浮かない、怖い世界。
・コの字に家を建てたらいけないっていうのは村上春樹の小説にも出てきた気がしないこと? みんな、気をつけよう、香川照之が来るぞ!

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『おじいちゃんはデブゴン』(『我的特工爺爺 The Bodyguard』サモ・ハン・キンポー)
・語り手が顔を出すタイミングが素晴らしかった。
・この語り手はタフで優しくて、ほんと素敵。
・いろんな夢が詰まっていて、切なくなったり愛しくなったりしました。

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ちょいちょい必ずや観なければいけない映画として挙げられる『28 日後…』、今日観ました。謎のウィルスがロンドンで猛威をふるって、28日後に主人公が目を覚ますと辺りには人っ子一人いなかったの。
・むおー、ふんとに、おもしろかった。連続再生しそうになりました。
・あのう、よくわかりませんのですが、ちょっと古めかしさを偽装してるっぽい感じなんかも素敵でしたわ。
・ハンナちゃん、できるやつ。ハンナちゃんがいてくれるだけでぐっと青春映画っぽいことになっちゃって、胸をざくざく打たれました。また明日観ちゃお。

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『22年目の告白 私が殺人犯です』(監督:入江悠、原作:チョンビョンギル『殺人の告白』)
・原作では言葉の応酬の末判明することが、本作では映像一発と曾根崎雅人(藤原竜也)の思いがけない跳躍で明るみに出るというところが一番「日本語っぽい」感じがした。
・それでも言葉が追いつかない地点にたどり着くためには言葉を尽くす以外ないわけで、この映画はそこに成功しているように思う。
・ぼそぼそ話す登場人物の耳を澄ませても聞き取れない言葉、それ自体はまぶしいほど明るいのにどこも照らしていない照明、夏帆の放つ違和感などが印象に残りました。
おすすめです!

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『スーパー・チューズデー 正義を売った日』("The Ides of March" ジョージ・クルーニー)
・あら〜たいへんなことに……今日は、もう昨日の続きじゃなかった……
・うまいところをつかれてしまったのだけど、当人としては「さあ! 悪いことしてやるぞうっ!」とかそういうつもりはなかったわけで、後で報告すればいいやくらいの軽い気持ちだったわけで、そして彼女のことも何なら素敵なことみたいな気持ちだったわけで、正義漢の自分がまさかそういうかたちでほいほい一線を越えているとは想像もしていないわけで……ああ、あそこにヒロシかだれかがいれば、こうまではならなかった……
・とにかくスピード感が。あわわわわわわわ〜と言っているうちに……ふ〜〜〜

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『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』("Winchester"、マイケル・スピエリッグ&ピーター・スピエリッグ)
・うわ、うわわわ、うーわーと「なんか出たーーーーー!」→「と思ったら人間ーーーーーー!」の繰り返しでどんどんタガがはずれていきます。
・出てくる人の顔がみんなかっこよくて(美形だからという意味ではなく)見応えがある。
・意外と登場人物それぞれの高潔さが目立ち、美しさも印象に残るのできれいなもの好きの人にもおすすめ、と言いたいけど、まあ、こわいことはこわかっただす。

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「ビューティフル・デイ」("You Were Never Really Here" リン・ラムジー)
・主人公ジョーの言語体系の中にすっぽりはまったかのような、同時に、ジョーの息づかいが耳を離れず、人々の体温がむわっと立ってくるような 90 分でした。
・サントラ買わねば! っていう感じじゃない方向で音楽が良かった。
・今日は朝一番でこの映画を見て、ゆっくり思い出しながら家に帰ってきて、はしごしなくて良かった。

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『万引き家族』(2018 是枝裕和)
・見終わって灯りがついて、やけにぺかぺかしたビルの中を歩いていると、こっち側が嘘で、自分がカメラの前で演技をしているような気がしてしかたなかったし、それでいて行き交う人々の顔がとても重たく見え、ほんものとほんものらしさと嘘の間をぐるぐる回っているような気になりました。
・シーンの切り替えや、登場人物たちのやりとりのタイミングが穏やかで、彼ら彼女らの気持ちに心ゆくまで付き合えるような長さがあって、それが「間」だとか「ため」ではなく、ごくごく自然に生じた長さだと思えた。
・これはどこにでもある話で、誰にとっても切実な話だと思う。

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『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』("The Florida Project" ショーン・ベイカー)
・横長の風景に点在する極彩色の建物、夏休み、朝か夕方かわからない生活、雨、牛、鳥、ワッフル、アイスクリーム、そんなものの間を縫って、やんわりと網の目が小さくなってた。
・ずっと笑っているし、毎日楽しいけれど、ノックの音に緊張し、言い合う大人の声がする方向には目線を動かさないようにじっとしているこどもたち。
・全部心に残ったけど、ラストがあのラストで良かった。あれがなければ自分の記憶と混ざりそう。

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欧州危機で研究費削減をもろにくらった先生たちがなぜか合法ドラックの捜査にかり出される『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』("Smetto quando voglio: Masterclass" シドニー・シビリア)を見ました。
・三部作(一作目が無印の "Smetto quando voglio" で、今作に「修士課程」みたいなサブタイがついているので、次回 "博士課程" ってついて終わるのでは)の真ん中からいきなり見てしまう事件でしたが、それでもすんごいおもしろかったです。
・10 人と人数が多い上に大学でポストを失った=大学にポストがある人ととしては若…[全文を見る]

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『デッドプール2』("Deadpool 2" デビッド・リーチ)
・くまちゃーーん!!! ……くまちゃん……? くま……くまちゃん……
・『インヒアレント・ヴァイス』って映画で、ジョシュ・ブローリンがアイスキャンデーをれーろれーろしながら車を運転しているその助手席でホアキン・フェニックスが「こいつ、なんなんだろ……考えたくないけど、こいつも一応人間であるからして……」みたいな顔でジョシュ・ブローリンをしげしげかついやそうに眺めるという素晴らしいシーンがあったのですが、今日のデップーで、あ、今、あのシーンの逆バージョンだなってこととかありました。
・さわやかでした。

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『ゲティ家の身代金』("All the Money in the World" 2017 年、リドリー・スコット)
・人々の言動がぴしっぴしっと影響し合って結末に至るので、実話が元という感じがしない。
・マーク・ウォールバーグ演じるフレッチャー・チェイスがミシェル・ウィリアムズ演じるアビゲイル・ハリスに「またその言葉だ。『ジョーク』。ジョークと言うならそれなりの対応をすることになる」と感情を露わにすると、ゲイルもそれに応えて(多分口癖の)「冗談でしょ」を言わなくなる。そういうところがフィクショナルで、全編そういう手法で貫かれているのがおもしろかった。
・…[全文を見る]

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『ピーターラビット』( "Peter Rabbit" 2018 年、ウィル・グラック)
・きらきらした目でにやりとわらうピーターが初登場でいきなりバイオレンスで、基本的にずっとバイオレンス、アクション、時々もふっ。
・ドーナル・グリーソン登場シーンでぶほわっと笑ってしまったのはなぜなのだろう。
・たったの 95 分に、ピーターたちのこれまでと今とこれから、そこにからんでいく二人のニンゲンのこれまでと今とこれからがぴちっと収まっていて、無理なく楽しかった!

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ナンシー・ケリガン襲撃事件から材を取った『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』( "I, Tonya" クレイグ・ギレスピー)を見ました。
・フィギュアスケート、ルール変わって(というか評価項目が細分化されて、講習や会議がオープンになって)ほんとよかったし、ルール変更に尽力した方々はなんて勇敢で献身的なのだと思う。
・殴られたり殴ったり銃で脅されたり脅したりのトーニャとジェフですら、会って恋に落ちたときはほんとかわいい。
・真相を追究する! とか、だれそれの責任を追及する! とかじゃなくて、また、DV 経験者がトラウマを刺激されるほど露悪的でもなく(速度があるから。人によると思うけど)、多声的で、そういうとこ映画だなって感じだし、なかなかキュートだし、私は好き。

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『ジャズ大名』(1986 年、岡本喜八)
・ジャズってる間に明治になってた。
・殿の悪癖、篳篥(詳しい人の弁によると、篳篥は「うまくても下手でもこの程度」だそうです)がこんな形で役に立つなんてドリーミング。
・故郷に帰るつもりがうっかり日本に漂着してしまった三人組、そろばんで移動する有能な妹、その妹に適切な指示を飛ばす姉、質素でクールだが篳篥だけは困ったものの殿様、ちょっぴりおかたいタケモトピアノ、出番のない大砲、通り道にされる城、打楽器に生まれ変わるそろばんと、素敵なものでみっしり。おすすめです!

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『ドリーム』("Hidden Figures" 2016 セオドア・メルフィ)
・ああ、おもしろかったあ。
・靴のかかとがひっかかっちゃうような実験室のつくりとか、あっちの棟からこっちの棟に連絡するのに走るしかないとか、コンピューターを入れようとしたらドアが小さくて入らないとか、そういう、急激な変化についていっていない部分がおもしろかった。比喩でなく実際ハンマーでごん! ごんごん! とか。
・自分が差別的だとは夢にも思っていなかったスタッフォードさんやミッチェルさんにとっても、日々自分との闘いで、そういう人々のことも静かに映していて良かったです。

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『女神の見えざる手』("Miss Sloane" 2016 年 ジョン・マッデン)
・ジョン・リスゴーーーーーー(ひゅんっ)! マーク・ストローーーーング(ひゅひゅんっ)! ジェシカーーーーーー・チャステイン(びゅひゅほわああ)!!!
・「一方、このときスローンさんは実は……」と常に常に想像させられるので、現に観ている映画と脳内映画が正面衝突して大変です。
・オイディプス王ばりのクラシカルな物語に、ミス・スローンのどきどきが止まらないフレッシュな存在感、星明子のようなマーク・ストロング、「これからの人」まるだしの若者たち、もう、異常におもしろかった。

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『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』("Avengers: Infinity War" 2018 年、ルッソ兄弟)
・目がいい。映画ならでは。
・それ以外は何も言えない。
・だって、あの、あら? 誰か来た

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1980 年「光州事件」を取材したドイツ人ジャーナリストに同行したタクシー運転手の材を取った『タクシー運転手 約束は海を越えて』を見ました。
・デモに眉をひそめる「ふつうの人」が戦闘に巻き込まれていく、学生がちょっとした夢を話す「ふつうの日常風景」が戦闘風景に変わる、その変わり目が見事でした。
・この映画の作り手は、観客を「辛い目に遭ってきた人々」そして「罪の周辺にいる人々」と想定していると思う。
・妖精のようなガンホさんが朗らかに私たちを 1980 年の光州につれていき、そしてちゃんと日常に帰してくれます。おすすめです。