『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』("Mandy" 監督:パノス・コスマトス)
・あっ、これって妻を殺されて復讐に向かうっていう、ニコっちのいつものやつかと気づいたのは見終わってしばらく経ってからで、いやなんかもうすごかった。
・正気な登場人物たちが正気を維持してるかわりにみんな詩人で、正気な人同士で話してるシーンがなんかすごくて、「今、何を見ているのかな」という気持ちになりました。
・起きて寝言を言うタイプの悪役が出てくるんだけど、起きて寝言言う奴界の中では小粒な分、なんかよくわかんない生き物いっぱいでてきて、あれっ、何を見ているのかなって気持ちになりました。
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今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る
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『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』("Smetto quando voglio" 2014 年 シドニー・シビリア)
・ぱっと始まってわくわくっとさせて笑わせてはらはらさせてく〜〜〜お〜〜〜は〜〜〜とさせて、ぱっと終わる。
・ラテン語の先生たちは時々ラテン語で喧嘩するのがおもしろいのと絵面がおもしろいってだけでラテン語の先生であることが特段役に立つわけではないのにおもしろい。
・「なんだ、麻薬の密売か……浮気じゃなかった……(ホッ)」ギャグにきゅんとしました。
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『search/サーチ』("SEARCHING" 2018年 アニーシュ・チャガンティ)
・とにかく、めっちゃくちゃおもしろいので人類が見逃さないことを祈ります。
・スリープ画面をこんなにもドラマチックに感じるとは。
・パパが全然「カメラの前」感ないの。すごい。名優。愛しています。
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『ヴェノム』("VENOM" 2018年 ルーベン・フライシャー)
・さわやか!
・予告と本編の関係がお洒落。
・やだこの人すてき! ミシェル・ウィリアムズみたいって思ってたらミシェル・ウィリアムズだった。名優ね。愛しています。
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『サマー・インフェルノ』("Summer Camp" 2015 年 アルベルト・マリーニ)
・は〜〜〜〜おもしろかった(バタッ
・ちょっと前に「金融危機で廃墟と化したスペイン各地のゴーストタウンの現在」っていう記事見たのと、スペイン廃墟地図とか、ヨーロッパ廃墟ツアーとか、そういうのありますでしょう。だから時間が経ったら実話って自分の脳が勘違いするんじゃないかと今から不安です。
・無軌道な若者が、じゃなくてサマーキャンプの指導員としてバイトに行った若者たちが行方不明になったってニュースが流れた後で、手かせと目隠しをされた女性が……しかしそれは……って感じで「え? え? え?」ってなりつつ、その「え?」がわざとらしくなくて、単にびっくりじゃなく、まあとにかくおもしろかったです。
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『死霊館のシスター』("The Nun"、コリン・ハーディ)
・2018 年「乗りかかった船だから」大賞最有力候補。
・「ミラクルハンター」って言葉が聞こえたのだが気のせいだろうか。
・主要登場人物三人の勇敢さと献身にびびりました。
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『イコライザー 2』("The Equalizer 2"、アントワーン・フークア)
・「面倒見が良い」という域を軽く越える、度を超したお節介、片付けなければ気が済まない、度を超したきれい好き、そして何と言っても口げんかで負け知らずのその弁の立ち方。マッコールさんは今日も立派なおばさんでした。
・十分に一回、ちょっぴりマッコールさんが怖くなるけど、悪いのはマッコールさんじゃないの!
・ずっと雨が降っていて、濡れた道にマッコールさんが映るのが良かった。
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『バーフバリ 伝説誕生 完全版』( 2015 年、監督:S・S・ラージャマウリ)
・よしわかった。余は今豪快な気持ちである。
・バーフバリ(子)の顔を覆った布がふぁさ〜っと取れて微笑みがこぼれ……のくだりが最高でした。
・滝登りとか、とらわれの身となっていた母が「王子は必ず帰還する……」と身を震わせていたその頃息子は木の上で女性にちょっかいを……とか、「よくぞこの子を戦士として立派に育てて下さった」「(いえ、あの、そんなことととはつゆ知らず、あの子が勝手に毎日毎日滝登りをしていただけなんです)」とか、挙げ出すとキリがないですけど、とにかく『王の凱旋』を早く見て、「でもお兄ちゃん(従兄)も気の毒よのう」という今の気持ちにケリをつけたいです。
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『プーと大人になった僕』("Christopher Robin"、2018 年、マーク・フォースター)
・プーたちと、クリストファー・ロビンの同僚のみなさんとは話す言葉の種類がそれほどかけ離れていなくて、その中でクリストファー・ロビンだけが違う話し方、違う発声というのがおもしろかった。
・クリストファー・ロビンが言葉を取り戻すまでの冒険という面もあるので、観ているというより、読んでいる気になりました。
・ぬいぐるみとお別れする必要なんて、最初からなかったのです。
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『MEG ザ・モンスター』(ジョン・タートルトーブ)
・サメたん……サメたんが……サメたんは悪くないのに……
・でも、相対するジェイソン・ステイサムさんの「サメ感」がサメちゃんの存在感と釣り合いが取れていて、とっても素敵でした。
・冒頭で生き残る気力を失った人物が自分を犠牲にして仲間を助けるんですが、そういう場面が無自覚に繰り返されたら嫌だなあと思っていたら、わりと物語的にきちっと別の回答を出して終わるとか、科学的なことはともかく、ちょこちょこ出てくる物語上の問題点はわりときちかちっと収めるところに収めていったのなんか、こういうジャンルものとしてはなかなかさわやかな態度でいいなと思いました。
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タイに旅行に行った娘が消息を絶ってお父さんが立ち上がる『SPL 狼たちの処刑台』(2017 年、ウィルソン・イップ)を観ました。
・ロケーション、俳優陣の演技、アクション、演出は最高、脚本ダメでいつも通り……と言って(どっちの意味でも)済ませられない。
・タイの横長の風景と逆に狭い路地、屋上、この手のでよく出てくる黄色いびらびら、重力を無視して飛んだり回ったりするおじさんたち、パパ・ルイス・クーの大大大大大熱演、圧勝。
・話は律儀といえば律儀だけど「なんかもういいかげんにしてほしい」というか、あっ、ルイス・クーがこの感じで来るってことはああなってこうなってああなるのかな、でもまさかね、さすがにラストは全然想像のつかないものになるんだろうなって思ってると想像通りになってしまう。
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「民主化宣言」に至る韓国民主化闘争の一幕を描いた『1987、ある闘いの真実』(2017 年、チャン・ジュナン)を観てきました。
・学生主体の闘争であったところに、サラリーマンを含む一般市民が加わって民主化闘争の層がぶわっと厚くなる転換点の描き方が繊細で「ああ、映画を観ているんだなあ」という気になりました。
・テンポが良く、かつ重い。
・ブン、ブンと重いビートで話が進行するなか、飄々と法を守るハ・ジョンウがさわやか〜で、さらにそこにまさかの「堂々たる大学生、カン・ドンウォン」登場できらーん☆ ということもあり、場内涙だけでなく笑いにも包まれ、豪華な 129 分でした。
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「カメラを止めるな!」
・二回目でもまるで初回のように楽しく素敵な映画でした。
・「ポン!」と「こんな所に斧が」で最低あと半年は思い出し笑いができる。
・洒落てる。洒落てるって素晴らしい。
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BS - TBS で『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』。エンドロールまで流してくれて、雨子感激。
・主人公のコステロはフランス人、コステロが雇う三人の殺し屋は香港人。で、全編大体彼らの第二言語と思われるたどたどしい英語で進む。そのぎくしゃくした感じがいい!
・主人公がどんどん記憶を失っていくなか、静かに約束だけが残るというのがいい!
・敵が銃を構えた瞬間生じる「あっ、この人たち強い」という感じ、傘の群れの中をゆっくり移動する殺し屋たち、圧縮された紙資源ゴミを盾に展開する謎の襲撃戦、ごはんが出てくると動きが速い雪ちゃん、ハニートラップにもんのすごくあっさりひっかかるサイモン・ヤムなど見所満載ですが、やっぱりごはんシーンがいい!
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「バンクシーを盗んだ男」( 2017 年 "The Man Who Stole Banksy" マルコ・プロゼルピオ)
・覆面画家バンクシーがベツレヘムの分離壁に兵士とロバの絵を描いて、激怒したタクシー運転手のみなさんが壁ごと切り取ってオークションに出してそしてそして……ということなのですが、まあ、ほんとに、事が事だけに全然片付かない。
・みんなすごいしゃべるんだよ。終わってない、まとまってないことだから、しゃべりながら考えて、考えながらしゃべるので、字幕を追うのが大変でした。
・ほんと、窓のない高くて長くてでかい壁って醜い。
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「オーシャンズ 8」(2018 年、ゲイリー・ロス)
・デビー(サンドラ・ブロック)とルー(ケイト・ブランシェット)の美声がきわまっていて、歌……? 歌っているの? という感じでその音色で頭がいっぱい。
・「……を夢見る 8 歳の女の子のために」スピリットでいろいろと乗り越えられそう。
・刑務官やメット・ガラのスタッフさんたち、それに警備会社の人たちなど、登場した瞬間「あっ、まっとうな人だ! いい人だ!」という感じがするのがまたなかなかよかったです。
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『ウインド・リバー』(2017 年 "Wind River" テイラー・シェルダン)
・生き延びた人と生き延びられなかった人がともにある感じ。
・速度に対する批判が冒頭近くにあって、そのかわりに、会いたくてそのとき会える人にはまっすぐ会いに行き、そばにいてほしいと請われればそのままそばにいるということが繰り返し映されて、そのことと事件や土地のハードさとの対比がきっぱりしていて、肺の奥まで清潔に寒かった。
・ついサントラを買ってしまったのですが、「かけるだけで温度が下がる」という効果を期待しています。
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『7 号室』(2018 年 "Room No. 7" イ・ヨンスン)
・全体の五分の四くらいまでめっぽうおもしろくて、その段階では「今全体の三分の二くらいのところかな」っていう体感。
・はやらない DVD 個室の 7 号室に店長もバイトもやばいものを隠してさあ大変、っていうあたりと、世代の違う二人が全然別の苦労をしていて報われない気持ちを抱いているっていうあたりと、その二人が全然アクションじゃない、どたばたの喧嘩をする辺りまではめっぽうおもしろかった。
・でも、出てくる人出てくる人、「わかんないけどわかる」って感じしたよ。だからまあまあおもしろかったってことかなあ。
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『沖縄スパイ戦史』(2018 年、三上智恵、大矢英代)を昨日観ました。
・当事者たちの証言とアメリカの公文書館等に残る史料から描き出す、沖縄北部での住民を巻き込んでのゲリラ戦、スパイ戦についてのルポで、たいへんな労作。
・たとえば少年たちを編成した護郷隊の隊長、村上さんは、中学校の先生になりたいという希望を持ちながらあれよあれよという間にスパイ教育を受け、沖縄に配属になったときはたったの 22 歳で、生涯少年たちと沖縄への贖罪意識に苦しみ、追悼し続け、自身のご家族にはほとんど護郷隊について語ることができなかったという、そうした一兵士の痛ま…[全文を見る]
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『カメラを止めるな!』(2018 上田慎一郎)
・素敵な映画でした。
・顔が気持ち悪くないっていうか、顔がたいへんきれいに撮られているというか、顔が、好きな顔が多かったってことなのかな……いや、いろんな顔が結構なアップで出てくるんだけど、それがいちいち変な圧迫感がなくて、なんて言ったらいいのかなあ、「あっ、顔だなあ」って感じはするんだけど、それが嫌じゃない……
・なんだったら書いても支障がないのだろう……ある言葉の意味が前半と後半でがらっと変わるのですが……うーんと、ネタバレに遭わない方がいいと思うので公開拡大された今、どうぞ! おすすめです。
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