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Tips:行頭を # で始めると、その行は見出しになる。# を複数置くと中見出し、小見出しを作れる。
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俳句のことを語る

銀漢や島から島へ舟灯

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雨の粒えのころ草と弾き合ふ

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イヤフォンの人瞬きぬ秋の風

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月明や力士寡黙な手酌酒

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菊日和ホールケーキの箱の熊

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パラソルの色あざやかに磯日照雨

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春波濤海の裏側銀の箔

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汝と吾のあはひの水位春の潮

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背番号1はライトに塩蜻蛉

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秋簾球児の謳ふ山遥か

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貰ひ仔を語りつつ摘む百合の蕊

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脱ぎ捨てるエナメルシューズ虹二重

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かき氷来て隣席の話止む

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紫陽花の裏空透けるアーキテクチャ

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明易の夢の隙間に挿す栞

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不如帰岩に展ぐる航海図

*落選句

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燕来る窓辺や猫のかまびすし

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シャワーして午前半休いただきます

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風邪ひきの猫の陽だまり薔薇の園

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南吹くマリンタワーの天辺へ