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Tips:書きやすい書き方が、読みやすい文章になるというものではない。時には読む側の目になって自分の書き物を見直してみよう。
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(世界各国の夏期休暇) オーストラリア・・・1ヶ月半 スペイン・・・1ヶ月 スウェーデン・・・年齢に応じて25日から32日 オーストリア・・・35日 フランス・・・5週間+労働時間が半分になる日が2週間 ポーランド・・・46日 ※10年以上働いている人は+10日 ドイツ・・・最低33日・最大37日 イタリア・・・最低32日・最大42日 ノルウェー・・・平日だけで25日 日本・・・5日 さて、どう思います? これこそガラパゴスでは? 働きすぎだとか議論する以前の問題だと僕は思います。

私の名前は高城 剛。住所不定、職業不明

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[観たい映画]

糸井   で、この間の『スラムドッグ$ミリオネア』。
堺   ぼく見てないんです。
糸井   あれも実は、『キサラギ』型なんですよ。
堺    へ~え!
糸井 織物だとすれば、縦糸はこう、横糸はこうっていうことを
     すっごい知的なゲームとして完全に俯瞰で作っていて、
     気の毒なインドの現実みたいなことを言わせない
     何かスカッとした部分があった。
    「俺はこんなこと言えた義理じゃない」
    っていう監督の遠慮があるんですよ。
   そこは清潔感があるんですよね。
    あれ、『キサラギ』だと…[全文を見る]

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選択式の客観問題に比べて、頭の良さを測るのに適当であると思われている記述式の問題では、遮眼帯をつけた馬さながらに、誤って思いこんでしまった解答の方向を軌道修正する機会もないままに、まっしぐらに誤答を書き続けてしまうような暴挙を、選択式の客観問題では、他の選択肢を視野に収めることで、避けることができる。むしろ自己を対象化し、自身の考え方を相対化する訓練として、選択式の客観問題はおおいに有効なのである。

(村上春樹超短篇小説案内/波瀬蘭)

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希望はいいものだ。多分なによりもいいものだ。
そして、いいものはけっして死なない。
                                                 
スティーブン・キング「刑務所のリタ・ヘイワース」

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佐野君はダディさんが来ていることをまったく知らなかった。
楽屋に訪れた人たち、一人一人の方達との応対の最後に、ようやく二人は向かい合い握手を交わすことになった。
この瞬間がこの日の、予期せぬもうひとつのアンコールだった。
ダディさんと向き合ったとき、佐野君の目から光るものが流れ落ちていた。
言葉にならない何かがそこに行き交っていたのだ。
それを感じた僕はまた眠い目をこするふりをしようとしたが、今度はそれではすまなかった。

伊藤銀次
http://ameblo.jp/ginji-ito/entry-10928797729.html

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佐野:『Film No Damage』に収録されてる当時の僕のロック・パフォーマンスというのは、演劇的だし、何より過剰ですよね。何か物事を変えてしまいたいと思う時に、必要なのは過剰さで、理屈を吹き飛ばす過剰さが必要なんです。物事を変えようという時には。それがまさにイコール、ロックンロールだから。どうしてここまでシャウトするの? あの体の震え、なんであんなに細かくシェイキンしてるの? そういう過剰さが、初期の僕のステージには溢れていて、演劇的と言い換えてもいいし、ただの馬鹿な過剰と思ってくれてもいいんだけど。そこが面白いと僕は思いましたね。とにかく、何かを変えたがっていた時期なんです。
http://www.barks.jp/news/?id=1000093984

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二十歳ぐらいの頃に寺山修司さんの本を読んだことがあるんですよ、一冊ぐらい...一冊半ぐらいかな?で、途中でね、
この人は天才だって解ったんですよ。で、これ以上読むとこの人のエピゴーネンになっちゃうからやめようと。
だから寺山修司がすごいってことはわかってるんですけど本はろくに読んでませんという不思議なことになってしまう。

(橋本治/週刊ブックレビュー841号 2009年06月)

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ファシズムと聞くと全体主義、ムソリーニ独裁やヒトラーのナチスが浮かぶ。「そういう、銃剣持ってざくざく行進というんじゃない。ファシズムはむしろ普通の職場、ルーティンワーク(日々の作業)の中にある。誰に指示されたわけでもないのに、自分の考えのない人びとが、どこからか文句が来るのが嫌だと、個人の表現や動きをしばりにかかるんです」

息苦しさ漂う社会の「空気」 辺見庸さんに聞く
毎日新聞 2013年05月09日 東京夕刊
http://mainichi.jp/feature/news/20130509dde012040020000c.html

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ファシズムと聞くと全体主義、ムソリーニ独裁やヒトラーのナチスが浮かぶ。「そういう、銃剣持ってざくざく行進というんじゃない。ファシズムはむしろ普通の職場、ルーティンワーク(日々の作業)の中にある。誰に指示されたわけでもないのに、自分の考えのない人びとが、どこからか文句が来るのが嫌だと、個人の表現や動きをしばりにかかるんです」

息苦しさ漂う社会の「空気」 辺見庸さんに聞く
毎日新聞 2013年05月09日 東京夕刊
http://mainichi.jp/feature/news/20130509dde012040020000c.html

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適度な飲酒は体にも良いといわれてるのでタバコとの比較は難しいところですね。
タバコやお酒の是非というより最近、正論を語るときの声の大きさが気になっているので
引用してみました。
どちらにせよ他者の嗜好については寛容でありたいものです。

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適度な飲酒は体にも良いといわれてるのでタバコとの比較は難しいところですね。
タバコやお酒の是非というより最近、正論を語るときの声の大きさが気になっているので
引用してみました。
どちらにせよ他者の嗜好については寛容でありたいものです。

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「タバコの害についてこのごろ威丈高に言うものが増えたのは不愉快である。
 いまタバコの害を言うものは、以前言わなかったものである。
 いま言う害は全部以前からあったものである。
 それなら少しはそのころ言うがいい。
 当時何も言わないで、いま声高にいうのは便乗である。
 人は便乗に際して言うときは声を大にする。
 ことは正義は自分にあって相手にはないと思うと威丈高になる。
 これはタバコの害の如きでさえ一人では言えないものが、いかに多いかを物語る
 ものである」 
 山本夏彦『良心的』 

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「タバコの害についてこのごろ威丈高に言うものが増えたのは不愉快である。
 いまタバコの害を言うものは、以前言わなかったものである。
 いま言う害は全部以前からあったものである。
 それなら少しはそのころ言うがいい。
 当時何も言わないで、いま声高にいうのは便乗である。
 人は便乗に際して言うときは声を大にする。
 ことは正義は自分にあって相手にはないと思うと威丈高になる。
 これはタバコの害の如きでさえ一人では言えないものが、いかに多いかを物語る
 ものである」 
 山本夏彦『良心的』 

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――日本のエンタメに欠けているものは何ですか?

中原 : 一般に媚びるかオタクに媚びるかしかないわけでしょ。そこがつまらないと思う。僕は一般でもオタクでもない人しか興味ないから。この10年、その両方の間にいる人には辛い世の中だろうなと思う。学生だったらいじめられているんだろうなって思う。

作家の読書道 第60回:中原 昌也(2006年10月27日更新)
http://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi60.html

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――日本のエンタメに欠けているものは何ですか?

中原 : 一般に媚びるかオタクに媚びるかしかないわけでしょ。そこがつまらないと思う。僕は一般でもオタクでもない人しか興味ないから。この10年、その両方の間にいる人には辛い世の中だろうなと思う。学生だったらいじめられているんだろうなって思う。

作家の読書道 第60回:中原 昌也(2006年10月27日更新)
http://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi60.html

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"ここは男性の世界です。ですから世界は男性の言葉を話すのです。言葉はすべて権力の言葉です。みなさんもずいぶん頑張りましたね。でも道のりはまだまだ遠いのです。自分の魂を売ったところでゴールに到達することはできません。なぜなら、そこにあるのは彼らの世界であって、みなさんの世界ではないのですから。"

「左ききの卒業式祝辞」(『世界の果てでダンス』 ル=グウィン評論集 白水社)

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"ここは男性の世界です。ですから世界は男性の言葉を話すのです。言葉はすべて権力の言葉です。みなさんもずいぶん頑張りましたね。でも道のりはまだまだ遠いのです。自分の魂を売ったところでゴールに到達することはできません。なぜなら、そこにあるのは彼らの世界であって、みなさんの世界ではないのですから。"

「左ききの卒業式祝辞」(『世界の果てでダンス』 ル=グウィン評論集 白水社)

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「例えば、柴田さんがここにあるコロッケについて原稿用紙10枚書くとする。柴田さんはただコロッケについて書いてい るわけであって、柴田さん自身について語っているわけじゃないんだけれども、そのコロッケについての文章を読めば、柴田さんの人柄というか、世界を視る視 点みたいなものが、僕にもある程度わかるわけじゃないですか。……でも柴田さんが僕に向かって直接、柴田元幸とは何か、如何なる人間存在か、というような 説明を始めると、逆に柴田元幸を理解することは難しくなるかもしれない。むしろコロッケについて語ってくれた方が、僕としてはうまく柴田元幸をうまく理解 できるかもしれない。それが僕の言う物語の有効性なんですよね。

村上春樹『ナイン・インタビューズ 柴田元幸と9人の作家たち』(279─280項)

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泣くといえば、「怒るという行為には、全人格が表れる」というのが、僕の哲学である。もし、恋人やビジネスパートナーを作るのなら、その人が、どういう怒り方をするのか、どンな事で怒るのかをよく見極める。その人の本性が一番表れるのは「怒り」だ。

アイドルを多く育て上げたプロデューサーの話しだが、そのタレントがどンな人間なのかを見極めるために、わざと怒らせて反応を見るというエピソードがあった。口調がガラリと変わったりして、怒り方に、生まれ育ちや人格が出ると。その手にのらず、唯一冷静だったのが、山口百恵さンだった。納得。

小池一夫

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「枕草子」は今から一千年ばかり前に書かれた随筆ですが、ピーター・グリーナウェイ監督は
そのことにびっくりしているのです。「今から一千年前といえば、我が英国がほとんど”野蛮人の国”
と同様だった時代なのに、どうしてこれだけ自由に文章を書ける女性がいたのか」ということです。

「これで古典がよくわかる」橋本治