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寺社巡り同好会のことを語る

北ノ庄城本丸跡に建つ、柴田神社。
その名の通り、北ノ庄落城とともに自刃した、柴田勝家を祀る神社です。

北の庄通りに面したこちらは裏口でした

うぉぉぉ

こんな素敵なお守りも…信義徹誠守!
受け取った時、宮司さんがニヤリと笑ったように見えました。

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伏見稲荷大社の方。
この日は本宮祭、今年は御鎮座千三百年という大きな節目でした。



有名な千本鳥居を抜けた先、奥社奉拝所(奥の院)にある神石。(由来は不明…)
奥の院と言ってもここは稲荷山の入口で、お山巡拝の安全を記念する社だそうです。
普通の観光客は大体ここで引き返されますが、興味のある方はぜひ稲荷山を一巡りして行ってください。
私はここ2.3年の間に5回ほど巡りましたが、行くたびに新しい発見があって飽きません。

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寺社巡り同好会のことを語る

稲荷山の続き。

こういうお塚の集積しているお滝行場が、山のあちこちに点在します。(ここは弘法ヶ瀧)
かつては全21ヶ所あったそうですが、通う人がなくなり荒れて放置されているところもいくつか。

この青木ヶ瀧のように今も住み着いて行場を守っている方もいます。
ここは稲荷山の二ノ峰(中之社)に祀られる、青木大神(猿田彦大神)の御瀧との説明がありました。
一ノ峰(上之社)の末廣大神(大宮能売大神)に対する末廣瀧、三ノ峰(下之社)の白菊大神(宇迦之御魂大神)に対する白菊瀧など、古くからの神蹟地にはそれぞれ対応する滝場があります。

神名の由来など何が何やらという感じです。
「政子刀自之命」の文字も見えますし、ご先祖の墓も兼ねているのでしょう。

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伏見稲荷の稲荷山にて。
日本の信仰のカオスっぷりを堪能できる素晴らしい場所です。

左側、天理王尊とか…

弘法大師も

金玉大明神

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鳥取県、鹿野城跡に建つ城山神社にて。


隅立四つ目結の紋は、鹿野藩初代藩主となった亀井氏の家紋です。
(亀井氏と尼子氏のことは語りだすと長くなるので省略)

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最上稲荷の続きです。

絵馬に描かれた最上位経王大菩薩は白狐に跨った女神の姿で、豊川稲荷などで祀られる叱枳尼真天とそっくりです。
(豊川稲荷は曹洞宗なので宗派の違いによるんでしょうか?)

呼び名は変われどお稲荷さんなので、狐像はたくさん奉納されてます。

参道には立派な大鳥居もあります。

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備中高松にあります、最上稲荷山妙教寺。
日本三大稲荷として数えられることもあり、今も神仏習合を色濃く残している日蓮宗の寺院です。
桓武天皇の代に建立された龍王山神宮寺から始まり、水攻めで有名な備中高松城の戦いで堂宇を焼失したものの、関ヶ原合戦後に領主となった花房職之により日円聖人が招致され、「稲荷山妙教寺」として再興されたそうです。

明治の神仏分離令の際には「特別に神仏習合の祭祀形態が許された」とありますが、何か偉い人にコネでもあったんでしょうか?

そんなこんなで「最上位経王大菩薩」と堂々掲げてあります。

日蓮宗の関係からか、境内には妙見さんのお堂もありました。

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大阪は靱公園の中にあります、うつぼ楠永神社。樹齢約300年といわれる二本の楠が祀られています。
文禄の頃に近くに遷座した御霊神社の宮跡でもあり、寛永の頃にはこの辺りに永代浜という船着場が開かれ、干鰯の荷揚げや海産物の市場として賑わったそうです。


その間に住吉神社が勧請されていましたが、明治末期には天保町の住吉神社(今は築港の港住吉神社)に合祀されました。
残された楠は大空襲の戦火にも耐え、占領軍の飛行場建設の際に伐採されかけたものの、関係者に災いが起きたためこうして祀られることになったとか。
人の手で植えられた楠が、魚市場、飛行場、そして公園と町の変化とともに過ごし、今は神様として祀られているというのは、何とも日本的で面白いです。

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「堺のお伊勢さん」こと堺神明神社にて。



一等三角点のある山で日本一低い「蘇鉄山」の山岳会事務所も兼ねてるみたいで、登山証をいただきました。

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堺市にあります南宗寺。
室町末期に畿内を制した戦国大名の三好長慶が創建した三好家の菩提寺で、臨済宗大徳寺派・大林宗套の開基。
武野紹鷗、北向道陳、千利休、津田宗及など多くの茶人が参禅したことでも知られています。


利休の愛用と伝わる手水鉢。

これは何と「徳川家康の墓」だそうです。
大坂の陣で後藤又兵衛の槍に刺されて重傷を負い、こちらで亡くなったと伝えられ、境内には東照宮もあります。
また、水戸藩初代家老の子孫で、松下幸之助の恩人として知られる三木啓次郎氏が建立した記念碑もあって、興味深いです。
詳しくはこちらが参考になります。
http://www7.ocn.ne.jp/~sakaikvk/html/stone.html

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堺市の開口神社。神功皇后の勅願によって建立されたと伝わり、堺の集落はこの辺りを中心として発展したそうです。
祭神は塩土老翁神(開口村)、素戔嗚神(木戸村)、生國魂神(原村)で、平安末期に三村の神社が合祀されたことから「三村明神」とも呼ばれました。
また、明治の神仏分離までは、行基が創建した念仏寺が境内にあったことから、今も地元では「大寺さん」の愛称で呼ばれているそうです。
上方落語「疝気の虫」に登場する「大寺餅」は、慶長の頃から戦前までこの南門境内で売られていました。(今は移転してます)

歴史のある神社ですが、昭和20年の空襲で境内…[全文を見る]

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甲府市の武田神社。躑躅ヶ崎館跡に建ってます。祭神は言わずと知れた武田信玄公。
大正4年、信玄公への従三位追贈を機に武田神社奉建会が結成され、大正8年4月12日(信玄公の命日)に創建されたそうです。

武田ファンのカップル?夫婦?かな…

「風林火山」という歌の歌詞が書かれてました。
あれは疾風か東海の 砂塵を巻いて騎馬はゆく  怒濤と起こる 勝鬨に きらめく旌旗 ああ風林火山

絵馬は三種類見ましたが、これが一番気に入りました。

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昨年の夏、諏訪大社下社秋宮にて。

諏訪大社といえば7年ごとに行われる御柱祭が有名です。
上社本宮・前宮、下社秋宮・春宮の計16本の樅の木を山から切りだして曳行し、各社殿の四方に建てるそうですが、この御柱はちょうどこの年の5月に建てられたばかりでした。

なかなか立派な大注連縄。
梶の葉の神紋は平安時代から始まったもので、鎌倉時代に武士化した上社の大祝・諏訪氏や下社の大祝・金刺氏の家紋にもなりました。

この御柱御守は、実際に建てられていた物が使用されているそうです。いい記念になりました。

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滋賀県安土町にある沙沙貴神社。
全国各地に支族を送り出した近江源氏佐々木氏の総氏神で、今も境内には「全国佐佐木会」の事務所があります。

なかなか立派な楼門です。

境内のあちこちには、四つ目結紋をあしらったアイテムがたくさんあります。
佐々木氏庶流で同じ家紋を持つ尼子氏が好きな私はテンション上がりまくりです。

「乃木大将お手植えの松」もあります。そう、乃木さんも佐々木氏庶流なんです。

  • ちなみに毎年一度の全国佐々木会の会合では、健介さんの奉納ノーザンライトボムが見られるとか見られないとか…
    (* ´∀`)うそです

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二年ぶり二回目の豊川稲荷こと妙厳寺。
京都の伏見稲荷と並んで「日本三大稲荷」によく挙げられる曹洞宗の寺院です。

ここは何と言っても霊狐塚が強烈。

こっちみんな

裏側には朽ちたやつも並んでました。

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鎮西大社諏訪神社


この階段は長崎くんちの舞台として有名ですね

月見茶屋のぼた餅おいしかったです

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神戸市垂水の海神社。
式内社で播磨三大社にも数えられるという由緒ある神社なのですが…

駅の直ぐ側かつ国道2号線に面している立地のためか、境内はほとんど駐車場になってて少し残念な雰囲気。
(ちなみに毎年秋祭りの時は大渋滞します)

じじ手描きの絵馬

七福神の石像、恵比寿さん抱える鯛がなんだか可愛い

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同じく安土町にあります、摠見寺。境内に安土城址がありますので、そちらの方が有名かもしれません。
築城に際し織田信長によって建立され、住職は代々織田家の一門から選出されてきたそうです。

織田信長公本廟

元々は信仰の対象とされていた仏足石ですが、築城の際に石材として使われたそうです。
大手道跡の石段にも、石仏が剥き出しで使われていたりします。(さすがというべきか…)

なかなか立派な二王門もあります。

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滋賀県安土町にある活津彦根神社。
アマテラスとスサノオの誓約で五つの玉から生まれた男神の第四皇子、イクツヒコネというちょっとマイナーな神様を祀ってます。

安土駅から一直線に続く参道、なかなかいい雰囲気でした。猫にも会えたし。

神社からは安土城址も近いです。築城当時、織田信長も参篭したとか。

現在の社殿は寛永三年に遷宮されたものだとか。
社暦によれば、大阪夏の陣後に井伊直孝が近江へ移封された際こちらに参拝、神前に誓って「彦根」の名を賜り、以来幕末まで毎年玄米四俵を寄進していたそうです。
井伊直孝、彦根といえば、ひこにゃんです。そういう意味では、あのひこにゃんも、この神社から始まったと言えるかもしれません。

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元旦は須磨寺にお参りしてきました。
庶民的な雰囲気で、遊び心が感じられるこの寺がとても気に入ってます。
平敦盛ゆかりの寺として有名で、境内には敦盛の首塚や「青葉の笛」があり、芭蕉も「須磨寺や吹かぬ笛聞く木下闇」の句を残しています。



敦盛首塚にも注連飾りが…そっと手を合わせてきました。