おお、これは確かに黒米澤。
「「ラスト一行の衝撃」に徹底的にこだわった連作集」? という感じはしなかったなあ。ミステリというよりホラーの味わい。「山荘秘聞」のオチには膝を打って大笑い。
モチーフと文体が面白いのは相変わらず。
ほかの人の感想を読んだり、感想を人と語り合いたくなる小説ですね。
参考文献に中野美代子さん。うおお、確かに。テイストが中野さんに近いものがあるなー。
中野さんの場合題材に淫していて文体もそれに合わせてるんだけど、米澤さんの場合はあのいつもどおりのあっさり文体。
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『縁は異なもの』白洲正子・河合隼雄
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『トゥルー・ストーリーズ』ポール・オースター
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たぶんネロ・ウルフっていうとこれが一番にでてくるんだろうけど、でも実際はちょっとパターンはずれかものウルフ外泊編。
いっつも減らず口たたきで小生意気なアーチーだけども、……ふふふふふ、とちょいにまにましてしまった。
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『意味がなければスイングはない』村上春樹
『アップルの人』宮沢章夫
『ナショナル・ストーリー・プロジェクトⅠ』ポール・オースター編
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901
ある共同体の文化水準・教育水準を示す指標の一つとしての読み書き能力・識字能力・識字率(非識字率)について、江戸初期から命じにかけての変化を追ったもの。
特に町民と農民(庄屋~小農)、またそれぞれの階級に属する女性という、あまり記録が残っていない層について注目している。
三種の文字を使う日本で「文字が読める」とはどのようなレベルを言うのか、という問いかけや、身分に応じて「読み書き能力」を有意にわけることによって、農村内ですらエリート層と非エリート層という格差ができていること、
地理・地域・身分・経済発展との関係による識字率の差について、就学率と識字率の関係についてなど、なんとなくうっすらと感じ取ってたことをきちんと数値を上げ文字にしてくれた感があり。
読み書き能力とその教育は、格差をなくすことと格差を作ることの両方に関わる問題としてとらえることが重要。
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みいなさあああん!!!
伊藤悠の新刊ですよ! 伊藤悠が新刊を出しましたよ!!
13世紀! モンゴル! 西夏! 西夏文字! (´Д`;)ハァハァ
けなげでドジっこな女兵士が、「悪霊」と恐れられるまでに変化したのはなぜか?
戦嫌いで西夏文字オタクの少年(ハンの息子だが、別の部族の族長として育てられる)と、その兄(死亡フラグっぽいものが見える…)。
この人ならではの戦闘シーンの迫力は今回もすばらしい。
原作なしでこの考証のきつそうな話をやる伊藤悠に脱帽。
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こちらhttp://d.hatena.ne.jp/knockeye/20061001の、
「者の少女時代とオリガ・モリソヴナの半生が語られるのだから、かなりな分量たが、本の中の実時間は著者がロシアを訪れた1992年の一週間だけ。それがこれだけの分量を一気に読ませるのではないかと思う。」
を読んで、これは『ドゥームズデイ・ブック』『航路』とかの面白さに近いのかな、と思う。一日一日のディテールを提示しつつ、タイムリミットで焦燥感をかき立て、しかし壮大な事実が立ち現れる。
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前半は『窓際のトットちゃん』っぽいなーと思いつつ。
その後ミステリー部分というか、ストーリーの引きにぐわーっと引き込まれ、ページをめくる手が止まらなーい。
ソ連という国のすさまじさ。
悲劇と、それに人間がどう対応したか。
国家とはなにか。
というのも考えたのですが、強烈なキャラクターと、奇天烈なロシア・チェコの生活、時間がかかるご飯等も楽しみました。
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ポワロ50歳オーヴァー。『THE PALE HORSE』のキャラだけでなく、『CAT AMONG THE PIGEON』のキャラクターの知人も出てきた。
犯人はすぐにわかってしまったのだけど、最後の2ページに出てきた「実は…」話はちょっとずるい(=_=)。
教えてもらったこのトリオが出てくるやつも探して読もうっと。
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著者自らファンタジー短編集というほどで、確かにファンタジー。お目当てだった『機械が止まる』は初期ウェルズの楽天主義に対する反動として書いたとのことで、これはむしろ見事なSF。
いや意外な作家が意外なものを書いてらっしゃる。楽しく読めた。
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ロード・エムズワース・シリーズの全短編収録。傑作ぞろい笑う笑う。
こちらの選集は特別付録がとても豪華で貴重なので、イギリス文学に興味がある人はぜひそこだけでも目を通すことをおススメ。この巻ではウッドハウスが黄金期の英米ミステリ(とSF)に広く与えた影響について真田啓介のエッセイと、アントニイ・バークリーによるウッドハウス文体模倣でのホームズ・パロディが収録されてます。
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へうげもの8巻
のついでに
辛酸なめ子の本
のマイナスオーラを相殺するために
勝間和代の本
勝間さんをこれ以上儲けさせるのは悔しいので我慢していたが、とうとう買ってしまった、
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いかにも60年代の学生! って感じの人が淳兄の下宿にいて噴いた。
もさっとした髪でメガネで。トトロのお父さんを若くしたような感じの。
あー、学生運動かー、そっちやるんだやっぱり。
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Lord of the Flies by William Golding
E.M.フォスターによるイントロダクションつき。
大昔に映画では見てて、そっちとの違いとかでいろいろ考えたりしてちょっとおもしろかった。
会話文はだいじょうぶだけど、地の文が難しかったー!
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驚異の発明家(エンヂニア)の形見函 アレン・カーズワイル
出た途端に買ってなぜか今まで放置していたのだけれど読み出したら面白くて一気に読了。
衒学と表象の底からやけに楽天的な物語が立ち上がってくる。
今確認したら買ったのは2003年。今は文庫になってるらしい。
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あんまりたくさんは読んでないけどアントニー・バークリーも好きな作家(『毒入りチョコレート殺人事件』より『試行錯誤』が好き)。
こういうパーティおもしろそうだけど、いかんせん、日本人では仮装対象になりそうな華ある○○なんてのがいないのよねえ。
しかしオチのブラックさはさすがでした。
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攻殻関連一気読み。
もともと活字と映像を調和させて楽しむ能力が低めみたいで、活字の映像化は拒否する傾向にあるんだけど
映像→活字の順だとわりと素直に楽しめることがわかってきた。
文字には文字の生命がある。それをちゃんと見つけて読めたから面白かった。
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2年前に邦訳で読んだ、ウィリアム・スタイロンのうつ闘病記の原書。
2年の間に読んだほかの本の影響もあってか、英語レベルとしてはまったく追いつかないのに、一部、以前よりももっとわかる部分があったりしたのがおもしろかった。
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