訳者に「ずっとこれだけを訳していたい」と思わしめた海の描写、灯台や化石の描写がすばらしい。
個人的に『オレンジだけが果物じゃない』より読みやすくて好き。
シルバー(女性主人公)の恋人はやはり女性。
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白井恵理子の四コマ三国志好きな人は必読。基本テイストはあれと同じ。著者による地の文でのツッコミっぷりがはんぱではない。
一方で、途中から永井豪がこれを原作にしてマンガ化したらという妄想がわき出て困った。特に劉備一家と徐庶の母ちゃん。あばしり一家のノリで。
あと英訳版三国志Romance of three kingdomsのくだりがあまりにもおかしいんで思わず読みたくなった。
文化の違いで違う世界が表れるってほんとおもしろいことだわー。
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示唆に富む内容だった。特に第三章。
・表現にはどれだけ配慮を行おうと必ず誤読がつきまとうこと
・誤読が生まれそれによって傷つく人が生じたときの調整の可能性
・いわゆる「言葉狩り」を行うのは抗議に対して目先の言い換えで安直に言葉を収めようとするメディア企業であることが往々にして忘れ去られ抗議者に対する反感とシンボライズされた「言葉」のみが残ってしまう不毛さ、それを回避するには
・作者の意図を離れて差別表現が再生産されるメカニズムの一例としての「おとこ道」や筒井康隆の断筆宣言
・被差別者のみが当事者か、その痛みを分有することはできないか、そのために「差別の現状を表現すること」はどうあるべきか
など。
オススメ。
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ミス・レモンの姉が住み込みで管理人として働いている下宿屋で続くささいな盗みやいたずら。度重なり、ミス・レモンの仕事にまで影響を及ぼし始めたので、ポワロは相談に乗ることにしたのだが……
留学生が多い学生中心の下宿屋が舞台で、登場人物多いのにそれぞれキャラが立ってて読みやすかったしおもしろかった。会話も楽しい。
でもやっぱ最後には家族の問題が出てくるのがクリスティかも。
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全体は序章+四章。加害者のセルフ・ナラティブ(煽情的・漏情的な描写はないが、往々にして加害者本人が過去に受けた虐待についても語られる場面が多いのでちょっとフラッシュバック注意かも)とそれぞれに対する個別の分析のある第三章をのぞき、各章それぞれにきちんと結論が最後にかかげられており読みやすい。
特にこの手法をとるにあたって前提として「語ること」について述べられた第二章「真実」と、結論部の第四章「理解」は圧巻。
原題『Not Monsters』が著者の態度をよく現している。
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トリックもちゃんと成立しててれっきとした推理小説なんだけど、ロマンス小説の気配も濃厚。
しかしダメor/and悪い男とできる女、という組み合わせは時・場所問わずなのねえ、とクリスティ読むとつくづく思う……Ruth、Sandra、Rosemaryそれぞれの女たちの描かれ方がおもしろかった。
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「婚活」などという妙な略語が流行ってる(どこで?)ことになってる今の今、これを読むのも時宜を得たと言うべきか。
笙野頼子描くところの100人のウィリー。ただしここにはジゼルはいません。そして彼女らがとりつく相手も、アルブレヒトではない。
ああそれと、途中で天皇ご一家お妃選びの変遷による影響ってのがいきなり出てきて、ああなるほどねと。
やはり、時宜を得たという事か。
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「ブエノス・ディアス、ニッポン―外国人が生きる「もうひとつのニッポン」 」
よみごたえました。
読後にいきなり感想をまとめるのは苦手なのでしません。でもこれから新聞とか読むときに何度も思い出すと思います。
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『さあ、才能に目覚めよう』
ストレングスファインダーやりたさに買いましたよ。
…1回しか出来ないなんて!
日本語の質問がぴんと来なかったから
英語でやり直したいのにっちくしょう。
まあそんなわけで判定結果は出たんだけど
今ひとつ満足感がないです。
まあ占いと思えば安いさ…
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よくできたほら話を聞くのがお好きな方に、ベッドサイド本としておすすめ。
最後の『死こそわが同志』は黒手塚治虫って感じだった。
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『着物あとさき』青木玉
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満足できる三度の食事くらいしか趣味がなかったポワロが、事件を解決するにあたって趣味に苦難をしいられて、最後にもう一度満足できる食事にありつき、さらに仲人という新しい時間つぶしを見つける、という話(ちょっと違う)。
地方の小さな小さな村、しかもそのほとんどの住民が数年で入れ替わるようなコミュニティの閉鎖性(「いい人々」と見られることがいかに重要か、とか、公然過ぎる秘密って公然過ぎて語られない、とか)がよく出てる。
「名前トリック」もの。
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『びんぼう自慢』古今亭志ん生
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お気にいっていただけて幸いです。
わたし大阪のエピソードで「これレイバーかw」と思ってすごい笑ったよ。
こっちも読みたくなってきたんで、図書館行って借りてくるかな。
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『158ポンドの結婚』J・アーヴィング
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レズビアン高校生と女装幽霊が、街に出没する犯罪者を追いかける話…というと強引過ぎか。
うーん。
「汚す」?、子どもがつくれないから幸せを与えられない?
数箇所あまりに無知な表現があってひっかかりました。
マイノリティを題材にしたいらしいのですが、何が言いたいのかよくわからない。
薀蓄とかがんばってるのに基本的なところが疎かというか。
ヤクザのしゃべり方が不自然すぎるなー
/本


