『父 パードレ・パドローネ ある羊飼いの教育』 ガヴィーノ・レッダ(著) 竹山博英(訳) 朝日選書
以前ぱさんてさんに紹介いただいた、サルデーニャ島の生活について触れられてる本。著者の自伝・独立編、というところだろうか。
おもしろかった、と同時に、しんどくもあった。タイトルからもわかるとおり家夫長を自認する父親と、長男である著者との相克を書いたものなので。もしかしたらフラッシュバック起こす人もいるんじゃないかと思われるほどの「教育」が描かれている。
後に弟が起こした「反乱」とそれへの著者の反応を考えると、長男がいかにたわめられて育てあげられるものかがよくわかる。そしてその影響から抜け出ることは、本人が理解していてさえも、難しいことなのだろう。著者の後の生活を知り、なんだか哀しくなった。
そのうち、これを原作としたという映画のほうも見たい。
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3月のライオン*7
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『ジュニア・ブラウンの惑星』 V.ハミルトン(作) 掛川恭子(訳) 岩波書店
積ん読消化。昔赤木かん子のYA向け読書ガイドブックで感想を見てから気になって、買っておいたもの。
内容については、ストリート・チルドレンの話、くらいしか覚えてなくて、ただ、「バディーのように支えることを覚えそちらに回ってしまった子はもう助けられないのかも」云々というのが、印象に残ってる。なぜか『BANANA FISH』のアッシュを思い出したのだ。
でも、わたしは、このラストで、彼も救われたのだと信じられた。バディーはいうなれば美しくないアッシュで、それゆえの幸運もあったのだけど、彼がこういうふうに救われる話だってあるんだと思うとすごく嬉しかった。
かなりかなーりおすすめです。これは自分の本なので、読みたい人には貸せますよ。
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MURDE ON THE ORIENT EXPRESS by Agatha Christie
これはなんかすごく純粋推理もの的な。なんか、ポワロでなくてもよかったんでは、という気がするくらい。特に最後の方、ポワロを圧倒するような語りになるし。
ちなみに映画はかなり正確に作られてた、でもそれぞれのキャラクターのバランスは難しかったんだろうなあと思わされた。
こないだやったスーシェ版ドラマはもっとドラマティックで、こっちは確かにポワロでなければいかんかったろうと思わされる改変があった。嫌な人は嫌かもしれない。わたしは納得できたんだけど。
クリスティ本人に感想を聞いてみたいような気もする。
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もちろん、報道記者を自負し論説記者の座を拒否する主人公も、当事者として巻き込まれる。
祈りたい時、もういない人に謝りたい時、そういう時に、どうしても求めてしまう存在を、やはり彼も求めたくなる。じっと、竦んでいるようにも見える。
理屈ではないのだ。
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『おとなしいアメリカ人 グレアム・グリーン全集14』 田中西二郎(訳) 早川書房
以前、idページで勝手に引用した「無邪気な存在の危険性」、あれがこの小説の大きなテーマの一つだった。
それから、今目の前で起きている出来事(この小説ではインドシナ戦争)に対して、傍観者/観察者として存在することはけしてできない、すべての人間が当事者である、いずれ巻き込まれるということ。
わたしがインドシナ戦争について何も知らないので最初ちょっと混乱したが、時系列としては、この小説のできごとあと、アメリカはベトナム戦争の当事者になる。そしていまだに彼らは無邪気に見える。
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What Makes Women Happy
Fay Weldon

予想よりマイルドで肩透かしを食らったけれど80すぎてとんがっていろというのもあれか。
巻末にインタビュー記事などが掲載されていて、好きな本コーナーがたいへん参考になった。
枕元に置いて就寝前に読んでいたのだが、毎晩表紙と裏表紙のダヴィデ像を目にしているうちにウエストの素晴らしさに気付かされた。いいわーいいわよー
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読めば読むほどケーキが食べたくなって困りました ;´▽`A``
もう一つ物語が練られていれば良かったな~。
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『十角館の殺人』綾辻行人
・おもしろい!せつない!
・陸地と島と交互に語られる構成がいいです。
・何を書いてもいけない気がする。
もちろん自分の予想は大ハズレでしたよ!!
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野球部くんが、ですが。
少年誌から一歩踏み出してしまった気がする
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『描きおろし大増量』って書いてありまーす
って、blog見てないのでどこが描きおろしかわからないのですが(・Θ・;)
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思うところがあって、今日買った絵本を作りました。
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小池龍之介「考えない練習」
欲深で俗な人間には
実践するのが難しいことばっかりだよ...
「今」に集中することから 始めてみよう
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「氷の女王が死んだ」コリン・ホルト・ソーヤー
・決して見た目も性格もかわいくはないおばあちゃんが愛らしく感じられる。
・ホームに集う人々のほどよい繋がりがいい。
・謎解きもなるほど!でした。
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娘の愛読書(?)「うちの3姉妹」の続編が出たよ〜
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歴史小説と思ってたけれど、むしろ素材を歴史から拾った若者の成長物語という趣。ちょっと肩透かしですけれど、面白かったです。
軍配者や足利学校といったギミックは萌えですね。足利学校の描写はどの程度史実なんだろう?
難点はご都合主義な展開。題材が題材なだけにちょっと辛い感じ。
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『遠野物語』柳田國男

およそ物語とよばれるものののいちばんシンプルな姿、だけに、怖いところはものすごく怖い。
森の中で山女と行き会う話なんか特に。要約すると「森の中で赤ん坊を背負った大女とすれ違いました。よく見ると女は地面の30センチくらい上を滑るように移動してました」っていうだけなんだけど、実際に文字を追ってると理由もなくぞわーーっとする。
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TLで呟きなさいよ、でも御本人からフォローしていただいてるので恥ずかしい><
「努力しないで作家になる方法」鯨統一郎
http://blog.livedoor.jp/jigokuan/archives/51788143.html
(作中の登場人物が書かれたブログ!)
(無言ブクマしてきた、面白かったって書けばいいんでしょうけどね 汗)
ちょー面白かった―☆
それに読んでるあいだ楽しかった、んー、オモシロイだけじゃなくて「楽しい」
好きってこんなに凄いことだよね、そうだそうだ、好きってスゴイ、楽しい、そしてむろん苦しい、けど楽しいオモシロイ! きゃーわかるーーーってかんじでした
し、ラストほろってきたホロって!!
小説好きなひとにおすすめ、書いてるひとにはもっともっとお勧め☆
わたしも書くぞーーーーー!!
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『なのはな』
「プルート夫人」や「雨の夜ーウラノス伯爵ー」は、萩尾望都にしては直接的で、萩尾望都らしい巧さはないと思う。ないんだけど、ないからこそ「とにかく伝えなきゃ」と描いたようにも思える。
特に、最後に入っている「なのはなー幻想『銀河鉄道の夜』」は、さすが萩尾望都って感じ。
この書き下ろしが入らなければ、ただひたすら原発を批判する本、になっていただろうにこの一本が入っているから、読める。(もちろん、ただひたすら原発を批判する本、でもいいんだけど、これ一本はいってるだけで、この本が持つ主張がぐっと受け入れやすくなる)
/本



