実母ちゃん
「あのね、美味しい物を食べる時と、いい映画を見る時、それからいい音楽を聴くときは、やっぱり一人がいいわ」
離婚してよかったですね。
/母
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実母ちゃん
「あのね、美味しい物を食べる時と、いい映画を見る時、それからいい音楽を聴くときは、やっぱり一人がいいわ」
離婚してよかったですね。
継母ちゃん
「焼肉っていうのは、下向いたらゲー!ってなるくらい食べるのがいいのよ」
ステーキ食べに行ったときも同じこと言ってた。
継母ちゃん
娘の再婚で孫の姓が自分と変わるのを反対している父を強く擁護。
「残すほどの名前じゃないなんて言うのは子どもの勝手な言い草よ、親の気持ちを知らないのよ」
「あの人は名前なんてどうでもいいっていう世代じゃないんだから」
とか言う。
さすがは子どもの気持ちを考えずに勝手に離婚させたり再婚阻止したりする人は言うことが違うなと思っていたら
「でもさ、そのどうでもいいと思わない親に何度も名前変えられてるあたしはどうなの?」
と娘に突っ込まれていた。
実母ちゃん
婿の前で娘の非を指摘しては咎め「困ったはてこの被害者である私たち」の連帯を強めようとしてくるので
負けじと「困った実母ちゃんの被害者である私たち」の連帯を夫との間に強めることで対抗
実母さん
離婚して20年近く経とうとしているのに、まだ前夫はよその人だという認識が薄い。
継母ちゃん
弟がスイス土産に振り子時計をくれた。
「かわいいでしょ。
でもこのブランコ、横揺れなのよ。
なんでかしら」
考えたこともありませんでした。

実母ちゃん
絶縁宣言されてメールも拒否られていた息子からlineにメッセージが来ていたそう。
スマホデビューした甲斐がありましたねえ。
継母ちゃん還暦
流行りのごぼう茶を買ってみたが「ゴボウゴボウしててイヤ」だそうです。
継母ちゃんの孫、甥介一歳はマジ天使な容姿ですごい愛想がいい。
「甥介は知らない人にも本当に愛想がいいねえ」
「そうなの。こいつほんとに愛想がいいのよ。アマゾンババアのとこにも行っちゃうんだから!」
amazonの小包を届けに来る女性宅配員さんをアマゾンババアと称している模様。
「アマゾンババアはあんたでしょ!amazon来るたび『アーマゾーン!アーマゾーン!』って」
継妹は母親にきつい。
継母ちゃん
「あの人が車乗ってっちゃったからチャイドルシートがないのよ」
売れっ子子役専用シートか。
継母ちゃんから数か月遅れで実母さんスマホデビュー。
習い事がしたいが老後の資金が減るので躊躇しているという実母。
「せっかく仕事も辞めて時間が出来たんだからやればいいのに」
「だってあと何十年生きるかわからないじゃない。お母さんだって98歳でまだあんなに元気だし」
「何十年か先のためにお金けちってそれで10年後に死んじゃったら意味ないよ」
数週間後、はてこの恩師の前で。
「娘が『ママはあと10年で死ぬんじゃない』って言うんですよ」(訴え口調)
いや言ってない。
数か月後、娘に対して。
「はてこ、覚えてないかもしれないけど、ママに『10年経ったら死ぬかもしれない』って言ったのよ」(告白調)
いや言ってない。
幸い母は昔からこの種の曲解捏造記憶の改ざんが大得意だったので呆けではない。
もちおが一人で実家に顔を出したら継母ちゃんがコロッケを作っていた。
「持っていきなさいよ」
「うちはあまり揚げ物しないんですよ」
「ま~。作ってもらえないのね!」
「後片付け大変ですしね」←片づけ担当
昨日継母ちゃんから聞いた話。
「こないだもっちゃんにコロッケ持っていけばって言ったら
『うちは揚げ物食べさせてもらえないんです~』って言ってたわよ。
『掃除が大変だから揚げ物作ってもらえないですよ~』って。かわいそー」
継母ちゃんはワイドショー的に話を盛って揉め事が見たいだけで悪気はない。
しつこく甘えてくる孫をあやしつつ、馴染みのレストランで食後のパフェを待っていた継母ちゃん
パフェを運んでくる勤続30年のウェイトレスを見て
「あ、ほら甥介、ばあちゃん(のパフェ)が来た!ばあちゃん(のパフェ)が来たよ!」
と誤解を招くような略し方をしていた。
渋面を作って泣く孫に
「あーら平家蟹雄さん。お久しぶりね!」
と呼びかけていた。
「この犬に何か作ってあげたら?」
「これ、犬じゃなくて熊なんですけど!」
「いや、犬だよね?」
「え、熊でしょ?あれ、セントバーナード?」
きゃりーぱみゅぱみゅが上手くいえない継母ちゃん。
「ドラえもんが秘密道具を出す時の声で言うと言える」と教えてあげた。
「きゃりぃ~ぴゃみゅぴゃみゅぅ~!(のぶよ)・・・あらほんと(真顔)」
効果に驚いたらしく、その後台所で一人練習していた。
「きゃりぃ~ぴゃみゅぴゃみゅぅ~!・・きゃりぃ~ぴゃみゅぴゃみゅぅ~!・・・ふうん、誰が考えたのかしら(真顔)」
言えてない。
継母の名誉のために申し上げますが、継母ちゃんはけっして泣き言を言いません。
それは実母の担当です。
継母ちゃん
孫と思い出と自慢と愚痴と噂と悪口が主な話題だということを考えると、
孫、思い出、自慢話まではむしろ積極的に聞き出す方針がお得だとわかった。