/短歌

カンペキな骨格標本見上げおり１６０に届かぬいきもの

Becauseと言い訳の要ることがしたいLovingのあとも埋められないけど

MAY光の陽を逃るれば堆（うずたか）きこがねの花の滝つぼに入る

薫風は八分音符の群れとなり木の葉の数を聞き分けたいの

どどど　どこどこ？わからないけどあんまりわかりたくないですぅｗ
んで、これ、池なんですよー。水面が全部埋まってるんです！！＾＾

くちびるを零れ落ちたる言の葉はピンクいろしてハート型して

四月が終わる前にこの写真が使いたかったんです・・・

蜜月を入れた骨壷眺めては返事さがしてもう四月尽

家族会議耳で参加が精一杯じゃが芋まわるターンテーブル

花びらの貼りついているブロックでわたしと三角取りをはじめる

真四角でないとわかっていながらも三角の山あわそうとしている

湯を浴（あ）めば苦さと甘さがバランスすPM2.5は午後二時半

きみのこえ水の底まで届く朝「おうごんしゅうかん」が眩しすぎる

ここに居た君のお尻のちいささよ飛べなかったね１８の春

しあわせをのぼりつめてコーヒーを飲む砂糖ミルクは無用なんです

宙吊りのジャスミンが停まるまで待つ辛抱だけがとりえなぁんて

シアワセはいつも欠けてる３０℃くらいケーキが美味しく焼けたとしても

池を渡る御影の月の弧はみっつhop-step-jump！

うす紅におき去られし葉の羽化待ちぬ幼稚園バスとまる舗道で

なまはんか撥ねつけるほどのスピードで洗濯機まわれ地球もまわれ

まる三角四角の分銅あわせてもきみの言葉の重さに足りない