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花うさぎのことを語る
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よく似たものたちが
群れあう檻で
あなたを
見失わないように
花うさぎのことを語る
- ---- 駄菓子 -----
「駄」とは太った馬と書く。
ならそれは存在理由がないか、かなり不足の状態であるか、
そういう不名誉な冠なのだろう。
さて、「駄菓子」と聞いて何を想うだろう。
そのこたえひとつからでも食文化と時代が嗅ぎ取れる。
(「チョコ」や「クッキー」というカタカナに「ハレ」を見る私には
「コンビニ」で買う駄菓子というのがすでに意味不明なのだがw)
駄菓子屋が私の視界から消えて久しい。
奪ったのは神戸の震災だ。
いずれ消えゆくさだめではあったが、あれさえなければ
わが子が「駄菓子」について親との共有概念をはぐくむくらいの猶予…[全文を見る]
花うさぎのことを語る
笑っているだけで
笑ってくれるだけで
よかったのに
花うさぎのことを語る
作法があるのだ
駄という文字のつくものを
たべるのには
花うさぎのことを語る
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花うさぎのことを語る
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- ------- 傘 -------------
傘が、美しいものだと思ったこともなく
つまり 実用性以外のことをかんがえて選ぶ習慣がなく
それは 貧しかったからというのが一番の理由に違いないんだけれど。
彼女が自分の傘を「綺麗だから好き」と言ったとき
私は自分の気持ちに驚いた。
私が美しいと思う彼女が美しいと言う傘。
傘のほかにも彼女の目はしょっちゅう美しいものを映し出すのだった。
そうして
「美しい」ということの支配に気づくと、
おおかたの人間は生きているのが辛くなる。
辛くなった。
ずいぶんと遅い気づきだったと思う。
でも、遅かったぶんだけ悩む月日も普通の少女より軽く済んだかもしれない。
いや、軽く済ませたつもりで、実際のところ何も済んではいないのかもしれないのだが。
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第二部で挿入した歌のリスト
・honesty
・The Rain Song
・In my life
・Can't help falling in love
・everybody's Got To Learn Sometime
・The rose
・Every breath you take
・Shape of My Heart
・I WANT TO KNOW WHAT LOVE IS
・Love of my life
・here comes a rain again
・Dreams
・I`ll be there
・Dream on
・Nothing's gonna stop us now
・I Was Born to Love You
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ハイクのユーザー層の中心と思われる40歳前後のひとたちが
この小説の主人公たちのようなめんどくさい…[全文を見る]
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[告知]
こんばんは!
本日このあと夜10時に、第三部の小説を掲載開始します。
同時に、愛さんとわたし(うさうらら)の2人でゆるゆるチャットを予定しております。
うさうらら(id:usaurara)のidページにて行いますのでよかったらどなたさまでもご参加ください。歓迎!!
お絵かきできるひとはお絵かきしにきてくれたら嬉しいです☆
お絵かきしない人も、お話の感想やチャチャ入れしてね!
ゆっくりと用事などしつつ、お酒を呑みつつ、楽しくいきたいと思います。お待ちしております♪
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/花うさぎ



































