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『鴨川ホルモー』万城目学
・爽やか
・かわいい
・不思議世界を描きつつ、言っていることはとても真っ当

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ピーター・S・ビーグル『心地よく秘密めいたところ』
・60'sが舞台ですが古く感じません。墓地という空間が…いえ、あの…。
・登場人物が魅力的です。
・夏の描写がステキです。

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『四畳半王国見聞録』森見登美彦
・桃谷さん、いいなぁ
・三浦さんと鈴木君はつきあってるのか?
・三浦さんの二の腕はどれほど白いのか?

男子、不遇の青春の切なさを描く短編集

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『人間つかい』A・ハインライン
・主人公がうっかりさん
・危機的状況なのに、軽快な会話が楽しい
・ポジティブ

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『プタヴの世界』ラリィ・ニーヴン
・すごくおもしろい
・少しとっちらかってる
・登場人物の紹介がほしい(ミステリの表紙の裏にあるようなの)

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『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦
・タイトルがカタカナだぞ。
・文章も印象も今までのと少し違うぞ。
・最後はやっぱいいぞ…。

あとはネタバレになるのでなし。あえていうなら「また、◯っぱいか!」

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『四十九日のレシピ』  伊吹有喜
・ぽて太さん、ありがとうございました(*'ω'*)
・結構キツいテーマに心が痛むところもありますが、肌触りが柔らかいです。
・世田谷の義母と、夫の犬が私の一番のツボでした。

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『バイバイ、ブラックバード』 伊坂 幸太郎
・50名の人のためだけに書かれた郵便小説だそうです。
・会話や登場人物が魅力的。
・さらっとしているけど、心にしんとなるモノのある作品。

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「虐殺器官」伊藤計劃
・人物や背景、世界がそれぞれバランスを欠いていて、読んでいて常に異物感があるかんじ(いい意味でです)
・一方、作戦遂行シーンは恐ろしくテンポがいい。のに、やっぱり常に落ち着かない切迫したかんじがある。
・作者のことを考えると、若い読者に「かっこいい!」で読み終えてほしくないなぁと切に思いました。

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『謎解きはディナーのあとで』東川 篤哉
・「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」のCMが流れた途端、母が噴いたので買ってさしあげました。
・母の感想は「動機が最後にちょこっと出てくるのよ!わかるわけないじゃない!(`д´)キィィ!」でしたが、被害者の人間性や人生、加害者の人間関係などを描いたものではなく、クイズ或いはパズル的な作品でした。動機が最後でも問題はございません。
・母によると「出てくる人がみんな変なの!あの執事むかつく!(`д´)キィィ!」とのことです。作者の思うつぼかと存じます。お嬢様。

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『ハーモニー』伊藤計劃
・なるほどー。
・若くして亡くなっているとのこと、とても残念です。他の作品も続けて読んでみます。
・アニメ映画向き。映画化不可能っていう作品を書いてほしかったなぁ。

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『太陽の塔』 森見登美彦
・切ない
・痛々しい
・爆笑

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『夏化粧』池上永一
・この人の作品は登場人物がどうあれ、ストーリーがどうあれ、一番描きたいのが生き物としての沖縄なのでは?と思っていましたが、この作品は少し違いました。すみません、大して読んでいないのに決めつけて。
・入り口が沖縄世界で、真ん中辺が人間の業(?)で、出口は…!でした。
・始まりと終りの風景がおそらく同じなとことか、かっこいいです。

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『杉の柩』 アガサ・クリスティー
・ここで話題に上っていたので再読。中学生の頃「クリスティで一番いい!」と感動したのですが、内容はすっかり忘れていたので、とてもいい機会でした。
・当時の自分のツボが思い出せないままでしたが…たぶん「登場人物が魅力的」「さぁぁぁーっと木立の先に空の広がるような終りがいい」(←当時「夏への扉」で、ものすごく感動していたので)という辺りかなぁと思いました。
・今読み返しても、やはり登場人物がとても魅力的だし、ストーリーが簡潔だし、いいですねぇ〜。

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『ポスト消費社会のゆくえ』( 辻井 喬・著 , 上野 千鶴子・著)
・確かに渋谷は変わったなぁ…
・確かに西武百貨店では買い物しなかったなぁ…
・ETV特集で編集で持論を正反対の内容にされて放送された件、上野さんは確かNHKに公に抗議をしていなかったっけなぁ?結構話題になっていた気がする。
・自分には二つの人格があるって、…もう少し表現を選んだらどうかなぁってとことか、20代女性という消費者世代にはイメージ戦略に成功して、一回り下くらいの男性幹部には誤ったイメージを持たれてしまったっていうのは、どうだろうってとことかが、何かひっかかりました。

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畠中恵「アイスクリン強し」
・ブラタモリでおなじみの築地明石町居留地が出てきました。
・しゃばけの主人公が大店の離れで妖怪に守られているように、こちらの主人公は居留地の外国人の中で育っています。
・江戸の話よりお話めいたところが減って、江戸時代より生活の厳しい雰囲気はありますが、未来を感じられるお話です。

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畠中恵『ぬしさまへ』
・17歳の病弱な大店の若旦那と、彼を我が子以上に溺愛するイケメン妖と、彼を慕う妖怪たちいうキュートな設定なのに、読後感が切ない。
・最後の話が好きです。
・出てくる和菓子、全部食べたい。幼なじみが作ったのを除いて。

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松井今朝子 『円朝の女』
・虚々実々の混じりあう物語。ご一新前後の有名どころが登場するのが面白いです。
・“円朝の”で時代背景や何かがうんと鮮やかに、また重くなっているように思います。
・最後の話で救われた気がしました。

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「TOUR 1989」
・うーん、時代を書く人なのかなぁ…と思いました。
・やっぱり「お話」の体裁をとったドキュメンタリーのように感じます。
・生々しさを包んでいる何かが独特なのかなぁ?

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「女中譚」中島京子
・「小さいおうち」と設定など似ているところはありますが、こちらの方が生々しく重いです。(どちらがいい悪いではありません)
・ある時代を生きた人のことを書くっていうところは同じ、鋭いなぁって思います。
・お話の形をとったドキュメンタリーみたいです。