ごまふくが、せめて母に慣れてくれたら、行けるんですけどねぇ〜。一泊でどの程度家が荒れるのか、まぁ、一度検証の必要はあります…。
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「人形館の殺人」綾辻行人
・だいぶ作法がわかってきて、前よりも面白さが増してきました。
・架場君が好みです。
・京都に行きたいです。
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「沼地のある森を抜けて」梨木香歩
・家とか、女性から、生命に視点が移っていく流れが、短編集と読めば違和感なく、長編っていうと少しぎこちないかなぁと思いました。
・白銀の草原の部分はル・グィンに似て感じました。
・「命とは?」という疑問に最初に手にするには、とてもよい作品だと思います。ティーンズって書いてあるし。でも主人公は30代だしなぁ。
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「貴婦人Aの蘇生」小川洋子
・貴婦人、洋館、剥製、儀式…という舞台なのに静かな印象。
・この伯母が傷つけられたりしないかと、何か不幸が起きないかと、びくびくしながら読み進めました。つまり、私も一目でこの伯母に見入られたのでしょう。
・蘇生と言われると、他に言葉がないけど。
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あ、そうだそうだ!
4人の女性は二十歳そこそこなのです。が、その分、かなえさん(一人の母)や初枝さん(旧家のお姑さん)の存在と言葉が、思い返すほどに際立ちますね。
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「からくりからくさ」梨木香歩
・一つで一作品できるテーマをいくつも含んでいて、目眩がしそうです。なのに、さらりと話は進み、終り…。でもお話が本の外まで続いていそうな、そういうかんじです。
・登場人物がいろいろな経験はするけれど、多分に精神的な体験なのです。それを補完するように、お面のエピソードや宿縁が語られるのだけど。人一人が人生を生ききって悟るような事柄が、1年という時間の中で多感で聡明な女性4人(+時間を超えて現れる人々物事)の関係性の中で描かれているので。う〜ん。
・登場人物たちと同年代の頃に読むべき作品ですね。
・でも面白かったです。全部ぐわーって読むより、ぱらりぱらりと読む、それも再読すると、よりよい本だと思いました。
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「迷路館の殺人」綾辻行人
・ほぼ、正解!
・道具立てや筋立てのお約束が気持ちいいですね
・最大のお遊びの部分では、何がしたかったかはわかるけど、必要かは、う〜んってかんじです。
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「カラーひよことコーヒー豆 」小川洋子
・「カラーひよこだなんて悲しい話だったらどうしよう…」と思ったら、悲しくはないし、そもそも小説じゃなくて随筆だった。
・「こんなに飾らない普通の言葉で文章を書いちゃって、自分を守れるのかしら、非難されたらうんと傷ついちゃわない?」と思いつつ読むうちに、この人は強い人だとわかりました。
・バームクーヘン、或いはブッセみたいな、味わい。
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「この庭に―黒いミンクの話」梨木香歩
・絵本…ではない。
・わからなくはない…けど?
・って持ってたら、続編的位置づけの作品だったのか!
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綿貫んちから、ただいま。
「家守綺譚」梨木香歩
・村田エフェンディの名は時々出てくるけど、直接的にはエピソードは絡まない。
・登場人物が(人に限らず)よい。でも綿貫さんが一番魅力的です。
・読後感は、悲しい。
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「村田エフェンディ滞土録」梨木香歩
日記でもない、ただの書き付けのような、ただ或る時間をすくいあげただけの、ほんの短い数ページが重なって、そこに生まれた物語。確かにこれは遺跡だ。人と物と出来事が積み重なってはじめて、繋がっていく。
すごい。お話の内容以上に、こんなふうに物語が紡ぎだせる(いや、だって紡いでいないし、出してもいないんだよ)なんて、すごい!
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「時計館の殺人<新装改訂版>」 綾辻行人
・江南君が再登場。
・夏の盛りに読むのがよいです。
・さくさく読めます。
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「俺に似たひと」平川克美
・60代息子のの80代の父親の介護の1年半の物語
・情景と思索と客観的な事象が、静かに簡潔に紡がれています。
・短いし、文章的には読みやすいです。また数年経ったら読んでみたいと思います。
・ただ、いつか介護をする人が読むといいのか、今介護をしている人が読むといいのか、かつて介護をしていた人が読むのがいいのか、それがわからない。
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『ナミヤ雑貨店』東野圭吾
すーっと読めるいい話です
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西條八十「女妖記」
・八十さんは、ほんとにもう…。こういう体験が本になる時代だったってことですねぇ。
・昭和初期の高揚、ロマンティックで、デカダンで。こういう時代は二度とこないだろうなぁ。
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芦原すなお『新・夢十夜』『月夜の晩に火事がいて』
・「新・夢十夜」面白かったです。一篇一篇読むより、ある程度まとめて読んで、夢の世界に入っちゃうのがいいかもしれません。
・「月夜の晩に火事がいて」、ぬめ〜っとした夢描写とポンポン快活な会話部分とが上手く同居していて、読みやすかったです。
・雰囲気ミステリーで、いろいろあるけど自分探しっていうかんじでしょうか。この作家さんは徹底して一人称小説家なのかなぁって思いました。
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『トロイメライ』池上永一
・今まで読んだ池上作品のような湿度や温度、異世界の濃密な空気はなく、爽やかで明るく楽しい話でした。
・時代物の短編ですが、登場人物は現代っ子っぽいです。
・『テンペスト』を読まなきゃいけない気になります。
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『ミミズクとオリーブ』『嫁洗い池』芦原すなお
・読まなくってもよかったかなぁー…って。
・『謎デイ』読んだときも「ぐはっw」って思いましたが、同じ感じ…。
・これはミステリーではない、大人のラノベだと思います。
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『限界集落株式会社』黒野 伸一
・ルポルタージュだと思って予約していたら小説だった。
・『神去なあなあ日常』みたいな第一次産業もので、『下町ロケット』みたいなサクセスストーリー。
・農村の人間関係や生活の中で変わっていく主人公にスポットを当てるか、農業の株式会社化の困難にスポットを当てるか、どちらかにしたらよかったのにとも思いましたが、そもそも1冊で済むテーマではないわけですよね、それって。こういうテーマへの入門編としてはよい本だと思いました。
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「死ぬ時はひとりぼっち」レイ・ブラッドベリ
・ハードボイルドミステリなのですが、この街は火星にあるのではありませんか?というくらい、ブラッドベリ。
・各シーンの印象が強過ぎて、場面転換した時に気分がついてゆけなくて苦労しました。具体的には時間帯がわからないなど…。
・ラストは冗長とも感じられますが、どんどん爽やかになってゆき読後感がよいです。
/読了