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Tips:行頭を # で始めると、その行は見出しになる。# を複数置くと中見出し、小見出しを作れる。
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「苦心の学友」佐々木邦
・戦前の銀座って、どんなだったのかなぁって思う。今と違って桁違いに洗練された文化的で最先端のお出かけの街だったんだろうなぁ。
・主人公の三人称が名字だったり名前だったりするのがおもしろい
・若様に振り回されつつも、子供が新しい環境で子供らしい考えや行動、気持ちで成長してゆくのが愛らしい。時代錯誤な設定がおもしろさであるのと供に、いつか解決されるべきことで、それは今の子供、未来がそうしていくでしょうっていうかんじなのもよかった。
・おにいちゃん、すてきー

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「真理先生」武者小路実篤
・もしかして、「Imagine」?
・とにかく、おもしろかったです!
・7割演説、2割問答、1割ストーリーくらいの塩梅です

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「バベル九朔」万城目学
面白かった
少しずつ一週間で読み終われたらいいな、と思っていたのになぁ
前作と方向性というか、違うのは何故だろう?
インタビュー記事とか読めばいいかなぁ

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『アイヌと縄文 もうひとつの日本の歴史』瀬川拓郎
・アイヌ=縄文じゃないし、縄文=豊かで安定した失われた楽園でもない、そういうロマンではなくて
・細かに人の動き、品物の流れ、文化・社会の変容と受け継がれたものが書いてあって、ロマン
・北はアリューシャン列島まで話は広がるけれど、主な舞台は北海道なので、道民の方々が読むと、きっともっと面白いはず

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「中世民衆の世界 村の生活と掟」藤木久志
・読みながら、「タイムスクープ・ハンター」で観たことを思い出したりしました。あぁ、なんでもなく観ていたけれど、こういう研究があって、ああいう番組が出来て、知っている人が観たら驚きや感心や感慨なんかで、もっと面白かったんだろうなぁと思うと、勿体ないなぁとか、申し訳ないことをしたとか思ったり。
・堅苦しい話にしないようになのか、つらつらと資料に残るあれこれを書き連ねてあるかんじで、部分部分は読みやすいのですが、理屈を並べない分、なんの検証のための引用なのかが、よくわからなくなったりしました
・村人と領主の年中行事はおもしろかったなぁ。でも、中世から近世にかけて、村が自立していって、様々な権利を獲得して、それが公の法に反映されるようになったのに、江戸の終わりの頃にはこういう公を対等な力は失っていたように思える。それは何故なのかなぁ?

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「大飢饉、室町社会を襲う!」清水克行
・面白かった
・天災が人災になる仕組みとか、都市の機能とか
・日記に描かれ人々も、書いている本人も、今と同じ人間だなぁとか

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「一揆の法と秩序」久留島典子

読んでいて「あ!これが真田丸のあれか」と、はっとするところがあったり、「喧嘩両成敗の誕生」(だったっけ)を思い出すところがあって面白かったです
知識のある人向けに書かれているので、省かれている諸々を何かで読まなくちゃなぁ
明日、わたしにもわかったことを整理しよう

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「蘇る変態」星野源
読んでいる間は無心なので気がつかなかったけれど、ずっと星野源の声で読んでいたみたいで、読み終わって、ごまふくに「むにゃん」って言われて驚いた
とすると、あんな言葉もこんな言葉も星野源の声で聞こえていたってことか…

日々、目に映るもの、心に浮かぶものを書き連ねてあるかんじでした
随筆ってそういうものだとは言っても、実際は難しいんじゃないかなぁ
ピュアというわけではなく、透明ということでもなくなんだろうかと思いつつ、これを書いていて、そうだこれはフィルムなんだと思いました

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「世界の辺境とハードボイルド室町時代」高野 秀行/清水 克行
・とっても面白かった!
・今まで疑問に思っていた事柄に、それを取り巻く広く深く高いところから、ふわっとヒントをくれるような。
・高野さんが言葉を大切にしていると書かれていたけど、そこここに見える言葉がきらきらしているというか。
・学問というものは、人がたった一人ではなく生きているということを感じさせてくれるものなのかなぁと思いました。

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「敵は海賊 短編版」神林長平
・なるほどー!こういうかんじなのですね。
・ちょっと大人っぽい少年少女向きか、かつてそうであった大人向きかなぁ。
・硬派なトリック(ギミック?アイディア?)を、ぎゅって詰めて書いてあるので、短い割りに濃厚。これから推察するに長編はきっとヘビー。

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『世界受容』ジェフ・ヴァンダミア
・前作のラストで「きたー!」って思ったのが、肩すかし(悪い意味じゃなく)で、面白い構成だなぁ!と
・ふんふん、ふーん、ほう、うーん、ふぅぅん、はぁ、おお!!、あぁ、ふむ…っていうかんじで進んで、あぁ?そういう…うーん、ときて、でもまぁラストは、うん、まぁ、うん
・読んでいる間を実況したくなるかんじのライブ感がよかったです

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「こころ」夏目漱石

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『監視機構』ジェフ・ヴァンダミア
・最初の方で抱いた感情が
・後半で「そういうことか!」と
・ラストは、そうなるとはいえ、その場面設定はなんだか、ここまでの持って回った感じと比べて、過ぎるほどにシンプルで、続編がどんなふうになるんだか(内容も、この作者の描き方も)気になる
・やっと役者が出そろった感じで、『全滅領域』の世界の描写から、シーンとしての人物への描写がかっこよかったー
・ワタクシは心理学者が好きです

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「その女アレックス」
ピエール・ルメートル

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『全滅領域』ジェフ・ヴァンダミア
・面白かった
・ただ、面白かったでおしまいか、もっと何かあるかは続編を読まないとわからない
・私は心理学者が好きです

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『謎の独立国家ソマリランド』高野 秀行
・面白かった!!
・理解不能な謎国家かと思ったら、極めて真っ当も真っ当。地上のいかなる民主国家にも引けをとらないどころか、むしろ先進性を持った民主国家だった(著作ないでは“ハイパー民主主義”と表現されている)。ソマリランドを謎にしているのは、「紛争してなきゃニュースにならない」というこちら側の姿勢によるものだった。
・ソマリランドの民主主義は、イスラムの教え、つまり、神との契約、それに則った社会との契約を厳密に謙虚に真摯に運用した結果生まれた、当事者にとっては当然の産物だった。神様は風土から生…[全文を見る]

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「有頂天家族 二代目の帰朝」
面白かったです!
以下、若干ネタバレしてます

・3匹それぞれに訪れる転機、とどのつまりは、boy meets girl. おとこのこはおんなのこに出会って大人になるシステム健在。赤い糸の物語。
・フラグが丁寧で丁寧で、もう動悸がして意気が苦しくて辛かったです。
・森見登美彦さんは悪じゃなくて魔を描く方だと思うのですが、それも純然たる魔。こういうお話でもすーっと入ってくるのが、とても怖かった。
・そして、天狗 meets 天狗の話は続くみたい。気になる。とても気になる。
・狸が狸として狸の幸せにころころしている描写がふわっと入ってくるのが、あまりに透明で切ない。
・二代目がかっこいい!学園祭事務局局長に似ている。

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「ここがウィネトカなら、きみはジュディ」大森望選
・時間SFのアンソロジー、どれも個性的で面白かったです
・一番好きなのは「旅人の憩い」
・日本人は時間ものが好きっていうのはわかる気がする。アイディアを如何に精緻に組み立てて、かつ叙情的に仕上げるかっていうのが、なんだかツボなのかなぁ。

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「迷君に候」縄田一男選
・面白かった!「主命にござる」の「ぐはぁ…」とは、“迷”な分違って、その“迷”な部分に君の人間性が温かく息づいている感じがしました
・迷君が主役ではなくても、その存在が効いていて、意味合いは違っても「殿様だなぁ」っていうところは外さないのが、面白かったです
・この、殿様であり、人間であるっていうところがいいんだなぁ、きっと
・「ジャズ大名」で楽しくなって、「殺生関白」でうわまたこういうのか…と一度は本を閉じ、でも「主命にござる」の作品たちよりも頑なかんじがあって、生まれついての殿様の混じりっけなしの生なところがそ…[全文を見る]

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「火星の人」アンディ・ウィアー
面白かった…
とても面白かった…
ジャガイモが食べたいです