星新一『できそこない博物館』
借りた本が古すぎてISBN記載がない(^_^;)。
東京オリンピック前の不穏な空気について書かれた文章をもう一度読みたくて探してたもの。id:joe_eugeneさん教えてくれてありがとうございます、確かにこれでした。ただし自分が覚えてたのは、ボツネタ自体ではなくて、そのネタの元になった星新一自身の体験談の方でした。
まだコンピューターが「未来のもの」だった時代なのだなあと実感。つくづく、今まだ存命であればどんな小説を書いてくれたかなあと……。
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結局後半が流し読みになってしまった。わたしは本に付箋はつけても線を引くタイプではないのだけれど、これはパの注意事項等、線を引きたくなる場所が何箇所もあった。ジャンプ系の空中連続写真が、モデルがよいためもあってとてもわかりやすい。動き系は、目に残るもの自体の質も大事。
値段が値段なのでなかなか手に入れられないだろうけど、いずれ買う。
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ミス・マープルもの。犯人はすぐにわかったのだけど、それはクリスティのノン・ミステリを何冊か読んでるからかもしれない。欺瞞家族をうまく描く作家だなあと思う。
これも、一ヶ所とても哀しくなる文章がでてきて、かわいそうでならなかった。
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506]
ジーヴスもの以外のを初めて読んだけど、やはりウッドハウス!ハリウッド黄金期のミュージカル好きな人はウッドハウスは絶対オススメ。
ウッドハウス自身ミュージカルの脚本・脚色・作詞等々に多数関わってたということもあり、この手のパターンの手法を知り尽くしてる感じ。
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『ドン・キホーテの論争』
これ一冊で論争に関してほぼわかるかと思ったらやっぱり他のも読まないとだめか。まあ当たり前だけど。
ラスト一行がすごいいい。
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私にとっての純文学とは何か、それは--極私的言語の、戦闘的保持だ。
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キャロルの本を読むと、この人本人はどういう人なんかなあというのもいつも感じる。なぜならこの人はいつも、利己的な人間、自己欺瞞に満ちた人間、人間関係にまつわる「物々交換」について描くことが常だから。
しかしながらそういった自分の中からわいてくる雑音をもなぎ倒して物語の最後まで導かれ、最後の1ページに至るまでわからなかった「真相」(不思議には感じていたのだけれど)に肝を抜かされるのは、さすがキャロル。
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889
ジーヴスの出番少な目。そのかわりバーティは、これまででは一番その行動がからまわりしてないかもしれない。キャッツミート&コーキー兄妹、エズモンド・ハモンドなどなど、珍しく脇がけっこう自分で考えてバーティにわりをくわせず働くタイプだったせいかも。しかしその分、ガッシー&バセット・カップルはあいかわらずひどいw
ラストの先が強烈に知りたいww
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994
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402
「治る」という言葉の定義には疑問あり。「医療」という面から見れば目標地点をどっかに置かなければいけないのはわかるけれども。「治る」にもいろいろある(たとえば「寛解」と「完治」は違う)ということを頭に入れておかないと誤解が生じる気がする。
とはいえ臨床でばりばりの人だけに、「当事者をめぐる現状」(当事者に、ではない)に振り回されている・悩んでいる人にとっては現実的で実際的な内容であることにはまちがいないと思う。
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755
ジーヴス・スランプ編。今回はとんでもない出来はならず、常にこっちが展開を先読みできた感じ。フローレンスの誤解は……ちょっと今後のことも考えて解いておいたほうがよかったんではないかという気がする(^_^;)。
しかしなんだかこのシリーズ、男性版『エマ』みたいな感もしてきた。
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862
三章からなり、映画は、この本の二章の部分からエピソードを拾い物語的に再構成したもの。主人公スモルノフについてはほとんど書かれてない。あの映画はそういう意味ではかなりすごい。
一章は著者自身の体験。著者はアウシュビッツに収容されていたが、最終的には「偽造作戦」に徴収されたことによりアウシュビッツ体験のある生存者となった。「最終解決」のシステムと収容所の生活(といえるのならば、だが)に興味がある人にはよいかも。
三章は、「ベルンハルト作戦」の終焉から戦後の動き、特にナチス復興のために財宝や機密を…[全文を見る]
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この人の本読んでてすっきりするなあと思ってた理由に思い当たり改めて納得。同時に、パソコン利用が『水晶内制度』の後と知り驚愕。……わたしゃてっきりネット(特に匿名)の文言が諸々の会話とかの元と思ってたのに。
そうじゃなくてあれを書いたということは、リアルに……そりゃ鼻血も出るしケンカもせざるをえなくなるわな。ほんとうにお疲れ様です。
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通勤電車で読んでんだけど、しょっちゅう同居人に「顔が笑ってるw」と言われた。解説にベタなメロドラマ展開って書いてあるけど、これはポーリーン&チャッフィーのことだけではなくバーティ&ジーヴスもなのかww? 最後にけっこうじーんとやられたわたしは手の内か?
ウッドハウスは長編の方が好きかも。……しかしバーティ、毎回毎回かわいそうw
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うぬーん……ほんとのほんとの結末近くは怒涛の展開なのだけれども、そこに至るまでの部分が長広舌に感じてしまったりもする……。部分的に「小説」ではないのだよなあ。短編や中篇だと気にならないんだけど。
『[
]』もそうだったのだけれども、セクシャリティに関連するものを書こうとすると、時代もあってそうならざるをえなかったんだろうか。それとも単にわたしがスタージョンの長編が苦手なのだろうか。内容をすっかり忘れてしまった『人間以上』を十数年ぶりに読み返してから判断すべきか。
この本の著者あとがきは必読ものだった。スタージョンかっこいい!
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障害されているのは「人格」ではなく「コミュニケーションの回路」という視点から、道徳化傾向にある「人格障害」の概念の再構築をしようというもの。
2003年出版のため、この時点ではまだ発達障害系の言葉は人口に膾炙してなかったようだ。この後に同著者が
を出版したことを考えると、発達障害系の言葉も道徳化してしまったということだろうか。
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最初のジーヴス初登場のと、最後の語り手ジーヴスのやつがたまらんw ジーヴスそんなにご主人様が好きか。それなのにそういうことするか。ツンデレwww
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すっごく読後感の軽い短編ミステリ集。中学・高校くらいの時に読んでたらかなりはまったかもしれない。ショート・ショートが好きな人にはいいかも。
原書で読んでみたらよさそうな気がする。なんとなく。
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254
最初からなんだかのれないままでむりやり読みきった感じ。テーマ的にはかなりおもしろいものが続いてるのになぜこんなに読みにくかったんだろう?
各章をいろんな専門分野の人が書いてるのだけれど、各論でおもしろかったのは福祉社会学、宗教学、医療人類学(こんなのあるのね!)あたり。特に医療人類学は、今自分が考えてることと重なる部分もあり、読み応えがあった。もうちょっと読んでみたい。
あとで日記に目次をリストアップする。
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今回の労使間論争の元は金ボタンつきの白のメスジャケットでした。
バーティが、最後の最後ほんの数十ページのところでジーヴスにいよいよ事態への乗り込み許可を下した時には、なんだか水戸黄門の印籠が出るところを見る思いまでした。しかしジーヴス、最後に下した解決方法が鬼w わかるけど。
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