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読了のことを語る
ISBN:433604161X
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あんまりたくさんは読んでないけどアントニー・バークリーも好きな作家(『毒入りチョコレート殺人事件』より『試行錯誤』が好き)。
こういうパーティおもしろそうだけど、いかんせん、日本人では仮装対象になりそうな華ある○○なんてのがいないのよねえ。
しかしオチのブラックさはさすがでした。

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読了のことを語る
asin:0330317539
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2年前に邦訳で読んだ、ウィリアム・スタイロンのうつ闘病記の原書。
2年の間に読んだほかの本の影響もあってか、英語レベルとしてはまったく追いつかないのに、一部、以前よりももっとわかる部分があったりしたのがおもしろかった。

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読了のことを語る
isbn:430962197x
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それぞれさすがにおもしろかったけど、コニー・ウィリスは短編か長編かのどっちかのほうがやっぱり好きだなあわたし。
こないだ某所でちともりあがった布ナプの件をごぞんじの方は、最初の『女王様でも』おすすめ。読みながらにやにやしていいのか苦笑すべきかと迷う迷う。
それから犬・猫飼ってらっしゃる方は最後の表題作がおすすめです。

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読了のことを語る
asin:4336050740
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あいもかわらずアホのピタゴラスイッチ状態。ただしここまでシリーズ長くなると、昔の登場人物とエピソードを知っててこそのおもしろさ、マンネリの醍醐味みたいな部分もかなり含まれてくるので、これ一冊だけどうぞ、とはいえない感じになってきた。
今回は著者の推理小説愛がちとあふれ気味です。ネロ・ウルフのシリーズも探して読もうかな。

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読了のことを語る
isbn:0679819495
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マーヴィン・シリーズはこれまでもほろりとさせられることくらいは時々あったのだが、この本は最後の先生との対話でひさびさに本読みながらマジ泣きさせられた。「体験」をわかってくれる人が一人でもいてくれれば、それだけでどれだけ助けられることか。
著者のLouis Sacharには、ほんと、時々本気でやられる。以前も別の本で、職場への往復バスで読んでてぼろぼろ泣かされたことがある。
シリーズ全部でなくてこれ一冊だけでもマジおすすめ。

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読了のことを語る
isbn:000616174x
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まさかこの期に及んで、ってタイミングで出てきたんで、思わず「え、ポワロ出てくるの?」と夜中に声に出してつぶいてしまった。
プロットもかなり凝ってる上に(ある事件から生まれるさまざまな思惑が、どのように事件と絡み合っていくか)、あいかわらずの人物描写の的確さ。RichのSpringerに対する評とか、ChadwickとBulstrodeと舞台となる学校との複雑な感情的絡みとか。
うーんとうなってしまった。

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読了のことを語る
ISBN:4768466877
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当時いかに優生思想に、ドイツのみならず世界全体がやられていたかがよくわかる。
また、ナチスに迫害された人々は、ナチス以前からすでに迫害されていた人々であり、またかつナチス以降も迫害され続けているということもよくわかる本。
ナチスの特殊性は、国ぐるみの迫害と言うこと自体ではなく、絶滅をめざす迫害・殺害を「最終的解決」「最終的医療」で言い換え、心理的にも実行方法でも「完全合理化・機械的作業」を追求した点にあるなあと、改めて感じた。
 
「合理化」と「生産能力重視」の徹底は、人間を簡単に「モノ」に変える。

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読了のことを語る
asin:0006164773
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これはよくできた短編集。最後の短編の最後の一行は短編集全体を読んでて初めて意味があるものなので、最初からとばさず読むことをオススメ。最初は喪黒服造ですが、途中から推理小説っぽくなってきます。

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読了のことを語る
isbn:4000221582
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どっかでこの原詩を朗読してるのを探して聴いたほうがいいんでないのかなあという気がした。

ISBN:4812415330
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を読んだときも思ったけど、「漂流」……だけじゃなくて、「極限状態で生き延びること」と「信仰」との関係ってもちょっと考えてみたい。

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読了のことを語る
isbn:4038141705
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読み終わってからなんでルーマ・ゴッデンがアンデルセンの伝記を書いたかわかった感じ。
アンデルセンは、生来家庭生活に恵まれず、それゆえかまた元々か、かなりの神経過敏の激情型で、無邪気この上なくしかも頑固。無邪気ゆえに、そして一心ゆえに周囲の人びとからよきにつけ悪しきにつけかまわれるのだけれど、彼は自分が徹底的に体得しきるまでは、他人の忠告を受けつけない。
ルーマ・ゴッデンは自身の経験もあって、「矯正・強制しようとするものに対して自身の意思を貫き、自身の感じたもの・体験を信じる(その上で意見を変えることもありうる)主人公」の物語を書く人なので、アンデルセンにも思うところがあったのだろう。
アンデルセンが自分のことを「人間の模造品」と思うところとか身につまされた。

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読了のことを語る
isbn:431400939x
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借りて読み出してから、原著出版が10年前、邦訳が5年前ということに気づいて、途中からわりきって読んだ。いやあ、10年一昔とはよくいったものだねえ(^_^;)
これと同じようなもので最新版出ればいいのになあと思った。
しかし、最後の第11章『患者自身にできること』の部分は今でもじゅうぶん通じると思うので、いろいろ悩んでる方はどうぞ。

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読了のことを語る
isbn:0006168647
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予想外に時間がかかった。大失敗。やっぱりミステリに「探偵」の存在は重要だな、と。まあこれはそれを逆手に取ったともいえるのかもしれないけれども。しかしこの犯人は意外。読みながらつけた二つの付箋のうちの一つは、あとから考えると大ヒントになるところだったのかもしれない。
タイトルは↓のマザーグースより。

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読了のことを語る
asin:4403231098
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読みながらこっちで書いてたメモを元に日記に感想書いたらえれえ長文になってしまった(-_-;)。しかしまだ書き足らないくらいなんだけど。
非常に美しい写真もたっぷりです。アンナ・パブロワの『蜻蛉』、シド・チャリースの『絹の靴下』あたりはことにオススメ。現役バレリーナは扱われてませんので、そこだけ注意。

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読了のことを語る
isbn:9784151200
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526
「教育も虐待や暴力となりうる」って話を他でしてたから、これもいいタイミングで読んだのかも。
しかし映画もそうだったのだけれど、実はわたし自身には少し遠い感覚の物語。それでも、映画よりも小説の方が、わたしには入りやすかったです。

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『ツィス』広瀬正
これももしかしたらいいタイミングで読んだ本かも。すごくおもしろかった。
広瀬正本人は、ある時代の文化・情報集積/発信地としての「東京」をまるごと吸い込んで生きた人。それを改めて感じさせる物語だった。
おすすめです。

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読了のことを語る
isbn:9784755401
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916
分厚くなく、わかりやすい言葉で平易に書かれてて、しかも内容が幅広くて深い。良書。マジオススメ。
この手のものを初めて読む人はたぶん目からうろこ落ちると思う。

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asin:0006168914
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長編ばっかり選んでるせいか、ミス・マープルがSt.Mary Meadから出張ってくる話にばっかり当たる……(^_^;) これも、以前自分の家で働いていたある娘の運命を知って「怒り」のあまり手弁当で現場まで行っちゃう話。
Nursery Rhymesのひとつ、Sing a Song of Six Penceをモチーフにした殺人事件。歌は↓です(最後の方一部本と歌詞違うけど)
http://jp.youtube.com/watch?v=XNVitnZCZ7s

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読了のことを語る
isbn:9784336049
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513
ユークリッジ&コーキー、マリナー氏、ビンゴ一家、フレディー・ウィジョンと、ウッドハウスの各種シリーズから少しずつおいしいところを抜いてきてまとめたような一冊。
イギリスの中流~上流階級の男連中の間では「醜い赤ちゃん」自慢の伝統みたいのがあるんかなあとそっちにかなり興味がいった。賭けやるところの三人の男たち(警官含む)の部分のばかばかしさは最高。

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読了のことを語る
isbn:0006165591
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途中で出てきた舞台についてのセリフがとてもよかった。タイトルは、そのセリフと同じ意味合いのスラングだそうな。
表面に見えてるものは同じでも、そこから何を自分にとっての現実と認めすくいあげるかは、その人によって違ってくるものだよなあ。

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広瀬正『エロス もう一つの過去』
昭和10年前後の東京の風俗、テレビジョンの歴史や政治の動きなんかが詳細な数字入りで入ってくる、メロドラマSF。
「これ確かにおもしろいけどSFじゃないよなあ」と思ったら最後の最後にひっくり返された。ほぼ一気読み。おもしろかった!
つい『マイナス・ゼロ』引っ張り出して星新一の解説読み直しちゃった。この本の小松左京の解説もちょっとした「地方と都市」論、「生きる歴史とは」論になっていておもしろいです。