古武術で毎日がラクラク!―疲れない、ケガしない「体の使い方」 単行本 – 2006/10
荻野 アンナ (著), 甲野 善紀
荻野さんだーっ開いて、荷物の持ち方とスーパーのレジ袋の持ち方が自分がしてる方法だったので借りてきた。荷物の持ち方が「刀の握り方」(竹刀)だったので、ていうか、わたしそれ忘れてやってたよ。小指で持つのさ。
ヨガとか色々本読むけどけっきょく自分に馴染まない気がして、もしやこっちのほうがいいのかもと模索中。
/読了
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古武術で毎日がラクラク!―疲れない、ケガしない「体の使い方」 単行本 – 2006/10
荻野 アンナ (著), 甲野 善紀
荻野さんだーっ開いて、荷物の持ち方とスーパーのレジ袋の持ち方が自分がしてる方法だったので借りてきた。荷物の持ち方が「刀の握り方」(竹刀)だったので、ていうか、わたしそれ忘れてやってたよ。小指で持つのさ。
ヨガとか色々本読むけどけっきょく自分に馴染まない気がして、もしやこっちのほうがいいのかもと模索中。
愛の情景―出会いから別れまでを読み解く 単行本 – 2011/4
小倉 孝誠 (著)
必殺! 小説家の手の内を明かす、でもいいかもしれない。
恋愛は他のどの芸術より小説が合うよね、ていう、うん。そう思ってきたし、そう書かれてた。
コッパード『郵便局と蛇』
おお…ていう感じだ。海外旅行中に地図を片手に歩いて何か見た感じ。見に行った、ていうか、あれ、あ、えっ、おお…ていう感じ。
好きとかそういうのとは違うけど、ちょっともってかれた、ふわふわしてる。
平田オリザ『演劇入門』講談社現代新書
フォロワーさん他におすすめされてよんだ。おもしろかった。
ほとんどけっきょく「近代」の問題なんだよなあ。
ていうか、ひとことでいうと、「和魂洋才」という古めかしい言葉なのだ。
でも「小説」も「現代演劇」もけっきょく西洋のものとして日本にはいってきたからそこはもう、そういうことなのだ。
あと演劇の始まりの説明台詞問題で、遠いところからという指示自体は本当にそのとおりなのだけど、それができないのは技術がないからだ的なはなしもあるけど、そうではなく、わたしの考えでは「常に、わかりやすさとスピードを求…[全文を見る]
市田ひろみ『京のきもの語り』草思社
OL時代にシゴトでお世話になりました。
市田先生はほんとうに素敵な方で、おはなしも物凄く面白くて大変に知的でユーモアのある方でらっしゃいました。
三浦展『ファスト風土化する日本 郊外化とその病理』
実は、どかいさん主宰ジオニタス誌への小説寄稿のための資料その一、だったりする。
いろいろ思うところはあるものの、そういうのとは別に、なんとなしに、震災後にモノのなくなったスーパーやコンビニの棚と築地にはさすがにモノがあったことなどを思い出した。
吉田篤弘『針がとぶ』
ここで知ってよみました。
おー、すごくエレガント!
すごーく好みです☆
梨木香歩『家守綺譚』
ひさしぶりに読んだ梨木さん。安定の面白さ、とでもいうのかしら。
ゴロ―がつぼすぎてつぼすぎて、犬はこうでなくっちゃね。
鈴木創士『サブ・ローザ 書物不良談義』現代思潮新社
ハイクで勝手に引用しまくったWEB連載記事その他。
アルトーの『ヴァン・ゴッホ』を、硬いパンを小さく千切って湿らせて食べるような感じで読み進めてるんだけど(いや、実はいちど、がーって読んだのね、酔ったように、でも、たぶんこの読み方だとキモチよさしか味わってないので駄目だと思ってね)、なんとなく、前よりは掴めてきたような感じがする。
頭の中身はとおく、とーーーーーーく及ばずとも、趣味とか好きなもの、という点ではすごく、すごーく似てると勝手に思ってるのだ。
酒井健『ゴシックとは何か 大聖堂の精神史』ちくま学芸文庫
バタイユ研究者として著名なかたのゴシック精神史論
拙作「歓びの野は死の色す」で上手に語りそこねているかもしれないあたりを緻密に、熱く講義してもらった感じ
想い入れというのは素敵だ
ていうかこれ逆に、だからこそ、プロテスタントやカルヴィニスはどう読むのかなあ、というのも気になる
それからシャステルの名前があったいっぽう、本来ならここにあってしかるべきユルギス・バルトルシャイティスの名がないことも不満ではあったりするのだが・・・
個人的に、今までどうしても掴みにくかったヴィオレ・ル・デュクの人物像が明瞭になったのは嬉しかった
ところどころ疑問におもうところもないではないのだけれども、そういう部分も含めてとても面白い本だった
西崎憲『飛行士と東京の雨の森』
ようやく読んだ!!!
そして、そして、そして、なんかもう、言葉にならない・・・
小説が好き、というひとは、読んでください
小島信夫『書簡文学論』水声社
ひさかたぶりの小島信夫
小説のほうがやっぱり好きは好きだけど(うん、小説家が小説をどう読むのかは確かに面白いし、だからこうして読むのだけど、やっぱ小説家は小説家なんだよね、この感じ、伝わる?)、このひとのどこかすっとぼけたような天然意地悪っぷりは大好きだ
そういえばさ
ドイリーって単語がでてくるの、このなかに >『皆勤の徒』
不思議な言葉がたくさん出てくるなかで、突如として「ドイリー」
ドイリーて、あのレースのあれよ
手工芸SFていったの、わかってもらえる?
「『皆勤の徒』読了! 超絶面白かった~☆ 至極贅沢な手織物みたいな小説でした。なんかもう、緻密で壮大な物語を紡ぐためにお蚕様から選びぬいて染色した糸を最高の手練れが丁寧に織りあげた織物が眼前に拡がってて、それを撫でて、そこに迷い込んでいることが至福、みたいな。キモチヨカッタ☆」
織物(テクスト)の愉悦、愉楽
ちったーでこう呟いたのには、たんに素晴らしい文章(テクスト)であるというだけでなく、それなりのワケがあるのさ
ぎゃーー、よんだーーーーー!!!!>酉島伝法さんの『皆勤の徒』
増版決定おめでとうございますー、いやもう、これはスゴイ!!!
いわゆるハードSFに分類されるものなんだろうけど、わたしみたいなハードSF苦手なひとでもすっごく面白い
えっと、まず言葉とイメージのことが出てくるんだろうけど、それはもちろんなんだけど
わたしはまず「語り」にヤラレタ
四つの短編がはいってるんだけど、それを断章でつないで、それぞれにナラティヴが違うところがすごく好き
異様生態系SFにして異様語彙SF、しかもイーガンばりの多層現実 - 牧眞司|WEB本の雑誌
http://www.webdoku.jp/newshz/maki/2013/09/10/101318.html
…[全文を見る]
バタイユ『マダム・エドワルダ 目玉の話』
生田訳の眼球譚を再読したかったのだけど図書館になくてこちらへ
ただ、目玉の「玉」にフォーカスした訳文の面白さはあったかな
それと、
前はひたすら、カッチョエエええって思いながら読んだはずが
こんかいは非常に感傷的なはなしにおもえた、感傷的っていうと誤解を招くかもだけど、言うなれば少女小説的というか(余計に誤解をうむってw いやでも、うん、なんか、そんなイメージ)
じぶんの「読み」が変わったのか(まだうぶだった学生時代w)、訳文の印象か(生田訳のかっこよさはあるはず)、じぶんの置かれている状況…[全文を見る]
田辺聖子『言い寄る』乃里子三部作
お聖さん、かっちょええ!
前もかいたかもだけど、栗本へんへと同じく、わたし図書館でこれといって読むものないけどつまんないの借りて外したくないときは、田辺さんの本かりるのよ(かりてた、か正確にいうとOL時代)
これが1970年代に書かれたことにびっくりする、新装版が出ることの意味がちゃんとある
関西弁のニュアンスがわかったら、もっと面白かったんだろうなあ
でもって、じぶんがつまんない女だなあっておもったw
三島由紀夫『小説読本』中央公論新社
「おれは誰でも小説が書けるなんておもってる輩が大嫌いなんだよ、そう思われてる小説の「曖昧さ」「自由さ」に苛立つんだよ、だいたい日本の小説家のいうところのリアリスムなんてやつはフニャフニャくねくねしてるだけで形も何もあったもんじゃなくて気色悪い、鷗外を読め! 徹頭徹尾言葉というものに拘らないやつが小説なんて書くんじゃない!!」という三島の「叫び」(超訳わたしw)が胸をついて致し方ありませんでしたまるw
うん、ごめんなさい、小説へたくそで本当にごめんなさい
でもわたし、不断に書く、ていうことだけは…[全文を見る]
内館牧子『十二単衣を着た悪魔』
ドラマで、NHKあたりが力入れて作ってくれたドラマ(大河みたいなかんじの)で見たかったなああああ
そしたらわたしきっと大喜びだったに違いない、ていうおはなしでしたまる
(マンガでもいいかも、うん)
大江健三郎『みずから我が涙をぬぐいたまう日』講談社文芸文庫
夢中で読んだ超絶技巧小説『水死』の冒頭につながる、ていうことで、
じつは長らく積読だったのだけど花うさぎ連載を終えてすぐ読んだ
連載のあいだ、わたしのあたまのなかにはずっとこの本が意識されていて、
というかもっとはっきりいうと「三島」だけど
ということとかをひとさまに伝わるように言語化するのがたいそうむつかしいので早々に諦めて
一読者としてほんとに『水死』が最後の仕事だなんてのはやっぱりゆるせん、この先にすごいのクルだろう、くるはずだから次をぷりーず! という気持ちでいっぱいだとだけ
『小説講座 売れる作家の全技術』大沢在昌
http://www.kadokawa.co.jp/sp/201207-04/
これはとてもよかった☆
なにより、ともかく本を読めたくさん読めって書いてあるのが素晴らしい
この当たり前のことを、言ってほしかったじぶんがいる(さいきんオフでイロイロあってですねw)
「よく読むものがよく書く!」だと心の底からおもうのよねー
読んだから書く、書くから読む、ていうその循環のただなかにいる、
それを意識させてくれない作品をわたしは愛さない、愛せない
とか言いつつ
恥ずかしい話だけど、1月からの読書量が減りすぎててヤヴァすぎるので
今年後半で後れを取り戻さないと、本気でヤバい