しかも、その「ソフトカツゲン」は発売開始目前で謎の発売中止が決定した幻の「そのまま練乳みたいなソフトカツゲン」ではないか!
「発売中止の理由、そこはかとなくわからないでもない…」と思う三郎であった。
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そして翌日。三郎はみなれぬ文に戸惑っていた。
「はてなOneへのご招待?」
火鉢の炭で燃やすと、燃えカスを丁寧に火箸で突き崩し、灰に混ぜた。新しい物には、まず用心をもって接する、それが三郎の処世術だった。
軽く炒った豆を一粒、続けて熱い緑茶を口に含む。
「しかし、すっかり季節も変わったものだ…」
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「出な」と言われたはいいが出口までの案内はなく、三郎は一人暗闇の洞窟を彷徨った。微かに光が滲み出る岩の隙間を素手で掘り、ようやく外へまろびでた時、三郎は自分が既に地獄の炎の中にいることを知った。
いや、違う。この燃え立つような赤は
「紅葉だ!」
時は今秋の終り。三郎の頭には白い物が増えていた。
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注)ばびさんの前に私のってことにすると、話が問題なく繋がるので、そういうかんじで読んでくださいな
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今ではすっかり暗闇に慣れた三郎の目には、ゆらりゆらりと近づく蠟燭の炎すら眩しい。きれいに畳んだ着物に手甲脚絆は行李の上に、その横には暦代わりに積んだ小石の塔ができていた。
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「こ、これはジブリ…」とわかっていつつも、つい「ドロロンえん魔くん」の雪子姫を思い出す三郎だった。
*雪子姫が飛んだかどうかの記憶は定かではない。
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その隣に池谷(兄)が三点倒立をしているのも目にしてしまった。
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もしかしたら自分は、コラトラ峠にも向かっておらず、雪女も追ってはおらず、いつのまにか只くるくると螺旋を描いて上へ上へと登っているのではないだろうか?あの甘口いちごスパを飾る生クリームのように…。
透き通った鈴の音に妄想は断ち切られた。冷や汗に濡れた首を拭って顔を上げると、焼き印も読み取れぬほどに使い込まれた木杖が縁台に立てかけられていた。
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ふー ふー
ずずっ ずずーっ
はふっ もぐもぐ はふはふ もぐもぐ
ずずっ ずずーっ
はふっ もぐもぐ はふはふ もぐもぐもぐ
ずずっ ずずーっ ずーっ ずーっ
(顔をあげて額の汗を拭う)
ふー ふー
ずずっ ずずーっ
ちりーん(風鈴の音)
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ところどころ天板のめくれた長机はがたついている。年季の入った麦茶のヤカンは汗をかいて、どこかで風鈴が鳴っていた。
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喜市「函谷関まんじゅう〜、函谷関まんじゅう〜、ふかしたて〜♪ こしあん〜、しろあん〜、うぐいすあん〜♪ なんきん〜、からいも〜、ずんだあん〜♪ 函谷関まんじゅう〜、函谷関まんじゅう〜、ふかしたて〜♪」
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関☆羽「それでは、こういうのはどうじゃ。ただ同然で粗暴な旅芸人に売られた少女、道化をしながら続けるたびにささやかな幸せを感じていたのだが…」
三郎「やめて!ジェルソミーナのHPは0よっ!」
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「げぇ!関羽」まではハイクで覚えた三郎だったが、大人なのに三国志には疎かった。
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「なンということだッ!」スマホを袂にしまい、顔を上げた先に小さく赤いものが見えた。かなり遠くではあるが峠の茶屋ののれんである。
「茶屋か…。無線LAN、或いは、Wi-Fiがあれば…。」
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「へっくしょい!」
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レイディオ体操に浮かれ踊る村人の中で、ただ一人、三郎だけが雪女に気づいていた。
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「ほほぅ。これが“レイディオ”なるものか。一度此れが鳴り出せば、者皆斯様に踊り出す。面妖なり面妖なり。」
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「菊川怜がさほど美しいとは手前でもには思えませんで。えぇえぇ、街道辺りではそのように噂されてはおりますが、手前といたしましては雪女ならもうちょっとこう透明感のある、細面の…例えて言うなら椎名林檎…」
「ええい!おぬしの女人の好み等聞いてはおらぬわ!」
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未明
灯りもとらずに出立の身支度をしていると、旅籠の主人が慌ててやってきて、昨夜半からの雪で今日の峠越えは無理だと私を諌めた。夜明け前だというのに表は妙に明るく、屋根から落ちる雪の音もない。私は蓑をかき抱くようにして深く身をうずめた。
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A.「そろそろ本編を開始しましょう」
Q.「江波杏子をキャスティングしたのに、なんで江守徹が来ているんですか?」
/連続はてな小説