/marukomekidだけどママチャリで東京行くよ

あと8kmを切ったって。

電話中。目黒通りにいるって。

にこたまくんに発信器をつけるべき。

試験終わった？

もうすっごく「地元民」という感じがします。
ああ、ちょっとコンビニまで行く人なんだな、と誰もが思います。
途中立ち寄った自転車店でも何にも言われなかったそうです。
彼は探偵向きかもしれません。

「明日の宿がないようだったら家においで」と話したけれど、首都圏ハイカーさんに権利を委譲してもいいわ。

予想を上回るハイペース。
「明日はこの延々続くだらだら坂を、あのママチャリで下るのか…ブレーキ大丈夫かな」
と思っていましたが、そんなのは昼飯前だったんですね。
江の島か、もう江の島なのか。いやもう江の島にはいなくて鎌倉あたりにいるのか。

くたびれ家より、先ほどずしょさんの車でken-woodさんがお家に向かわれました。
箱根の峠を登り切ったときより肩を落として、お酒も入っていないのに千鳥足でした。

・夜勤明け
・3時間睡眠
・およそ30km標高差800mを自転車で登る
・雨

でも姪御さんにとってそんな事情は知ったことではありません。
明日もたくさんおじさんと遊んでもらいたいに違いないと思います。
がんばれ、けんおじさん。

ニコタマくんを旅館まで見送り、一堂帰路へ。

ニコタマくん上着を着ました。
近所にアイス買いに行く格好だと評されたあのジャージは濡れた時の対策だったのかと感心。

神奈川県最初の道の駅で作戦会議。

前方は雨雲で覆われ、大粒の雨と山の冷気で車を降りると歯の根が合わない。
二人を車に積み込んで温泉に行きたい気持ちでいっぱい。
でもまだダメだよね、ここまでがんばってきたんだもんね。

ここからは神奈川県。
横浜青葉までがんばってね、ケンさん。

箱根エコパーキング着

冷たい雨にうたれ
山をさまよった

ケ「…行くがあああ男のおおおど根んんん性おおお」は「…何か歌ってる」
ケ「箱根のやぁまを掴むううまでえ血の汗流ぁせな涙ぁを」
は「これ、動画じゃないですよ」
ケ「行け行けぇニィコォタマアアア！」
は「ニコタマくん困ってるじゃないですか！ 無駄に空気を冷やすのはやめてください！」

山頂の気温は現在10℃、雨も降り出しました。

きたきた。
雨がやんでよかった。

水分補給栄養補給作戦会議。

は「クッキー食べな。あたかいお茶も飲みな」
ケ「しかしどうするかね」
ず「大丈夫だよ。下れば」は「降り出しじゃないですか」
ケ「ちょっと自転車交換する？」
に「そしたらケンウッドさん登れないですよ」
は「にこたまくん雨具あるのか。ケンウッドさん雨具は？」
ケ「俺はずしょさんを全力であてにしている」
ず「けんさんも下れば？」

雨雲が降りてきそうな城山中城駐輪場。
寒いのでいったん車に戻りました。気温19℃。

ずしょさんはこの後カーブで二人のベストショットを張りに行きました。
さっきまで駐輪場住み猫のベストショットを狙っていらっしゃいましたが逃げられたそうです。

登ってくる二人と待ち構えるずしょさん

箱根で会いましょう。

けんさん伴走計画