白のエリス姫
5
アンリは反論せずにはいられない自分を殺したくなったが、それは言われたほうも同じ気持ちだった。だから彼女は囁くように笑ってつぶやいた。
「たしかに、死んでいるわけではない」
「ええ、そうです」
「だがな、ルネが死んでいてくれたほうがよかったと思うようになるとサルヴァトーレに言われたとき、おれは、なにもこたえられなかった」
「公爵様?」
「ルネが生きていればこの国がむざむざ侵略されることはなかっただろうと思い、モーリア王に結婚を迫られたときにも、ルネさえいればこんなことにはならなかったと思う自分が情けなかった」
「そ…[全文を見る]
370 texts in free access from the ENH section (Italian Literature, sources). Link to pdf in each record
http://catalogue.ulrls.lon.ac.uk/search~S12/f?SEARCH=warburg+digital+collection+enh
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ペトラルカとか
PDFが便利だということに気づいたのでw
歓びの野は死の色すのムーンライトノベルスさんに掲載してるぶん(http://novel18.syosetu.com/n5403bl/)が、土日ごとに、ほんのちょびっとずつお気に入り登録が増えていて嬉しい(数件ずつ増えて、週半ばで1件減ったりするのだけど、また土日で戻すので、ゆるーーーい右肩あがり、みたいな)
爆発的にヒットするっていう作品じゃないけど(というかそもそもわたしの書くものですからねえ 嘆息)、こんなふうにして、楽しんで読んでくれるひとが増えたらいいな♪
こっそり
たぶん、伊藤氏のそれなら、『ハーモニー』かな?
伊藤氏はパスカル・キニャールのふぁんで『虐殺器官』のエピグラフに『音楽への憎しみ』があげられている
『ハーモニー』でも、『舌の先まで出かかった名前』に明らかにインスパイアされてるパラグラフがあるし、キニャールだけでなく訳者の高橋啓氏の文体の影響をけっこう受けてるとおもう
http://h.hatena.ne.jp/florentine/9236557030757858772
スタコメ内にもちょっと細かいことかいてあるけど、ダイアリーでのアート関連の記事が好き
今日はこのへんを
>ヴジョー伯爵家はもとよりエリゼ公爵家もまた、公都を混乱に陥れ、彼らを欺いた貴族たちの首謀であるポンティニー子爵家の長子を引き渡すよう、帝都の大神官に要請していた。しかしながら大神官は頑として首を縦にふらず、エミールを匿いつづけた。
この叛乱の元ネタのひとつがパッツイ家のそれだとはすでにお伝えしておりますが、ここはこちらの逆バージョンといいましょうか
パッツィ家の陰謀
http://cesareborgia.ciao.jp/index.php?%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A3%E5%AE%B6%E3%81%AE%E9%99%B0%E8%AC%80
「ベルナルド・デ・バンディーニ・バ…[全文を見る]
白のエリス姫
4
こたえは決まっていたが、アンリも命は惜しかった。
「皇帝陛下のご命令に背くと如何様な処罰があるのでしょうか?」
「そなたが陛下へ尋ねればよい。おれは知らぬ。黄金宮殿で申し開きして来るのだな。おれが断ったわけではないと書いておく」
アンリは謀られたことを知って顔色を変えた。座したままの公爵は血のように赤い唇をゆがめて、こんな手にかかるとは、そなたらしくもないと笑った。
「恐れながら」
「言い訳は許さんよ。陛下はこのおれにどうしても夫を用意したいらしい。早く言えば、国の安泰のために子を産めということだ。ヴジョー伯爵…[全文を見る]
依頼主様に過分なお褒めの言葉をいただいて恐縮ちう
(でも、疑り深いひとなので、まだなんだか落ち着かない)
交換委託のおはなしを頂戴したので、超文フリのスペースでも神父本、頒布することになりました!
関東の方はこちらでどうぞ☆
(そして、わたしの本も大阪文フリに出張できるらしい、けど、委託っていたくって、どういうものなんだろう?? あとでぐぐる、ていうか、あちらさまで喜ばれそうなものを選ぶのよくワカラナイから、選んでいただくほうがいいのかな? 誰か教えてー!)
ていう感じで
体調ボロボロだけど、バイトいってきます!
花うさぎ無計画発電所のダイアリーに、この2年の、ことに地震後の祖母や親戚等の、いわゆるもうちょっと個人的なはなしを書きたいと思わなくもなかったのだけど、でも、そういうのよりともかく今は小説かきなさいと、視界の主「夢秤王」がわたしに囁くような気がしたので戻りますw(ていうか、ちゃんとこのおはなしを終わらせられなければ何にもならないからなあ、ははははは)
といいつつ、花粉なのか風邪なのかよくわからないけど、無茶苦茶だるくて鼻がとまらなくてチュライっす・・・なので寝るかも
みなさん、お健やかに~
あれから二年&『夢のように、おりてくるもの』 第三部「夢の花綵(はなづな)」夢うつつ夢うつつ 16 更新しています!
http://d.hatena.ne.jp/isozakiai/20130308/1362746736
この花うさぎコラボ、うささんからおはなしいただいたのが確か2011年の2月で、連載開始が同年4月13日のことでした。それから2年、来月の10日に完結予定です。プレゼント企画などもございますv
どうぞ遊びにいらしてくださいね☆
今日はこのへんいきましょか
>卓上には、鳥人が描いたとしか思えない精密な地図と、船の模型がおかれている。今まで筏で航行していた河を運河に仕立て帆柱のついた船をはしらせようというのだ。百年二百年かけての大事業を、この女公爵はいとも簡単なことであるかのように許可した。
わたしはどうも、河川をどうこうするはなしが大好きらしく(なんだろう、このオブセッションてなにか意味があるかしら? たんに川の近くに育ったってことなのかもだけど、うーん、川好きなんだよね~)、日本でも外国でも、灌漑とか川に橋をかけるとか、ナントカっていうとすぐ反応しま…[全文を見る]
白のエリス姫
3
「公爵様」
騎士アンリは常に、どんなときでもこの国の君主を名前では呼ばない。それどころか、故意になのか、たまにその敬称を男性名詞と同じように発音する。呼びかけられたほうも同様に男言葉を用いているためそれで問題にはならないが、居心地の悪い思いをする側近たちもいなくはない。
今日は、後ろに控えていたサルヴァトーレの一番弟子が責めるような目つきで彼を見たが、もとより呼ばれた本人が気にしていないのだからアンリも気にしようもない。
卓上には、鳥人が描いたとしか思えない精密な地図と、船の模型がおかれている。今まで筏で…[全文を見る]
それにしても、おはなしは、その「行き所、生かしどころ」とでもいう場所や時を、じぶんで心得ているので頼もしい(恐ろしいw)
ひとも、そうなれればいいのだが、なかなかそうなれない
まあ、だからひとはなんのかんのとおはなしが好きなんだろうとも思うけど
夢のように、おりてくるもの』 第三部「夢の花綵(はなづな)」夢うつつ夢うつつ 16
http://karakusaginga.blog76.fc2.com/blog-entry-699.html
黒髪君語り
ちなみに、爪はがすとほんとにイタイです><
第二部で、茶髪くんが同性の黒髪君に対して「送ります」発言をしていたのはこのへんのことがあったからです 十数年前はまだ、おおっぴらではなかった
さらにいうと、黒髪君の叔母さんの死因が「不明」となっていることの一因に、これがあります(あのひとはたぶん、黒髪君のいうように「自殺」だとおもうのですが・・・)
わたしのなかでは、じぇだいに対するし…[全文を見る]
こんかいの超文フリ(http://bunfree.net/?chou_bun)、いつもどおりSF枠で申し込んだら、日本SF大会超体験版がやってきた!(http://www.sf50.jp/niconico/index.html)
わたし、SF大会ってまだいったことない、これでまさに超体験かも☆
そして、いつもどおりお隣は大谷津竜介さん(http://ohyatsu.jp/wp/)で、
大谷津さんは27日のはるこん(http://www.hal-con.net/ja)ボランティアすたっふさんでもあるのでした
てことで、わたし、無料誌はなるたけSFを書こうと思いましたまる
(新刊は、チュウニ病黒歴史なSFファンタジーを10部しか作らなかったら間違って完売し…[全文を見る]
日本SF大会“超”体験版(「ニコニコ超会議2」[2日目]併催イベント)
開催日
2013年4月28日(日)
開催時間
10:00〜17:00(予定)
会場
幕張メッセ(「ニコニコ超会議2」内)
アクセス:JR京葉線「海浜幕張駅」徒歩10分
主催
日本SF大会“超”体験版 実行委員会
実行委員長:山本浩之
副実行委員長:熊倉晃生
参加方法
「ニコニコ超会議2」の入場券(前売1,500円・当日2,000円・通し券2,500円)が必要になります。
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だそうでございます!
さっき小説更新する前にじぶんのエントリの絵とそれについた三十一文字駄文みたら、
「わたし、たまにはデレようよ、
ごくたまにでいいから、ちょっとはデレることを覚えようよ・・・」ていう気持ちになったw
今日は、エリス姫のモデルって何人お話ししましたかしら、みたいな
>降伏条件の一つとして彼女は侵略者であるモーリア王と二人だけで三日三晩すごす辱めを受けた。美貌の女公爵が解放されたのは、国王側近がレント共和国へ一日でも早く進軍しなければならないと王を急かしたからであって、公国軍兵士たちの救出の故ではない。
とりあえず、西洋歴史すきーなら、このネタ元がすぐ、悪名高きチェーザレ・ボルジアとカテリーナ・スフォルツァだとお察しのこととおもいます
えーと、あと、その他のイメージモデルはカトリーヌ・ド・メディチ、イザベッラ・デステ、仲のいい兄…[全文を見る]
白のエリス姫
2
そして、宰相の次の間に落ちた沈黙をわずらわしく思ったのは異国の大使ではなく、それを自らつくりだしてしまったオルフェ七世のほうだった。彼は自分の不器用さに苛立つかわりに少々おおげさなくらいに落ち込んで、では、これにて失礼させていただきますと口にした。橘卿は、目の前の青年はアンリエット嬢に用事があったのではないかと思ったが、それをあえて問題にしないだけの分別という名のやさしさがあった。ところが、往々にしてそうした分別も思いやりもないのが身内 というもので、まさに彼が退出しようとしたそのとき、この国の公爵アレクサン…[全文を見る]

ものいいたげな眼というは貶し言葉かおやすみのキスはいらない