本書は、筋力トレーニングの方法論はもちろん、欠点や弱点の補正、スピードやスタミナのアップ、そしてバランス能力の向上など、スポーツを行ううえでの大切なトレーニング方法をわかりやすく解説しています。
本書では、トレーニングを始める際に必要な基礎知識から、独自のプログラムのつくり方、さらに実際のトレーニング法までを、くわしく解説してあります。
この本では、筋力トレーニングをするための基本知識と実際のトレーニング法を、フリーウエートとマシーンに分けて、わかりやすく解説してあります。さらに各スポーツ種目に合ったトレーニング・メニューの例もあわせて具体的に紹介してあります。
日本の子どもたちの体力低下が年々深刻化しています。いっぽう幼い頃から運動を英才教育的に行うことによるオーバーユースなどのスポーツ障害も増加しています。本書は子ども(小学生〜高校生)の体力向上、障害予防、バランスのとれた強いからだづくりのために、指導者や親が知っておきたい知識やトレーニング法を解説します。正しい指導のもとで行えば、ウエイトトレーニングは決して危険なものではありません。むしろ健やかな成長をサポートする最善の方法になります。
強くて、機能的で、かつ美しいボディー、これこそが究極のボディーと言えるだろう。筋肉はモリモリついているが動きが鈍かったり、バランスが悪かったりすれば真に強いボディーとは言えない。そして、ジムに通わなくても、マシンがなくても理想的なボディーをつくることは可能なのだ。年齢、性別を問わず、いつでも、どこでもできるスーパー・アイソメトリクスの、入念に作られた入門書。
今日のフリー・ウエイトやマシーンを用いた筋力トレーニング、すなわち近代ウエイト・トレーニングは19世紀後半になって発展のはずみがついた、といってよい。東プロシア生まれのユージン・サンドウがそれの起爆力になったといわれている。その後、時代の変遷と共にいろいろなトレーニング法が開発されていった。とくに第2次世界大戦後になっての発達には目をみはるものがある。サンドウの時代から数えて、すでに100年という歳月を数えた。ここらで筋力トレーニング法の変遷を1冊の本にまとめていみるのも無意味なことではあるまい。筆者はこのように考えて、本書が誕生することになった。
筋力トレーニング(筋トレ)には、腕立て伏せや腹筋・背筋運動など自分の体重を負荷にしたトレーニング法から、パートナーに負荷をかけてもらう方法、チューブを使った方法、ダンベルやバーベルを使ったフリーウエイトなど、さまざまな方法がある。本書では、長年現場で指導してきた著者が、スポーツ選手の筋力トレーニングについて、従来の方法に加え、これまでとは違った観点からの方法を織り交ぜて解説している。「フォームの修得」「プログラムの作成」「重量の設定」などのポイントを抑えた実践的なノウハウは、最大の効果を上げるために必ず役に立つ。
本書は、筋力トレーニングの行い方を的確に示すために、多くのマシン、フリーウエイト、自体重、伸縮性器具のトレーニングのエクササイズについて、正確な図や写真を掲載し、詳細な説明をつけている。また、インストラクターの方々が対応している高齢者のトレーニングの進度をシステマティックに評価し、脚力、体幹の柔軟性、身体組成に関する標準データと比較する方法についても述べている。
トレーニング基本種目とバリエーション。スポーツ47の動作に対する基本とワンポイントプログラム。
頭脳と身体は筋肉によって目覚める。子どもの能力を伸ばすために必要なトレーニング。
この本で紹介するトレーニングは、重さではなく「スピード」を重視して、筋肉と神経系にアプローチしていくもの。筋肉をゆっくり刺激して、年齢とともに減少する「成長ホルモン」の分泌を促進し、スピードを上げて刺激することで、機能的でしなやかなカラダを得るトレーニング・メソッドです。いつまでも若々しく健康に過ごすために、トレーニングをもっと身近なものにしていきましょう。