/オバハン

「おや、あんたはあの人の息子かい。あの人そっくりだねえ」
と魔法使いが王子に話しかけるくだりを読んで、老婆側に感情移入しました。

白髪も限界だが身体も痛いので、鍼　＞　整骨院　＞　美容院

有料駐車場に車をとめたら、そのモールは改装のためおやすみ中でしたとさ。
違う店を練り歩いて来たのに、料金所でおじさんにさりげなく
「お休みなんですねー、駐車場空いてたからやってるかと思ったー」
と。
「じゃ、100円でいいよー」

身に付けた脂肪とともに、だんだん面の皮も厚くなっております。

検証結果（いずれも検証期間２週間前後）
・偏頭痛の予防薬　→　効果あり。今年になって再発していた偏頭痛が止んだ。
・ウルトラ生姜のお風呂　→　効果あり。さら湯より湯冷めしないかんじがする。
・ウルトラ生姜のミルクティー　→　おいしい。好き。
・LG21ヨーグルト　→　効果ありと思われ。吐き気が起きなくなりました。
・ゆたぽん　→　あったかい。好き。

今後検証したい事例
・肝斑改善薬

検証に失敗した事例
・３週間でおなかが凹む腹筋

長寿と健康を！

映画のパンフも少し遠ざけないと小さい字が読めないわけですが、あまりにクリアな映像で技を繰り出されると、せっかくのカンフーアクションも結構見えていないわけですよ。DVDで見直さないとダメですねぇ。

あまりおっさんのレベルを上げられるとオバハンの安らぎも奪われるのでおじさん、おじさまとおっさん、おっちゃんの区別は大事にしてほしい。

鉄分とカルシウムを強化する牛乳を飲んでいたら、イソフラボンがおろそかになりました。今後は豆乳と牛乳を半分ずつ摂ることにします。

バストトップが下がっていても
私が悪いわけじゃない
昔はブラに金かけてたの

テレビなど観ては「あの服いいなー」とか「あの髪型いいなー」と思えど、若作りが過ぎて“赤ん坊少女たまみ”になる恐怖に、実行に移せない。

「肩に髪がついてはいけない」という校則があって、長い髪は結ばなければならなかった。
ポニーテールは不良の髪型なのでぜったいにツインテールにしなければならなかった。
前髪は眉毛にかかったら切らなければならなかった。男子は全員丸坊主で、指の間から髪が出たら刈らなければならなかった。真冬でもコート、ストッキング、タイツ、ハイソックスでの通学禁止。そういうものは大人がおしゃれで着る物とされていた。
ようするに見た目をよくしたいと思うのは不良の考えとされていた。

「天国のキッス」の聖子ちゃんハーフアップが流行ったときは臨時で集会が開かれ、「流行っている」という理由で禁止になった。

十代の女の子があの髪型をすることのいったいどこに問題があったのかしらねえ。
こうやって考えるとアラフォー女子がおしゃれに励むのは戦前戦後女子がおしゃれに励むのと共通の理由がある気がする。

雑誌「オリーブ」に「リセエンヌの通学スカートは膝上で短め」「東京周辺の私立の制服のスカートも短め」と書いてあったので、背が伸びたのをいいことに短めのスカートをはいていた。
「床上15cm以上のスカートは禁止」という時代だったので、風紀担当の教師からは「こいつの制服はなんか変だがスカートは長くない」というもやもや感でいっぱいの目で見られた。
制服のスカートで膝が見えるなんて生徒的にありえないという時代であった。

うろ覚えだが、私が中学生だか高校生だかの頃、
「スカート短かきゃ良い子になるなら制服ミニにして」みたいな歌を
歌ってたグループがあったような。
ええ、スカート長くするのが流行ってた年代でございますわよ。

あぁ、マンガばっか読んでた頃に帰りたいなー。毎週「週マ」買って、友達から「りぼん」「なかよし」借りて、病院の待合室で「花とゆめ」とか「LALA」とか「週フレ」「別マ」読んでた頃…。

【想像で語るロマンティックな恋愛映画を観た後の行動】
・女　　子　〜　新しい香水とかアクセサリーを購入
・オバハン　〜　白髪を染める

機能性に特化した服装
多少の遭難には耐え得る体格
都心近郊日帰り登山、そこはオバハン解放区

が、スレンダーでおされな山ガールに蹂躙された今
私がおばあちゃんになる頃には、巣鴨も鴨ガールの牙城になっているのでは…。

妹「あー、ジェット・リーかわいかったなぁ。今はもうおじさんだよねぇ」
私「私たちと同じくらいでしょう？真田広之より若いよ」
妹「そっか！いたみんくらいってこと？」
私「みっちーくらいってことか」
妹「いいわー」
私「全然いいわー」

「女子力ありますか？」と聞かれることもない

雨に濡れたスロープでしりもちをつくも、この日のためにためこんだ低反発クッションのおかげで事なきを得る

ケーキを食べ食べ、紅茶飲み飲み「我々は糖尿病になるであろうか」と話し合う。

雷が光ったくらいのことでは、若い女の子のように
「キャー」 と言うことなど もはや あり得ない。
自分が実際に打たれでもしない限り、雷ごときで驚くことなど　ない。