「予定を連絡してくれないとご飯の支度できないでしょ!」
「ごめん、ごめん」
「連絡なしで帰ってきてもご飯出てくるからいいと思ってるんでしょ」
「ありがと、ありがと」
「もー・・・ぶつぶつ」
「あ、ねえこれ、ツンデレってやつ?」
ポジティブシンキングもいい加減にしろ。
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「予定を連絡してくれないとご飯の支度できないでしょ!」
「ごめん、ごめん」
「連絡なしで帰ってきてもご飯出てくるからいいと思ってるんでしょ」
「ありがと、ありがと」
「もー・・・ぶつぶつ」
「あ、ねえこれ、ツンデレってやつ?」
ポジティブシンキングもいい加減にしろ。
「『ハロランはホテルに取り込まれるだろう』って言ってる人がいるけど、どう思う?」
「んなわけねえだろ、あんな意地の悪いやつらばっかなんだから。気が合わねえだろ。友だちできねえよ」
「はあ」
「だいたい来させないようにしてたくらいなんだからあっち行っても『出てけよ』ってなるだろ。シャイニングなんだし」
「『このシャイネスが』って」
「そうだよ」
この調子でいろいろ解説してもらった。
「シャイニング」を観た妻のしつこい疑問に答える。
「だから夏場あのホテルがなんで平気なのか知りたいの!」
「そんなの誰も気にしてないよ!」
「それと創業以来70回近い冬の管理はどうなってたのか!」
「検索したって出てくるわけねぇだろ!馬鹿か!」
「気になる気になる気になる、ねぇなんでだと思う?!」
「だから知らねっつってんだろ、聞けよ」
「わかった。冬は鈍いやつばっかり来てたんだろ、そんで夏は人が多いから平気なんだよ」
「人が多かったら大丈夫なの?」
「そーだよ。『あー、まったく夏は人が多くて俺らびっくりさせても誰も気付か…[全文を見る]
「ズビズバ九州くん」を見て
「股間に桜島があるんだな。ックックック・・・」
二年前と比べてオヤジ化への抵抗力が各段に下がっている。
「どいつもこいつもみんーなー」
踊るポンぽコリンのメロディーで。
仕事から帰ったあと伏し目がちによく歌っている歌。
「タカヨージ (ちょんちょん)
ぶしはくわねど
タカヨージ (ちょんちょん)」
火の用心のリズムで。
何度撮っても誰が撮っても妻の写真が酷く自分の抱くイメージとかけ離れている理由について。
「『自分の若いときの妻を喜べ』っていう言葉が聖書にあるじゃん?
俺って実は神に近づきつつあって、若いときのはてこさんを見てるのかな」
仕事用の電話に出たら、尻ポケットにいれた個人携帯からだった。
「初めて自分の尻と会話した」
「なんて言ってた?」
「俺のこと無視してた」
「へえ」
「『しりません』って!ックックック・・・」
加齢によるid:Akimbo化が止まらない。
日本代表
私「そういえば昨日新宿でレプリカユニ着てるひと見たよ。後ろのライン、本当に蛍光色でださかったよ。」
夫「ってことは、夜とかいいやつだ。」
私「蛍光色って別に暗い所で光らないからね。」
夫「うん。」
起きて観て良かった。準備して仕事行かなくちゃ。
妻が化粧してカメラマンに撮って貰った写真が気に入らない。
「なんだこりゃ。ひでえな」
「はてこをきれいに撮るのはプロでも難しいってことだよ」
「こんなにきれいなのに、なぜ写真に写らないんだ」
「はてこはドブネズミなんだよ」
「え」
「写真には写らない美しさがあるんだよ」
「・・・」
なぜ否定しない。
息子2歳1か月、今夜のもうひとつ。
「みかん!みかん!」と手に取って、狂喜していたのに、急に静かになったな……と思ったら、予想通り歯形がついていた。そりゃさすがに不味いだろ。
息子2歳1か月、浅草常盤堂の雷おこしをえらく気に入った様子。
先々週買ってきた、さつまいも・とうもろこしの変わりおこしと、白砂糖ピーナッツの定番おこしとのアソートを開けたら、開けかけの袋をブンブン振って、「これ!」と猛烈アピールするようになった。
アレルギーで卵牛乳がダメな息子が、ピーナッツはセーフだったのがわかって、すこしホッとした。
髪の毛を結ってもらっていたため、晩ご飯を食べに行ったお店で
息子が女の子に間違われ、キティちゃんのプレートにお子様ランチを盛られる。(いつもは0系新幹線のプレート)
この時の彼の鳩が豆鉄砲くらったような顔は忘れられない。
嫌と言わずに食べたのは偉かったな…
スターウォーズのテーマを聞きながらノリノリでブロックを組み立て
ピチュンピチュンぐいーんびゅーん ってやって遊んでる。
「ちゃーん らら ららららら らー
ちゃ~らら~ん らーら ららららー ちゃーん らららららー (前奏終わり)
らーらら ららーらーら ららーらーら ららーら
ららーらーら ららーらーら ららー ららららー ちゃららら
らーららーら らーららーら らん らん らん
・・・あれ、おかしいな?」
(おーれがいたーんじゃおよーめーにゃいけーぬ
わかーあっちゃいるーんーだ いもーおぉとよー
ぴっちぴっちちゃっぷちゃっぷらんらんらん)
「男はつらいよ」のオープニングを鼻歌で歌っていたが、途中から童謡「雨降り」になっていた。
お隣のおじいちゃんが
「バイバーイ」
「バイバーイ」
と誰かに甘く繰り返すのをベランダ越しに聞いて
「バイバイ ありがとう さーよなら
愛しい初孫よー
あんたちょっとやんちゃだったねー
ジジイはーもう疲れたー」
と、静かに歌っていた。
「なんだっけ、飛べないブタはポルコ・ロッソで、歌うのは…」
「ジーナ?」
「違う」
ポール・ポッツの話でした。