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花うさぎ無計画発電所のことを語る

「面食い」です。去年の7月の更新だったので(大汗)

 今日のあなたはいつもに比べてずいぶんとおとなしい。おとなしい、というのも妙な謂いではあるが、あなたはときに変にむきになって暴れたりするのだ。いつもなら明るいところで見られるのが恥ずかしいからとべッドへ行きたがるのに、おれにされるがままになっている。もしや行為に気が乗らないのかと危ぶむと、大丈夫だとおれの目を見て口にした。
 あなたは、ときとして恐れ入るほどに鋭敏だ。
 それが生来のものか、それとも夢使いとしての修行の賜物なのか――ともかくあなたはそういうひとで、だからあな…[全文を見る]

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花うさぎ無計画発電所のことを語る

筆圧が使えるようにやっと設定直した~ 記念らくがき にやけそうで怒った顔をしてるいつものアレ

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花うさぎ無計画発電所のことを語る

 どうしてそんなことをこの態勢で囁かれているのかわからない。この視界のいったい誰が、俺にこんなことをするのかと逆に問いたい。他に、いるわけがない。たしかに色事を望む依頼人はいなくはない。だがそれは言ってみれば、夢使いへの偏見という名の「期待」でしかない。この俺がそれを受け入れるはずもない。それよりなにより、こんな不自由でみっともない、あられもないかっこうを許すのは、それを受け入れるのは、それは……
「あなたになら、何をされてもいい。痛くても苦しくても、あなたが望むならなんだってする。どんなに恥ずかしいことも淫らなことも、なん…[全文を見る]

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花うさぎ無計画発電所のことを語る

 俺の沈黙に、彼がちいさく息を吐いた。
 喉奥で凍えたままの舌は、甘えを突きつけられたゆえだと理解したがそれでも言葉が出てはこなかった。
 頭を抱いていた腕が去っていく。
 触れ合っていた胸がはなれ、両脚のあいだから熱がひくように彼がいなくなり、そこではじめて立ちあがったのだと気づく。それを意識するかしないかというところでもう、名前を呼んでいた。その声があり得ないほど上擦っていて、急激に頬に血がのぼる。いくら目隠しをされているとはいえ情けない。
彼は、そういうこちらの羞恥をわらわなかった。
「少しはお仕置きらしくなってきた?」
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花うさぎ無計画発電所のことを語る

 さすがにそれは言いがかりだと返そうとする唇を奪われた。頭を振って逃げるべきだ。そう考えたのに、そっと啄ばむようにくりかえされるくちづけを拒むことはできなかった。
 たかだか猫を撫でただけでこんなふうに両手を戒められて「お仕置き」をされている。それでまさか自分から口をひらくまいと思っていたはずが、彼がいつまでも触れるだけのキスを続けるのでこちらから誘った。けれど、しのびこんできた舌はいつもよりずっと遠慮がちだ。
 耳から頬を覆う掌はもう温かく、その頬はまだ、いくらか冷たい。それに、いつもとちがう石鹸のにおいがする。
「風呂に…[全文を見る]

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そりゃ、わたくし実は千里眼ですからwww

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言わぬが花火
http://h.hatena.ne.jp/florentine/81795034006104535
の後、
お待ちかねの「柱に縛るとか欄間に吊るす」だ!!!
(さすがにこのとおりには出来ませんですがwww いや、道具立てがね、トミノ御大じゃないけど、こういうのは金持ちの道楽だよねとおもいましたまるw)
(伊藤晴雨&団鬼六りすぺくとというほどのことはないです、残念ながら!w)

木染月

 一

 さきほどまで花火に彩られていた闇が明るい月を抱えている。
 せっかくなので灯りをつけず、月光だけを頼りに布団を敷いた。そのまま縁側に据え置かれた籐椅子に腰かけた。師匠の家にいたと…[全文を見る]

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さ、いいかげんに真面目にかからんといかん!w でわでわー

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昨日の続きで、夢うつつ夢うつつ補遺の後のはなし。

小咄「残り香」

 あなたの叔父であるひとが荷物を送ってきた翌週の夜のこと。
 コンビニの前で車がとまり、そのひとがおりた。あなたはいない日のことで、いや、いないのを見計らって店に顔を出したのはわかっていた。店長へ、少し借りるぞと言いおいて、おれを外へ連れ出し煙草に火をつけた。おれは、吸わなかった。整いすぎてやもすれば冷たい印象を受けなくもないその顏を炎が照らすのを黙って眺めた。
 礼は口にしなかった。おれがしなければならないのは謝罪だ。
 煙を吐きだしてようやくおれを見た。一服し…[全文を見る]

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パースおかしかったね。こんくらいかな?

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基本いつでもどこでも所作モエな茶髪くんw
たとえ心中どうであろうと、お茶(紅茶)を淹れるとなったら意義を通さないと気がすまない黒髪君w

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また即興で書いたw
春夢揺曳・春夢狼藉の少しあと 

小咄「フレグランス」

 叔父が事務所の衣替えをするからと俺たちふたりに声をかけてきた。バイト代を出すと言われては断る理由は何もない。机だの椅子だのパーテーションだのを移動し、それぞれに蘭の鉢植えといかにも高価そうな壷を抱えていたときのこと、叔父が隣りにいた彼へ扉の向こうから声をかけた。きみ、それを置いてちょっと来なさいと。そして俺へは、ずっと働きづめだろう、あちらにお茶を用意したから少し休みなさいと口にした。
 彼は、いったん俺のほうへ顔を向け、壷をおいた。
「すこし、借りる…[全文を見る]

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