/俳句

直し

秋の灯や訪ふもののなき庭に

*アドバイス、ありがとうございました！

どんぐりや落ちて仲良くうろの中

どんぐりやはじいてころぶ猫の守り

おみやげのどんぐり弾き睨む猫

秋の灯を借りて無人の庭温む

手ぬぐいを姉さんかぶりの南瓜かな

チョウカンヌさんが「桃吹く」という季語を教えてくれました。不思議なことを言うチョウカンヌさん！

choukanne のツイート

どんぐりの並ぶ誰かの散歩道

*さんかくさんのどんぐり写真より

熟れ柿や産院の屋根守りをり

何処へと船を漕ぎだす日比谷線

地下鉄にどんぐり何処より来る

柿なます鐘はならねど箸踊る

柿花梨馬頭観音秋の雨

*句会に出したもの

落雁や別珍の襟かき合はす

*句会に出したもの

熟柿吸いまた永らへる命かな

*句会に出したもの

蓑虫を装わせむと毛糸くず

鬼の子のマントひらめく木末かな

*木末（こぬれ）

水打てば墓前の花に秋の蜂

べったらの歯ごたえで知る神無月

青蜜柑ぷちりと猫は渋面す