お話しするにはログインしてください。

|

Tips:YouTube の動画ページの URL はリンク付き縮小画像で表示される。
id:usaurara
短歌のことを語る

あかうまに突き立てられしサーベルが持つなけなしの櫻花かな

に が重なってしまったので が に変えよう

id:usaurara
短歌のことを語る

あかうまに突き立てられしサーベルに咲くなけなしの櫻花かな

id:usaurara
短歌のことを語る

まだ染まぬちいさきもみじ葉ぬれ落ちて
赤間の褥にふり積もりたり

id:gustav5
短歌のことを語る

東から明けるものとは知りながら酉鳴く朝はざわめきやまない

id:gustav5
短歌のことを語る

過ぎし日に見失いしもの見つかりてとりあたまゆえのこぼれ幸い

id:usaurara
短歌のことを語る

テーマ詠み:冬休み

兄の手が廻したコマのうつくしさ「独楽」と当てらる字のいたましさ

id:usaurara
短歌のことを語る

ふかふかと苔むす社で縁結ぶ神主さんはキューピーに似て

id:usaurara
短歌のことを語る

忘れてもいいことばかり覚えてる「会いましょう」って言われて気付く

 

id:usaurara
短歌のことを語る

まだ肉の薄いゆびでする指切りはきしきし軋む音がしていた

id:usaurara
短歌のことを語る

話そうか話してみようかそれぞれのカップで計った自由について

id:usaurara
短歌のことを語る

まずこんにゃく二つめからはわからないそんなもんでしょ?チビ太のおでん

id:gustav5
短歌のことを語る

柚子の香は消えるものとは知りながら湯上り肌はほど良く漬かりし

id:usaurara
短歌のことを語る

だれひとり届かぬ空に線引いて女郎蜘蛛の取る三角

id:usaurara
短歌のことを語る

蹴球を甲羅のように背負った子のちどりで渡る6車線かな

id:gustav5
短歌のことを語る

内宮のそばで求めし鮫小紋誰に渡すのその伊勢土産

id:star-gazer
短歌のことを語る

夕暮れに
まどろみ見せる
影であれ
かのひざまくら
安らぐまぶた

id:usaurara
短歌のことを語る

短歌ハッシュ 11月の募集いたします!伊勢型紙をテーマに柿渋色が基調のイラスト。短歌テーマは「型」か「形です」。詠み込み不要、ゆるく捉えてOKです。初心者歓迎、この告知にリプライでどうぞ。先着7名まで参加できます。(短歌は数日中にスタコメでお渡し下さい)
現在のところあと2名ぶん空きがあります。いかがですか。




[全文を見る]

id:usaurara
短歌のことを語る

1. 渋
渋すぎるくらいがちょうどいいとおもう干菓子ひとつを添えてやれば

2. 容
望みでも呪いでもあり我が知る容子は「NO」を言わぬ子だった

3. テスト
新しいゲノムを運ぶためにある我らは等しくテストパイロット

4. 新米
おしまいの茶碗を運び終えぬうち破顔で母は「新米」を告ぐ

5. 野分
野分から冬への覚悟を質(ただ)されてようやく出しぬウールセーター

テーマ詠み 空
墜ちそうな熟れ柿いろの天幕を引いてゆきたり椋鳥の群れ

id:usaurara
短歌のことを語る

初嵐過ぎし朝のコスモスはからだ絡めたあとのように

君の手のメートル四方はラボラトリー空の色さえ更新してゆく

春はうみ秋はやまから告げられる季節に匂いがあるといふこと

10-2

id:usaurara
短歌のことを語る

終章へこころづもりを問う野分ようやく底より出(いだ)しぬセーター