犬の看病14日目。いきなり元気になってて、狭い玄関スペースから出たがるので、3mくらいの紐を探してきて、日中は原っぱに置くことにした。とは言え、春の風はまだ寒いので、時々様子を見に行き、震えていたら部屋に戻してストーブの前で寝かせるの繰り返しで、ものすごく疲れた。本当に色々手がかかります。おやすみなさい。
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犬の看病13日目。今日は犬の調子がよく庭を歩き回ったり、夜には散歩で走ったりできるようになった。日中は寒いなか5時間ひとりでお留守番もできるようになった。なるべく栄養のあるものを食べさせて、暖かいところで眠らせ、朝晩にあえて寒いところに置いて排泄を頑張ってもらうというのが、長期の治療方針。どんどんよくなると信じて、おやすみなさい?
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犬の看病12日目。朝は調子がよかったものの、昼ごろから容態が急変。尿道カテーテルを自分でひっぱり抜いて大量のオシッコを撒き散らしてしまった。立ってもすぐに座り込む状態が続いている。ただ気づかなかったけれども、健康な時には朝夕と散歩をし、オシッコをしていたので、体調が戻れば、そうなっても仕方がないのだ。とりあえず「朝夕と晴れた日には積極的に外に出しておく」という方針で頑張ります。おやすみなさい?
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犬の看病11日目。鎮痛剤のおかげで午前中は立って歩けるようになったので、夕方動物病院へ。尿道閉塞、尿路結石、膀胱及び腎臓がんなどの検査をして貰った。結果、尿路結石で、しばらく尿道にカテーテルを通して過ごしつつ、薬物と食事療法で治療することに。獣医の先生の見立てのすごさに感動しました。よくなるまでベストを尽くします。おやすみなさい?
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深度6強。宮城県と福島県。Yahoo!のスマホトップページが落ちているのを初めて見た。簡易版が表示されていてすごいと思った。
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犬の看病10日目。朝起きると、犬が尻尾を振って起き上がり、自分の足元まで歩いてきた。日中は玄関にブラシをかけつつ、二人で春の陽射しと風を満喫した。ところが夜になるとオシッコを撒き散らしながら、もがき出し吠え出した。いよいよ最期の時が来たのだ。混乱の中、せめて痛みなく死んでほしいと、動画を取り、薬を貰いに救急病院に走った。服薬して数時間後の現在、犬は涼しい顔で立ち上がってエサを食べている。そうか、お前はずっと痛くて寝てたんだなと気づく。獣医学のすごさに驚かされた一日でした。おやすみなさい?
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犬の看病9日目。ほぼ徹夜で仕事を仕上げ、朝から夕方まで重要な商談に出かけた。ぼくが帰ってくると、いつもうつ伏せ寝てる彼が顔をあげて嬉しそうな顔で舌を出した。窓を開けて、春の夕方の気持ちいい風を部屋に通した。たぶん、こんな日は長く続かない。だけれども、また犬とのいい思い出ができた。おやすみなさい⭐
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犬の看病8日目。当初持って2、3日という予測が「ビーフたっぷり柔らかチキン」という肉の缶詰(一缶86円)を毎日与えてしまったことで、寿命が延びてしまった。とは言え、もはや上半身しか動けず、ずっと横になってる状態。日中は外に出して、死ぬ時は死ねばいいと決めてから、心が楽になった。野戦病院化していたオフィスの玄関も洗剤とブラシで清掃して清潔になった。あとは仕事を集中して頑張ります。おやすみなさい?
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46時中の介護でぼくに突発性難聴の症状が出ている一方で、体力が回復した犬を外に出すことにした。もう気温が氷点下になる日もなく、気温も10℃以上で安定していて、かつ夜鳴きする原因は寒さではなく腎臓か膀胱に問題があり、排尿時に痛いからだと観察して分かった。寒い夜間だけ部屋に入れ、あとは太陽の光と風を浴びながら最期を迎えさせることに決めた。辛い決断だけれど、仕事と生活があるので仕方がない。限界まで手は尽くした。
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犬の看病7日目。ほぼ1週間、ずっと眠り続けてるのですが、朝起きたら、立ち上がって歩こうとしていて、びっくりした。毎朝、犬の様子を見にくる母親も涙を流しそうになっていた。でも、これは死ぬ前に急に具合がよくなる現象だと思う。祖父もそうだったのだ。現に食事の時以外はもう寝たきりで、毎回呼吸をしてるのかを確かめるのがぼくの日課になってる。持って2日がもう1週間になった。自分の看護が果たして正しいことなのか?は分からないのですが、彼は一生懸命に生きています。
夜おやすみのことを語る
3日くらい続けて耳がボワーンとしている。買ってきたオイルヒーターがダメダメなので、今夜はストーブをつけるかつけないか、いちいち迷わないといけなくて辛い。突発性難聴になる前に寝ます。おやすみなさい。
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犬の看病6日目。修理に出していた車を取りに行き、ついでに犬用のオイルヒーターを買いに行った。帰ってくると、電気ストーブのタイマーが切れていて、犬が痙攣してオシッコをまき散らしていた。身体を拭いてやり、マットを拭いて、タオルを交換して、温めて、エサと水やり。46時中、こんな風なので、心からぐったりする。今日は寒くないのだ。育児と介護は、こんな風に大変なんだと身を持って体験しています。
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(承前)ふと、これについて考えていたんだけれど、「普通に色んなことが不自由なくできる」って、目には見えない部分でものすごい量の生命のエネルギーに支えられて出来るのだと気づいた。他の道具や手段で補おうとした時に、生き物が持ってるエネルギー量や不思議さに気づかされます。
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犬の看病5日目。彼はもう自分で餌を食べられないので、柔らかい肉の缶詰をフォークで小さくして与え、水も手で与えなければならない。オシッコも寝ながらしかできないので、そのたびに汚したマットを拭き、除菌をして、乾燥したタオルに換える。
一番大変なのが、一日2回、18Lの灯油缶にお湯を汲んで簡易こたつをつくる作業(24時間電気ストーブをつけるのが怖いので)。徹夜仕事と重なった昨日と今日は耳が遠くなるくらい疲れてる。もうクタクタだ。けど、自分がはじめて看取るのが犬でよかった。死ぬってことは、本人にとっても周りにとっても、ものすごいエネルギーを要することなのだなと実感します。
夜おやすみのことを語る
コロナに、戦争に、明日が見えない日々。でも20世紀も、19世紀も、18世紀も、だいたい世界はこんな感じで20世紀後半の先進国だけが比較的平和だったのだ。でも、少なくともぼくも9.11からのアメリカの軍事侵攻、就職氷河期、リーマンショック、3.11、日本の製造業の敗退みたいな精神的な危機をいくつも乗り越えてきた。「不条理に負けない」がぼくの原動力。徹夜仕事でフラフラ。寝ます。おやすみなさい?
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危篤状態の犬の看病二日目。玄関にストーブをおいて、仮設の温室をつくってあげたんだけれども、ずっと眠っています。エサはもう咀嚼が難しくて、あんまり食べない。水はビックリするくらい飲む。凍死か、老衰死か、どっちがいいんだろうな。ぼくは死ぬなら温かい場所で家族に見守られる中で死にたいから、後者がいい。看病するってなかなか大変だ。
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(承前)寒いのは、今日・明日の夜だけだと判断して、部屋に犬を連れてくることにした。ずっと外飼いで糞尿を垂れ流しているので、躊躇していたけれど、最後の最後までできることをする。暖かくなれば、体力も戻ると信じて。
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確定申告が無事終わるも、この寒くて長い冬の終わりを待たずに、愛犬が危篤状態に陥ってるのを見て、色んなことを思う。
灯油缶を空けて熱いお湯を入れて小屋を温めて、使っていなかったロングショールで体を巻いてあげた。もう立てないし、たぶん夜を越せない。愛犬の生死だけでもぼくは耐えられないくらい悲しい。できることを、できるだけして生きよう。
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<21世紀に入ってから、ずっと思っていること>
長いひとりごとを言うので、
かなり偏見に満ちているので、
読みたくない人は読まないでください。
ウクライナ戦争について。悪いのは他国を軍事侵攻・破壊してるロシアだけれども、世界が今すべきなのは非難ではなく理解と和解ではないだろうか。戦争になる前から情勢に注視していたけれども、アメリカはウクライナへ武器供給などして軍力強化を図るべきではなかった。
いま国連がすべきことは非難決議の採択よりも仲裁国を立て、臨時でもいい、停戦を促すことではないだろうか。善悪で裁くのではなく、なぜこ…[全文を見る]
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冬の間、眠っていた鉢植えのガジュマロが復活。植物を育ててみて、初めて分かったことだけれど、彼らは元気が出るとエグいくらい太陽に葉っぱを追従させるのだ。あと、どんどんツルを伸ばして、新たな葉っぱを繁らせようと頑張る。あまり大きくなっては困るのでハサミで切るんだけれど、今年ももう少しで春なんだなあと日差しを見て思う。