こねる/練る
腹をなでてほしい猫が、床に仰向けに伸びて左右にねじれつつ甘ったれている状態を指す。
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うちでしか通じない符丁のことを語る
うちでしか通じない符丁のことを語る
「対ゴハン戦闘力が高い」
ご飯のすすむおかずに対して使われる形容。
辛めの塩鮭や鶏そぼろなどが該当する。
このようなおかずを「ゴハン泥棒」と呼んだりもする。
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「ねこ権」
ねこが膝に乗っている人間が得る権利。
トイレ以外の、席を立つことが必要なすべての用事を他の誰かに命じることができる。
ねこが膝から降りるまで、姿勢を崩さずその場に座りつづける義務を伴う。
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「ティッシュ棒」
箱ティッシュが数箱(たいてい5箱だがまれに3箱とか6箱のもある)縦に連なってシュリンクパックされたもの。
薬局の軒下とかでしょっちゅう安売りされているアレ。
うちでは原則として、最後の1箱を開けた人間が次の棒を調達することになっている。
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「たまぐ」
ご飯を卵かけごはんにして食べること。
「小腹減ったー」「ご飯残ってるからたまいで食えば」
などのように用いる。
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「毒番組」
おいしそうな料理を取り上げている番組。特に深夜枠のもの。
見るとたいへんに危険なことから。
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「麦茶インジケータ」
冷蔵庫に貼られた磁石のひとつを指す。
この磁石の位置を見ることで、庫内で冷やされている複数の麦茶ポットのうち、どれが現在消費中かを知ることができる。
・複数のポットを同時消費→同時に空になる
・空のポットが冷やされている
などの事例を避けるために導入された。
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「認証」
ねこたちが、外出から帰った人間や買ってきたもの、届いた荷物などのにおいをよーく嗅ぐこと。
知っているものでも知らないものでも、とりあえずこころゆくまで嗅ぐと満足するようだ。
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「ツタワイパー」「クサワイパー」
ブロック塀やコンクリート製擁壁等のキワに生えた植物が風に吹かれて揺れ続けた結果として残された、ちょうどワイパーが車のウインドウを拭いた跡のような扇形の模様のこと。
ぶら下がった蔓植物によるものがツタワイパー、地面に生えた草によるものがクサワイパー。
線路の掘割等でよく見かける。
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「ステキ(なこと)になる」
状況が手に負えないほど悪化していることの婉曲的表現。
用例:「鞄の中でキーホルダーとイヤホンケーブルがステキになっている」
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「ネコモップ」
床にずどーんべろーんと寝転がってテコでも動かない体勢になったねこを、そのまま押して移動させること。
埃はあまり取れない。
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「またねこ」
ねこが人間の掛け布団の上、足の間あたりにできるくぼんだ空間に寝ること。
これをやられると寝返りが打てなくなる。
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「ひとんち感」
ごく小規模な個人経営の飲食店などが醸し出す、誰かの自宅に入り込んだときのような雰囲気のこと。
隠れ家的、とか家庭的、というのとはまた違って、普段入ってはいけないところに入ってしまったようなある種の気まずさを伴う。
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「文庫落ち」
単行本で出た書籍の文庫版が出版されること。
文庫落ちを待って買い控えていると、ついに落ちないまま単行本まで絶版になることも多い。
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「迷子靴下の墓場」
タンス近くにかけられた小物干しのこと。
片方しか見つからない靴下はここに下げておく。
下げようとしたものとすでに下がっているものがペアになったら、めでたく回収される。
あまりにも長期間下がりっぱなしになっているものは、もう片方がなんらかの事故で失われたものとして処分される。
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「電池クルクル」
一時しのぎにしかならない疲労回復手段のこと。
リモコンの電池が切れかけたときに電池を取り出してクルクルすると、おまじない程度には復活するが、またすぐに使えなくなってしまうことから。
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「玉泥棒」
ポケモンGOにおいて、モンスターボールを避けたり弾き返したり当たったのに脱出したりして、捕獲までにいくつもボールを消費させるモンスターのこと。
苦労して捕まえたのにイマイチ使い道がない、という意味も若干含む。
うちではいまのところ、カイロス、ズバット、ゲンガーなどが玉泥棒認定されている。
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「帰宅感」
自宅や普段の行動圏に帰ってきた実感のようなものを表す言葉。
主に長距離の列車やバスなどで出先から帰るとき「〇〇駅/バス停のあたりから帰宅感が増してくる」などのように用いる。
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「風呂パーン」
浴槽の水面に浮いた毛髪その他を除去するための金魚すくい風の網のこと。
最初に買った製品に、網の裏側にゴム紐でくくりつけた小玉を弾き、パーン!と叩きつけて付着物を落とす仕掛けがついていたことから。
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「オレンジモフ・ムラサキモフ/(略)オレモフ・ムラモフ」
ホコリ取り用のハンディモップのこと。オレンジ/ムラサキはそれぞれのモップ部分の色、「モフ」はその触感から。
新しい交換用のモフを出した時には、汚れる前にとりあえずよく撫でてモフ感を満喫してから使う。