/ちくわぶ伝説

ドイツの数学者アウグスト・フェルディナント・メビウスを「メビウスの輪」の概念に導いたもの、それが“ちくわぶ”。

パンドラが黄金の箱を開くと、ありとあらゆる災禍が外へ飛び出した。
しかし、慌てて蓋をすると、ちくわぶだけが箱の底に残った。

ちくわぶを鍋から引き抜けた者こそが全おでんの王となる。

京都では、なまふの弟と見なされる

男がちくわぶを吹くとネズミが惹きつけられ町にネズミの被害が出なくなった。

ちくわぶは一般的に竹輪麩と表記され、古くはちくわの代用品のように扱われることもあった。

だか、今では「ちくわぶ」は断じてちくわの代わりではない。
それはみなさんが書いているエピソードが物語っている。
まさに、ちくわぶ伝説の始まりではなかろうか。いわんやをや。

「子供の頃は最後につく「ぶ」が嫌で親を憎んだこともありました」とちくわぶは照れくさそうに笑った。

いつもちくちくと嫌味ったらしいのに
ふと侘ぶさまが魅力的。
そんなキャラクター

ようこそ、新入部員諸君。
今でこそ、部員100名を数え、県大会を連覇し、強豪と目されるようになった我が部であるが、これまでの道のりは決して平坦なものではなかった。諸先輩方のたゆまぬ努力の上に、いまの我々があるのだということを肝に銘じてもらいたい。
そこで、今日は、我が部の歴史を君たちに伝える日としたい。
我が部は、20年前に、当時の2年生がたった3名で始めた-彼らは「オリジナル3」と呼ばれる-ちくわ同好会に起源を持つ。

”北関東のおでんは味気ない”

海のない県に襲いかかる魚類練りもの人気のハードルの高さ…

しかし消費者はあのなんか筒っぽくて細長い感じの弾力がある食感を求めている

そしてついに開発された新機軸、

"ちくわ revision.B"

おでん種に人生を掛ける熱き男たちがいた！

Project X ～ちくわぶ伝説～

満月の夜に新しい手鏡に月を映して３回好きな人の名前を逆さまにつぶやいた後、恵方に向かって一気にちくわぶを食べると、両想いになれます。
ただし、ちくわぶは生。

「姫、こちらは高級和牛にございます」
「ぇー、ヒメゎぁー、ぅしって気分じゃなぃしー」
「では、幻の地鶏と言われるこちらを」
「にゎとりもなんかゃだー」
「そうしましたらやむを得ません、この豚はいかがでございますか」
「ぶたすきー。やっぱりかちくゎぶたに限る」

ロックバンド「すかんち」という名前は、ある単語のアナグラムとして知られているが、「BUCK-TICK」も同様で、その成り立ちは以下の通り。
BUCK-TICK
↑
ばくちく
↑
ぶゎくちく
↑
ちくくゎぶ
↑
ちくわぶ

ごめんね素直じゃなくて　夢の中なら言える
思考回路はショート寸前今すぐ会いたいよ

～中略～

ちくぶロマンス　信じているの・・・　ちくわぶロマンス

チャック・ノリスの後継伝説

とある民俗学者は、「高木ブー」と「ちくわぶ」の間に潜む謎に一生涯を捧げた。

一般名詞:友達
比較級:竹馬の友
最上級:ちくわぶの友

すぐ煮崩れるので簡単にトングではさむことができない

ちくわ「ちくわぶ！ぼくと結婚してくれ！ぼくたちは本当の兄妹ではないんだ！」
ちくわぶ「だって、ちくわ兄さん！」
なると「ダメだ！ちくわぶ！おれと結婚してくれ！」
ちくわぶ「ダメなの、なるとさん！あなたは本当は私の生き別れた私のお兄さんなのよ？同じギザギザがその証拠」
なると「な、なんだって？！」
ちくわ「それは違う！なるとは、ぼくの兄なんだ！ぼくたちには同じすり身の血が」
ちくわぶ「そ、そんな！」

という「冬のちくわぶ」というドラマがメガヒットしたのはいつだったか。

2年後、ちくわぶの前に死んだはずのちくわ兄さんが現れるがそれはきりたんぽというちくわ兄さんに瓜二つの別人だった。揺れるちくわぶ、しかしきりたんぽの正体は事故で一命を取り留めたが記憶をなくしたちくわ兄さんだった的な続きだったような気がします。