/はてなハイカーたちの小さい頃の話が聞きたいな

いつかウルトラクイズに挑戦したいと思って毎週木曜スペシャルを食い入るように見ていた俺は、ツアーも終盤の雪積もる北方の湾岸での罰ゲームで、失格者を乗せたイカダ(ボート？)がそのまま海に流され画面に「帰国未定？」みたいなテロップが出たのを見てどん引き、ウルトラクイズに挑戦しないことを心に誓った。

日曜日の朝になると酒屋に食パンを買いに行くのが僕の仕事でした。ビール瓶があったらそれを持って行って、食パンは二斤を8枚切りにして貰って、たまに袋一杯のパンの耳を頂いたりして。家に帰って、朝食までに日曜版のクロスワードズルと七つの間違いを解くのが楽しみだった。クロスワードパズルの答は母親が何回か懸賞に送ったけど、結局当たらなかった。

酔っ払った父親が今でもよく言うのが、
「お前に幼稚園の頃の豪快さが１％でも残ってたらなぁ」
何か父親の胸をすくような豪放磊落な少年だったらしいです。
そして父は苦虫を噛み潰したような表情で決まってこう続けます。
「ファミコンだ、あのファミコンが全部悪いんだ！」