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Tips:「話題」は“北海道/札幌/中央区”の様にスラッシュ(/)区切りで下位の話題を作り、重層化することができる。
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一行超短編のことを語る

せんせいぼくはこのなかからなかまはずれをさがすのはいやです

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一行超短編のことを語る

そのうち「あのときは辛かったなあ」と思える日が来るだろうという消極的な希望を胸に生きる程度の年の功

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あなたにいただいた写真機は、どうしたことか食べ物ばかりとても上手に映します

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一行超短編のことを語る

明日世界が終わるから車に飛び乗って、高速の対面交通区間で君の車とすれ違った。

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誰もいないテーブルの向こうにデジカメを向けると、顔認識機能が君を捉えた。

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一行超短編のことを語る

薄っぺらいムックの87頁と88頁との間から現れたこの世の終わりが手脚を生やしたような異形は、表紙を閉じると途端に消え、未曾有の危機は未然に防がれた。

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一行超短編のことを語る

あなたはリスのように、手に入れたものを埋めて忘れてしまうけど、いつか芽を出し実るのかもね。

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君の直筆はなんだか幼くて、このゴシック体のほうが君の感情を表現するのに似つかわしく思うのだ。

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一人称が「私」から「俺」に替わって、二人の関係は始まった。

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就職に有利にはならないけどあの人の恋人よりちょっとでも上の資格を取りたくてチャレンジしました。

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誤解されるのは耐えられないので、私をどうか、何かに当て嵌めようとしないでただ「理解できない」と言って。

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夏になったら行きたかったあの一等立地のハーゲンダッツが2月の末に閉店していたんだよ。

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あの人の携帯の画面にはどんなはてなハイクが映っているんだろう

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料理はただの料理で、私の愛はそれにではなく、あなたのからだに触れている唇にこもっている。

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一行超短編のことを語る

初めて感じた幸せを無くさないように大事に大事にしまい込んで、どこにしまったのか忘れたままその家を出た。