/今起きたことをありのままに話すと

お昼前にベランダの洗濯物を見に行ったら、まだ完全にパリッとは乾いていなかったのでそのままにしておいて、買物に行ったりごはん食べたりテレビ見たりしていて、洗濯物のことをすっかり忘れてしまっていた。
さっき自分のハイクを読んで、今日は洗濯物を干したことを思い出して、慌てて取り込んできた。

斜め向かいの家の窓に反射した太陽の光が、ちょうど座っている私の目に当たって、一瞬目がくらんだ。

洗濯が終わるのを待ちながらハイクなど見ていると、ピーンと音がして、もうすぐ某業者さんが来訪予定だよというカレンダーアプリからのアラートが。
えー！まったく憶えてなかったよ！と大慌てで玄関付近を片付けるやら、人として最低限の（笑）身支度を整えるやらあたふたしながらも、それにしてもそんな予定あったっけ？まったく記憶がないなんて、惚けたのか？と考えていて、ふと気づいた。
先週その人が来てくれたのは憶えている。で、カレンダーアプリで確認するとその予定が見当たらん。どうもカレンダーに登録する時に1週間間違えて入力してたらしい。1週間前は当然のごとく事前のアラートはなかったはずだけど、その時はちゃんと自分で記憶していて準備してたんだな。
焦って損した。

寝室に行ったら、また朝起きた時に止めたはずの扇風機が回っていた。猫の仕業。

そうしているうちに「オマエはもう引っ込めー！」とばかり、ツクツクボウシが鳴き出した。

庭の木でクマゼミが鳴いている！
あーほーかーーーー！！

今また寝室の扇風機の傍で猫が寝ていて、扇風機の電源が入っていた（オンにした時のランプがついていた）が、扇風機は回ってなかった。どうもタイマーボタンの部分を押したらしく、起動待機2時間の表示が出ていた。

寝室に行ってみたら、また猫が扇風機に寄り添うようにして寝ていた。そして、扇風機が回っていた！
スイッチが台座部分についているので、猫が乗って押したのかも。しかし、猫自身は風の来るのと反対側に寝ていた。意味ないし・・・・。

またドタ、ガシャン！という音が聞こえたけれど、今度はわかってる。浴室のフックと浴槽掃除用モップが落ちた音だ。猫が寝ぼけて玄関から転げ落ちたのではない。

夕方みい太を怯えさせた音の正体が、さっきようやく判明した。
浴室の壁に取り付けた大型の吸盤式フックが、掛けてあった浴槽掃除用の柄付きブラシ共々落ちていた。
単に猫が玄関で転げ落ちたにしては大きな音だと思ったんだ。でも、玄関にも寝室にも何も落ちているものはなかったし、浴室とは思わなかった。

テレビを見ていたら、部屋の外で何かが落ちたようなガシャガッシャーンという音がした。びっくりして見に行くと、寝室の入り口付近で怯えて尻尾を膨らませた猫の姿。
何があったのか？特に何も落ちている様子はない。もしかしたら玄関の上がり框で寝ていた猫が寝ぼけて落ちたのかしら。

何日ぶりかで入ろうとした2階の部屋のドアを開けたら、ドアの向こうで何かが引っ掛かっている。どうにか手を突っ込んでどかして開けてみると、ガラス板が入口の方に倒れかかっていた。
ガラス板というのは昔からある大型本棚の一部に取り付けられるガラス製の扉。…と言っても扉は使っていないので、買った時のまま段ボールの緩衝材に包まれてドアの横のものに立て掛けて何年も置いていた。
しかし、立て掛けた前にも物が置いてあるし、今まで倒れていたことなんかなかったのに。先日の地震の時かしら？前に置いたものは軽かったので支えきれなかったのね。
もちろんそのものが緩衝になった上に、ガラス板自体も段ボールに包まれているから割れてはいないけれど。
たぶんもう本棚の扉を使用することはないから、来月の不燃物収集で捨てよう。

猫が突然部屋の中を走り出して、あっちの窓からこっちの窓へと庭の方を気にして興奮するそぶりを見せたので「どうしたん？また猫ちゃんが来てるん？」と覗いたら、庭のフェンス際をサササーッと走る姿。猫じゃない。もっと小さいやつ。イタチとかその類？

買物からの帰り歩いていたら、今朝の猫が隣の庭から出てきて、道を渡ってその向かいの家の庭に入って行くのに遭遇。
ちょんちょんと呼んでみると、立ち止まって振り返ってこっちを見ていた。可愛い猫だった。

新聞を読んでいてふと窓の外を見ると、庭を猫が悠々と歩いていた。目の前はもう通り過ぎていたので顔は見えなかったけれど、上が茶トラ、下が白のきれいな猫。首輪をしていたから飼い猫か。
写真を撮ろうとiPhoneを取りに行っている間にどこかに行ってしまった。
みい太は部屋の中でお水を飲んでいるところだったので猫には気づかず。（よかった）
近所の子かな。うちの近くで猫を飼っている家があるなんて知らなかった。

寝室に行こうと立ち上がって歩きかけたら、床に猫が落ちていて踏みそうになった。危ない。

帰宅して鍵を開けようとしたところで、SECOMのセンサーランプ点滅に気づく。電話したら、今隊員が向かっているので、入らずに待ってください、と。
たぶん猫だろうなあ。私が門を入っても猫の声が聞こえないからおかしいと思ったんだ。たぶん警報音に驚いて隠れているんだろう。

家じゅう探しても見つからない。おこたの中にもベッドの布団の中にも、いつもはまっている小上がりの畳の向こうにもいないし、そもそも猫の隠れられるようなところなんてあまりないのに、どうしたんだ？ひょっとして猫が盗まれた？（笑）
と思って、ちょっと心配になった頃、寝室の窓のカーテンの向こうに潜んでいるのを発見。

ちょっと野菜を買いに出かけていて戻ってきたら、家の前に知らない車が停まってる。
なんだ？と思ったら、SECOMの人。「今、家の中の警報が・・・」って。
慌てて入ったけれど特に何もなし。たぶん猫がセンサーのところを横切ったのかも。今まではなかったので油断していた。
そして、猫本体が見つからん。アラームに驚いてどこかに隠れたのか？

キャベツを刻むのに芯を落とそうとして包丁をざくっと入れたら、反動でほんの小さなキャベツのかけらが飛んで目に入った。
そんなにピンポイントで当たるなんて…。