南瓜煮て崩るるまでの読書かな
お話しするにはログインしてください。
Tips:Tweet の URL は埋め込み tweet に変換される。
俳句のことを語る
俳句のことを語る
自転車を停め鰯雲動き出す
俳句のことを語る
風死すやレコード盤の音の飛び
俳句のことを語る
炎昼に人の形の穴があく
俳句のことを語る
噴水を遠く水面の滑らかさ
俳句のことを語る
夏蝶の涙のごとく尾を曳きぬ
俳句のことを語る
夏帽を上げて瞳の緑色
俳句のことを語る
掻き抱く背のシャツのしわ夏の果
俳句のことを語る
潮騒や簡単服の中悲し
俳句のことを語る
湯豆腐や啄木の歌碑巡り来て
俳句のことを語る
海沿いの探偵事務所風の秋
俳句のことを語る
秋風鈴土産物屋の江戸野菜
俳句のことを語る
栗の毬痛し一人の暮れ悲し
俳句のことを語る
祭支度電飾張るに声太く
俳句のことを語る
秋の日の揺るる水面よ風生まる
俳句のことを語る
灯台へ軋む木段石蕗の花
俳句のことを語る
磯菊や碧き入江の姫の墓
俳句のことを語る
水揚げに溢るる光初秋刀魚
俳句のことを語る
秋うらら亀放たれて草を食む
俳句のことを語る
落花生掘る長靴の花模様