祖母「この嵐やらいう人たちはぜんぜん嵐いう感じがせんで、菜の花みたいじゃねえ」
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家族との会話を晒すのことを語る
家族との会話を晒すのことを語る
(母と祖母電話中)
母「デモのニュースはぜーんぜんテレビでやらないみたいねえ」
祖母「あのNHKのひとが箝口令しいとるんでしょうに、ほれ何だったか、米ぬかみたいな名前の」
母「籾井さんね」
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(祖母と電話で)
祖母「カツオのたたきが宅急便で来るの忘れて魚屋に行ったら『高知のうまいカツオが入ってる』言うきに買うて来てしもうた」
わし「ばかだねー、どうするのそんなに」
祖母「うん、どっちもおいしかった」
わし「もしもし?」
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私「カラスは七つまで勘定できるらしいよ」
母「だから『七つの子』なの?」
私「?」
母「8羽を超えると子供の見分けがつかなくなる」
私「ひどーい!」
父「おとーさんは『七つの子』は7羽じゃなくて7歳の子だと思っていた」
私「さらにひどい」
母「7歳はもう大人です」
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私「駅前にさあ」
母「うん(黙々とさくらんぼを食している)」
私「選挙前でもないのにひとり立って演説してる人がいるじゃない」
母「うん」
私「……孤独でしょう」
母「そうねぇ」
私「あれ見るたびにね、釈迦やキリストも説法はじめたばっかりの頃はあんなんだったんだろうなって思うんだよね」
母「だいぶ聖☆おにいさんに毒されてるのねぇ」
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ニュースでやってた「自分が死んだあとの整理を生きてるうちにやっておく」的な特集を見ながらの会話。
私「母ちゃんはどういう風に見送られたいの」
母「(考える)…………散骨………か、さもなきゃ前方後円墳」
私(極端…………)
母「だって半端なのイヤだもの」
私「せめて吉見百穴の空いてるとこに置いて来てあげるからそれで勘弁して?」
母「いーわよ」
私(いいんだ………)
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三賀日、祖母宅にて
私「ばーちゃんこの刺身新鮮でぷりぷりだねー」
ばば「角の魚屋で頼んだんよ」
私「このリンゴもしゃりしゃりでうまー」
ばば「角の魚屋で薦めちょったきに買うた」
私「……このしっとり甘い栗きんとんは」
ばば「魚屋の奥さんが作ったがよ」
21世紀を生き抜くビジネスはTwitterでもFacebookでもなく魚屋です。うそです。