/恋愛

ここに書かれているようなことは、
インターネッツが出来るまでは、たいてい日記に書かかれていたものです。
そして家族に読まれて大喧嘩をしたり、後年ひそかに読み返しては身悶えしたりしたものです。
ここに書き残したログはいつか読み返されることがあるのでしょうか。

問題に直面しているときに出会うと現実逃避力でのぼせますのでご注意ください。

自分のことをすきじゃない人にどんなに切々と思いを訴えても
相手は増長することこそあれ基本的によくて気まずさ、悪くすれば嫌悪感しか抱かれない。
我々はワムの「ラスト・クリスマス」から教訓を学び
誰に心を差し出すかを慎重に考えねばならないのだよ、アンジー。

と、「ダークシャドウ」を観て思った。

ロビン・ノーウッドの「愛しすぎる女たち」っていう本を図書館にリクエストしてみるといいと思うわ。

恋愛こそが人生で最大の問題だったころ「悩みも苦しみもない世界」と聞くと「片思いも失恋もない世界ってどんなところなんだろう」とよく考えた。
今日ふと「それは誰も恋をしない世界だ」と気が付いた。

道ならぬ恋に落ちて「もとより無理は承知、この想いあの人へ届け」と溢れる情熱でアピールしまくっていると自負する人が、相手はそれを迷惑がっていると伝えると十中八九、「押しつけてない、迷惑はかけていない」と弁解するのはなぜだろう。

疑心暗鬼の暗躍と深読みのしすぎで相手の気持ちがわからなくなるのは恋愛の王道

ときめきって香水のトップノートに似てる。
時間が経ってとミドルノートとベースノートが香ってくると辟易として
「なぜこれに夢中になったんだろう」と思ったりする。
でも最後の香りがすばらしい香水もあるのであなどれない。

「あの人はわたしを好きですか」
「はい」
「あの人と両思いになれますか」
「はい」
「よかった！」

「わたしは幸せになれますか」を忘れてるよ。

かわいいものが一生大事にされるならチワワが保健所にいるなんてことはないんだよ。
女子力磨くのもいいけど人を見る目を磨けよ。

「でーっも　すっきっになったら！ いっくっつかの　まーほうっをみっせるわ　ほんとーおよ」
ってマミちゃんはいうけど、そんなに好きじゃない時の方が魔法は使いやすいよね。

男であれ女であれ惚れてることは誠実に尽くしてくれることとイコールじゃないし、
浮気であれ不倫であれ二股かけるやつが本命と上手くいっていないとは限らない。
なので意中の人物に好かれることは必ずしも幸せになれることを意味しない。

失恋の歌はロマンチックだけれど、現実の失恋には甘いところはない。
甘いとすればすでに離れていた心に気づかないふりをしていたのだ。

恋には何も手に付かなくなる恋愛と
何でも出来ちゃうはりきっちゃう恋愛がある。

死蔵してモノも自分も疲弊していくより、手放して、必要としている人のところへ渡ればいいんだよね。
リサイクルでエコロジー的な。
呪いの武具みたいに解除できなくなる前に。
毒の沼地を歩くような恋愛を続けながら「いつか毒がなくなればいいな」とか思っていると、HPが0になる。

全財産つぎ込んだら買えそうなすごく欲しいものを買ったり、
月々ローンで払い続ければ買えそうなすごく欲しいものを買ったり、
維持管理に時間も費用もかかるものを買ったりするより、
もったあとでそういうものを捨てることの方が難しい。
　　
特に何年も持ち続けていると、持っていていいことなくても捨てづらい。
持っていることで被害甚大になっても、捨てようとすると自分の一部を捨てるような気持ちになる。
　
壊れているところを直せば、いいところだけ継ぎ接ぎして、別の要素に使えばとか
あれこれ考えて手元に置いておきたくなる。
　
維持費がかかりすぎて持っ…[全文を見る]

失うくらいなら死んだほうがましだと思っていたこともあったけれど、遠ざかれば遠ざかるほど人生楽になる。
自分は恋愛向きじゃないんだな。よくわかった。
今はときどき近づいても「おっとっと」とツーステップでバックする。

よく考えたら完了してた