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映画のことを語る

『マトリックス レザレクションズ』を見ました。とっても楽しかったです。ざべすが感想文をしたためました。結末を書いてしまうのではないかとはらはらしましたが、大丈夫でした。一週間くらいしてみんな見たら私も感想を書こうかなあ。
https://poolame.hatenablog.com/entry/2021/12/19/080330
大気中にネオとトリニティーを探すざべす。

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『007 NO TIME TO DIE』を見ました。

  • 女王陛下の(愛すべき)スパイが世界の平和を裏側から守るという物語はもう失効していて、その失効後の 007像を描ききったこのシリーズにまずは「おつかれさまでした」と拍手を送りたいです。
  • ほんとのところ、あと一時間あって、それを無理矢理削ったんじゃないかなという支離滅裂さがそのまま残っているのが不思議な仕上がりです。
  • 荒っぽいアクションが「ファンタジーを生きるジェームズ・ボンドが獲得した重い身体」を伝えるようでした。

ブログにしたためました。「ばいばい、ボンド」という気持ちです。
https://poolame.hatenablog.com/entry/2021/10/20/163436

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どうしてもこの映画が見たくて見たくてたまりませんので、無理矢理雨夫さんを誘って見に行くことにしました。チケットを取ったときから「ねえ、ほんとにおもしろいの〜?」「ほんとに〜?」と繰り返し尋ねられています。
そんなの、見てみなきゃわからないではありませんか。

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映画/三行コメント/イップ・マン 完結のことを語る

・最後の舞台が香港じゃないということが、やっぱりどうもうまく飲み込めなかった。
・アジア映画に白人の人が出てくると、「西洋人」の記号然としていて、演出が甘くなるので映画のテンションが緩むという問題があって、韓国映画がその問題からいち早く脱却しつつある状況の中でこの『完結』を見ると、「あれっ、なんか後退してない?」という風に思えてしまってつらかった。
・テーブルが壊れるシーンが良かった。あのくらいの地震で落ちるシャンデリアはいけないと思う。
ブログには「なんかよくわからなかった」ということだけ書きました。ヒロインがアンジュルムの佐々木莉佳子さんに似ているので、ハロプロファンは機会があったら見てください。
https://poolame.hatenablog.com/entry/2020/07/15/181402

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昨日『イップ・マン 完結』を見たら、なんかよくわからなかったのです。
イップ・マン(1893 - 1972)は実在した香港の武術家で、ブルース・リーが師事していたことでも有名です。香港では英雄のような存在らしく、いろんな俳優がイップ・マンを演じていますが、昨日見たシリーズはドニー・イェン版で、『完結』でおしまいです。んで、映画館探訪自体が久しぶりでほわーとなったせいなのか、脈絡を見失ってしまいまして、「ドニーの『イップ・マン』ってこういうのだっけ?」と思い、家にある前作『イップ・マン 継承』を見たら、これはわけがわかるのです。「そうだそう…[全文を見る]

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三週間ほど悩んで参りましたが、映画館に行ってきます。
四カ月ぶりの映画館。
先週、「やっぱり行かない」と決めた映画館。
先週末には「行ける目処がまったく立ちません」と思った映画館。
何がどうしたというわけではないが、今日行かないともうこの先も行けない気がして、急に行くことを決心。
気をつけて行ってきます。

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>> id:riverwom
「遥か群衆を離れて」(1967)、もうお嬢様、牧場を相続なさいましたか? 私は牧場の女性達に感情移入して見ました。感情移入できる先がそこしかなかったからです。「なんで!! お嬢様、なんでですか!」と、気が遠くなるポイントがたくさんあるのでお休みを入れながらご覧下さい。

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映画/三行コメントのことを語る

アップリンクの 60本見放題というサーヴィスで『二重生活』(ロウ・イエ)を拝見しました。
・冒頭の交通事故とはかけ離れた、幸せな夫婦の暮らしがゆら〜っとその事故にひきつけられていって、なんとかそこから逃れようとあがくのだけど、またぐ〜っとひきつけられる、その行ったり来たりがこわい。
・刑事と、探偵役となる被害者の元彼が出てくると、ほんとにほっとした。主人公たちが逃げられないところまでからまってからまっているだけに、シンプルな動機ですいすい動くふつうのおじさんたちにほっとしました。
・エンドクレジットが短い映画=おもしろい映画。おすすめです!

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『テンタクルズ』(1977、オリヴァー・ヘルマン)を拝見しましたわ。
トンネル工事のための何らかの調査を違法なレベルで行った(目的はいまいち不明)影響で、海の中ではお魚さんがスケキヨ的なことになるという大異変が。そして巨大蛸(この辺の相関ないし因果関係は不明)が食糧としてのヒトの味に目覚め、骨髄までちうちうと吸ってきれいに食べつくしていた。海中になにかがいる……ということに気づくジャーナリスト、海洋学者、海洋警備のひと。映画の前半はジャーナリスト、ターナーが牽引。建設会社の副社長だかなんだかを追い詰める。その最中、シャチと友情を結ぶ海…[全文を見る]

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BS プレミアムで『ダーティハリー』1〜4 を拝見しました。悪い奴を見たら即一発ぶっぱなす方針のハリーさんが直感と銃と相棒、時々愛犬を頼りに捜査をするハートウォーミングなお話です。映画『ダーティハリー』は私と同世代。しかしなにせ、「3」くらいまでは物心ついていないので、「4」で急に「あ、この人知ってる、なつかしい!」と感じました。
「4」は法も社会も見捨てた女性による復讐譚で、ポアロで言うと『オリエント急行の殺人』のような良心と法の間で揺れるハリー……的な感じになるかと思いきや、ハリー自身、法があてにならないと考えているのでそこに葛藤はないのでした。現状では「良い男らしさ vs. 悪い男らしさ」という軸で物語は推移しています。来週は「5」。「男らしさ自体」をハリーさんは問題にできるのでしょうか。

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映画/三行コメント/ジョン・F・ドノヴァンの死と生のことを語る

「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」、私も見ました。
・そういえば、「今夜は満月よ。きっといいことがあるわ」とお母さんが言ったらドビュッシーの『月の光』の最初の一音がした……ような気がしたのですが、あれは一体何だったのだろう。
・『ローリング・イン・ザ・ディープ』→『スタンド・バイ・ミー』→『ビタースウィート・シンフォニー』の展開に監督の肝の太さを感じました。
・お母さんは困った人だけど、お兄ちゃんは優しいし、リズだってわかってくれる。バーバラも支えてくれてた。優しくて弱いジョンがいるのは決して地獄ではなかったけど、ジョンは「無理」「僕にはできない」って思ってた。その感じと、映像や音楽のちょっとふわっとしたところが合っていて、おもしろかったです。

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「Yesterday」のサントラのジャケット、日本盤は女性登場人物が入っているけど、オリジナル盤にはいない」という件に関連して。
映画『YESTERDAY』の二人には大事な思い出があって、それはジャックがオアシスのコピーバンドでステージにのったときのこと。エリーは舞台袖で見てたし、そのエリーをジャックも見た。でも、ビートルズがいない世界にはビートルズに影響を受けたオアシスがいないわけで、そこで二人の記憶が違っちゃったことが大きなポイントになってる。ジャックはその意味で、徹底的に孤独になってしまった。あらゆるものを共有してきたと思っていた相手の記憶が自分と違うわけだから。さて、それで彼はどうするかというと……この先は映画をご覧いただくとして、私が言いたいのは、日本盤のジャケットは変だなあってことです。
https://poolame.hatenablog.com/entry/2020/02/08/153324

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おはようございます。
今、映画『007』のシリーズから 20 本を午後ローで一挙放送してまして、昨日が『007 は二度死ぬ』で、今日は『女王陛下の 007』。いい機会だから拝見しましょうとちょこちょこ見ています。『007 は二度死ぬ』は日本が舞台で、かなりの珍品だと噂には聞いておりました。でも昨日は朝から『シャークネード』を見ておりましたので、でたらめに対する感度が著しく鈍っており、「ふつうにおもしろいじゃん?」と思ってしまいました。広くもなければ狭くもないが対向車が来たら逃げられない程度の往来でのカーチェイスや、Q 作の不思議な飛行機での空中バト…[全文を見る]

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(承前)『シャークネード 6 ラスト・チェーンソー』、絵面が完全にみすず学苑になりました。現場からは以上です。

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今、『シャークネード 6 ラスト・チェーンソー』を拝見しています。
主人公がシャークネード現象を根本的に解決するため、タイムリープを繰り返すお話です。
「シャークネード現象を根本的に解決するため、タイムリープを繰り返す」というのはあのう、もうちょっと正確に言うと、最初のシーンで人類誕生前にふっとばされて、ここで多分シャークネードを根本的に解決するはずだったんですが、隕石やらサメやら恐竜やらでやむなくタイムリープ。そこで私は脈絡を見失いました。次はなんか、漠然と中世……で、その次はもう大航海時代以降のアメリカなんですわ。で、各時代にフィンの息子が……説明してると私がくるったと思われる……私が言いたいのは、「この映画、映画館で公開されて、しかも 4DXで……それに足を運んで見た人がいたんだなあ」という事実にふるえるということです。

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(承前)そんな私ですら一気に見た『ラブ・アゲイン』、おすすめです!

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家で、PC 画面で、となると最後まで一気に見通せない。「うああ」となったり「??」となるたびに休んじゃう。TV のモニターで DVD を見ている場合ならまだいいんだけど、PC ではダメなんだなあ。こないだ映画館で見た『パラサイト』も PC だったら二、三日にわけて見たかも。マーヴェルものなら多分 5 分に 1 回休むし、恋愛ものや家族ものにいたってはちょっと無理だなあ。

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映画/三行コメント/パラサイト 半地下の家族のことを語る

・これはこれで『借りぐらしのアリエッティ』。不要かつ過分な贈り物、返礼しようのない贈り物を受け取ってしまうところから始まる地獄巡り。
・坂の上と下、地上の生活と地下の生活、雨で洗い流せないどころかあらわになる汚物、隠しようのない匂いにまとわりつかれる土地、印象的な顔と顔と顔。
・見所満載な中で今すごく脳裏にこびりついているのは、「あの子はいい子だよ」というお母さんの声と実際ほんとに強烈にいい子だってことを証明するあのシーン。あのあとあの子、どうしただろう。

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映画/三行コメント/ブラック・クランズマンのことを語る

・新米の黒人刑事が同僚と組んで KKK に潜入捜査をするのだけど、この二人が KKK をなめているというか、まさか彼らが政治的に力を持つようなことなんてないでしょうと発言して白人の上司から「甘いぞ! 目を覚ませ!」と怒鳴られるシーンがあって、そこをきっかけに目を覚ます〜というわけでもないのですが、そんなこんなをずっと主人公たちが考えているのがよかったです。
・主人公たちはポップカルチャーが好きで、映画やスポーツの話ですぐに盛り上がってしまうのですが、そうしたことから得たものが、根っこのところでの人間や言葉に対する信頼あるいはあきらめの悪さ…[全文を見る]

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映画/三行コメント/男はつらいよ お帰り 寅さんのことを語る

・諏訪満男を真ん中に置いて、言葉遣いの自然さに階梯のある、不思議な言語空間。
・満男の両親達や柴又の人びとのごくごく自然に見える(が、きちっとコントロールされた演劇的表現ではある)言葉と、泉や満男の娘、担当編集者たちが口にする、いかにも書き言葉然とした不思議な言葉遣いのちがいがおもしろかった。
・満男の娘や担当編集者が彼に対してとても献身的なのですが、満男が彼女たちの労働を透明なものとして受け取っているわけではなく、彼もまた彼女たちに対してとても献身的にふるまっているのが、興味深かったです。泉やその母に対しても彼はそうだし、「世話をする」とか「世話がやける」といった言葉は出てこないので、よく似ているようでいて、その言葉から連想されることとはちょっと違う関係性をこの映画は考えているのかもしれません。