すごい発見をした風に
「オバマさんって、おまえと同じペンの持ち方だね!」
・・・左利きは大体あんな持ち方じゃない?
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母のことを語る
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眠る前に聞かせてくれるのは自作の「娘が不幸になる話」がメインだったが
それ以外だと高村光太郎とか宮沢賢治とか草野心平の詩だった。
でもすぐ飽きてしまうので母が眠ってしまうまで私が読んで聞かせていた。
ちなみに中原中也は「貧乏くさくてイヤ」立原道造は「キレイすぎてつまらない」とのことで読んでくれなかった。
ハッピーエンドの童話も全部「いい子がうまくいくばっかりで面白くない」とのことで却下された。
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いい子ちゃんな主人公は大嫌い。翳りがあったり渋かったりするのが好き。でもかっこよくなきゃイヤ。
カサブランカならコンラッド・ファイト。
ジェラール・フィリップよりジャン・マレーだそうです。
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「非常食だからといってまずいカンパンを食べなきゃならない理由がわからない」とのことで
実家では缶入りのクッキーを非常用に備蓄していた。
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私(園児)「転んだー」
母「なんて不注意な(ばしっ)」
私「痛いー」
母「痛くて当たり前だ(ばしっ)」
私「(痛さより理不尽さに)えーん」
母「泣くなみっともない(ばしばしっ)」
おかげで折ろうが縫おうが泣かない子に育ちましたが、大人になってから世間の一人っ子に対するイメージとのギャップに驚いたものです。
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病気篇もある。
私「へっくしょん」
母「夜更かしするからだ。今日から読書禁止」
私「げほげほっ」
母「好き嫌いするからだ。そんな子は読書禁止」
私「…(おえー)」
母「吐く前に自分で洗面所行きなさいっ」
怒りながら病院連れて行って怒りながら嘔吐の片付けして怒りながら寝かしつけてくれました。
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ワタシが高校の時、はじめて作った同人誌を大事に保存してる
幼稚園のころのおかあさんの似顔絵や
小学校のころの工作と同じ感覚なのだと思う
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子どもの頃、家のこととか学校の人間関係とかいろいろあって、つらいとき
「途方もない楽しいことを空想・・・いや、妄想して乗り越えてきたよ」と言う
赤毛のアンみたいな人だ
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母が出かけた後に、何故かキッチンに残されていたガムテープ。
何ぞ?と思ったけれど、冷凍庫が閉まらなくなっている問題に直面して、
冷凍庫の中身と共にガムテープの謎も氷解。
母よ、ガムテープで冷凍庫の引き出しを押さえようというのは、やはり無謀な試みかと。
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母に用事があったので夕方電話しました。
こちら(大阪)のインフルエンザの事を大層心配していたみたいで、人ゴミにはできるだけ出ない様にというありがたいお言葉をいただきました。
その後の会話
私「リビングのテレビのメーカーは何だっけ? 調べてみて?」
母「えす・おー・えぬ・わい って書いてあるよ。」
私「それってソニーじゃないの?」
母「あ~ははは そうだった。 ソニーだね。」
母ミチコ65歳 まだまだ天然です。
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ネプチューンのたいぞうさんが大好きらしい
「普段は暗くて無口なんだって。そういう芸人さん、いいよね」
そのギャップ萌えはしっかり遺伝してますよ・・・
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宗教哲学心理学関連の本を読んでいると
「また頭でっかちになりそーな本読んで・・・」と言われるので、
ブックカバーをかけてコソコソ読む癖がついてしまった
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昨日実家から届いたお米など。
私が「柿の種」が好きなのを知っていて、いつも荷物と一緒に送ってくれる。
学生時代から変わらない母の好意です。
本当にありがたい事です。
それと地元のローカル新聞。 荷物のクッション材として同梱されていました。
これを読むのも、実家から来る荷物の楽しみです。
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最近読んだ本が、猫本では珍しくハズレだったと怒っている。
もう3日くらい怒っている・・・。
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「もうすっかりお酒弱くなっちゃってさぁー、ビールなんて350ミリ缶ひとつでもうたくさんって感じ!
あ、でも日本酒なら2合くらい平気かも」
この母にしてこの娘ありです
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「ダンナさん真面目だから鬱になってない?」
「過労で倒れないように気をつけてあげてね!」
ワタシは? ねえワタシの心配は??
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祖母がたいそう厳しくて母自身駄菓子的なものをまったく食べずに育ったためか
私にもスーパーで売っているようなふつうのお菓子は一切買おうとしなかった。
遠足のときの「お菓子は××円まで」に対しては「なにそれよくわからないわ」ってことで、舶来のクッキーなんかをぽんと缶ごと持たされていた。
先生に分けてあげる分には大変喜ばれたが当然同級生のお菓子交換の輪には入れず、遠足のたびに小さく孤立していたものだった。
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服やおもちゃも、キャラクターのついたものやパステルカラーのものなんかは母自身が嫌いという理由で買ってくれなかった。
服は紺や臙脂や深緑のクラシカルなワンピースばかり、自転車もキャラクターものとかじゃなく渋い緑色の。
当時はほかの子が羨ましくて内心泣きたいほどだったのだが(だから赤毛のアンの「ふくらんだ袖」のエピソードは痛いくらいわかるのだが)
大人になって写真を見直すと、自分だけ確かに浮いてるけどやけに素敵っぽい。
だから配偶者氏にアルバム見せるときなんかはしれっとして「お洒落っしょー?」と自慢することにしている。
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うちの母は歳の割に若く見えるほうだと思うのだが
父と出会ったばかりの頃の写真と見比べたとき、何か人相が違うな、なんだろな、と思ったら「眉間のしわ」がなかった
今は笑っても消えない深いしわが眉間に刻まれている
つまりそのしわは結婚して父の家に来て暮らすうちに、出来てしまったのだ
それは単なる「年輪」ではないものだ、と思う
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ワタシとこどもを見て
「あんたは、一人目とは思えないような育て方してるわねー」
・・・褒められたのだろうか・・・