キャラメルボックスの活動休止、最近はあんまり熱心なお客じゃなかったこともあって大っぴらに落胆するのは憚られるのと、あのお祭り劇団が何のイベントもなく突然休止???ていう戸惑いで固まっている。
皆さんがつつがなくいらっさるとよいのですが。
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演劇のことを語る
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東京芸術劇場で「シレンシオ」。
・出掛けに親に「原田知世と首藤康之の芝居みてくるわ」と言ったら「えっ、原田さん踊るの?」って聞かれた。まあみんな思いますわね。。。
・「沈黙」というタイトル通り、言葉を介さない関係や静粛が求められる状況をオムニバスで繋いでいく感じ。ダンスでもなく芝居でもなく、あやふやで濃密な時間でした。よかったわー。
・首藤康之はとにかくキレてました。原田知世の気を引こうとしてアレコレする場面の、あれは動物の求愛行動を模しているのか……生々しくてグロテスクで、そのくせマヌケな踊りなんですけど、そんなんでも結局かっこいいんだもの。ありゃ反則だ。
・原田様、踊るという程ではないにしろかなりガッツリ動いてまして、小野寺修司の世界にスラリと溶け込んでいました。いい意味で存在感が強くなく、それでも生き神様らしく、小野寺修司を小悪魔的に弄んで死に至らしめる場面はたいへんコワ可愛かったです。
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演劇集団キャラメルボックス「トリツカレ男」@赤坂ACTシアター
・「キャラメルを観たー!!」っていう満足感がっつり。キャスト・内容ともに。
・畑中氏の「声」のうまみがものすごい沁みた。若者・おじさん・風邪っぴき、どんな声色を使ってもすごく安定しててまったく観る側にストレスを与えない。うまいなあ。
・星野真里が無敵のふわふわっぷりを、金子貴俊が無敵の小動物っぷりを、それぞれ存分に見せつけてくれましたよ キャラメルメンバーとの相性もすごいよかった
・復帰後の西川さんを観るのはこれがお初でした。たまに呂律があやうかったりでハラハラしたけどこの存在感はやっぱり西川浩幸だ。ありがたやありがたや。
・アントニオの本名がイワンだとわかった時点で「このあと『イワンのばか』的なギャグが出るのは予想つくぜ!笑わされねえぜ!」って身構えてたのに見事に笑わされた。ちょっとくやしい
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シアタートラムで世田谷シルクの『渡り鳥の信号待ち』観てきましたです。
『銀河鉄道の夜』を大胆にスタイリッシュに。ジョバンニに当たるキャラが女の子になってたりしてかなり手が加わってはいますが、セリフの群唱やダンスもシーンは賢治らしい雰囲気も加味されていて見ごたえありました。
こうして見ると、賢治の童話ってそもそもが歌うし踊るしですごく舞台映えするし、演出家にとって意欲を刺激される題材なのかも。
あとね、銀河鉄道のアテンダント役のおねーさんズがすんげえ美脚揃いでそれが別の意味でみどころだったわ。「少女時代?」とか言われてたし(笑)