白山神社 - 岐阜県飛騨市神岡町西茂住
建立:大正十五年
飛騨の狛犬マスターにお話を伺うことができた神社の獅子狛犬。すばらしい獅子狛犬。
歯並びや目鼻立ちなど関西風である。
曰く阿に子獅子、吽に珠という配置はこの辺りではここだけで珍しいとのこと。
確かに振り返って撮ってきた写真を眺めるとその通りであり、更にはこの獅子の足元にいる子獅子が、と子獅子と書いてしまったがよく見ると子に角が生えているので子狛犬というこの珍しさ。すごい。
そして狛犬の足と珠、さらに口でくわえている紐、このコンビネーションを瓢箪に見立てることができると…[全文を見る]
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水無神社 - 岐阜県高山市一之宮町
飛騨一ノ宮水無神社、楼門が閉ざされているので容易に近づけない本殿前に鎮座する。
口周りの髯やら尾や鬣のわらび的な巻髪など特徴的。他に類を見ない型で唯一無二と称される。らしい。
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平山神社 - 岐阜県飛騨市神岡町東茂住
建立:昭和三十四年
石工:平瀬*次郎(*:苔むして読めない)
話題のスーパーカミオカンデ、略してスパカミのある神岡宇宙素粒子研究施設近くの通称ノーベルへの散歩道にあるせいかどことなくニュートリノっぽい重みを感じさせる佇まい。
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白山神社 - 岐阜県飛騨市神岡町土
建立:昭和十五年
石工:判読できない
白山神社 - 岐阜県飛騨市神岡町土 | Flickr - Photo Sharing!
https://flic.kr/p/zAMpnP
はい達筆で読めません。たすけて解読はーん!
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浅間大神 - 神奈川県海老名市下今泉5丁目
建立:平成八年
石工:たぶん中国のどっかの石材店
機械彫りのはずなのになんか雑なゆらぎが個体ごとに発生している洗練された大量生産型中国製江戸獅子像。
この雑な仕上げっぷり。しかしこのタイプの潰れかけたなんだかわからない感じの子獅子のフォルムはなんだか滑稽で可愛らしく結構気に入っている。
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衣笠神社 - 神奈川県横須賀市小矢部4丁目
建立:明治?年
ただでさえ補修のためかセメントの様な何かを塗られてからさらに風化した感じがその形状と相まって異形の様相を呈しているのに、加えて目を赤く塗る、コワイ!守護獣としてのこうかは ばつぐんだ!
さらに、子獅子がもう蛙にしか見えない。
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中尾八幡神社 - 神奈川県相模原市緑区牧野
建立:享保十七年
阿吽で尾の毛の巻き数が異なる素敵な表情の江戸はじめ。
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安房口神社 神奈川県横須賀市吉井
建立:嘉永四年
石工:新吉
走水神社の狛犬に続きこちらも石工 新吉。顔の表情やら頭から胸元へ垂れる毛の流れとか似ている。約八年の月日を経てだいぶずんぐりむっくりなデフォルメ技術を磨いた模様。
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走水神社 神奈川県横須賀市走水
詳細不明
こちらのサイトでは向かって右、阿像の方もいたらしいが……
イタ━━━━( ;∀;)━━━━!!
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以前横浜市立博物館の企画「鶴見川流域の狛犬百態」で気になっていたやつを見物してきた。
杉山神社 - 神奈川県横浜市鶴見区岸谷1丁目
石工:飯島吉六とあったが、台座には明治13年に入って再興と彫ってあるので、実際にはもっと以前に建立された模様。実際、明治期の他の飯島吉六作のものとは趣が異なり、江戸狛犬である。他の作品はだいたいもっとスタイリッシュな江戸獅子。
両獅子狛犬の前足後足の間に名前が全部で8人分彫ってあって、台座の願主とは別人の名前なので最初の建立当時の願主の方々なのであろう。
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貴船神社 - 神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴宮の前
(U^ω^)わんわんお!わんわんお!
ということで、ネット上で調べられる限りにおいて万治元年というのを例の方が断言されたそうなのでおそらく神奈川最古のはじめ狛犬らしいですが僕には判読できませんでした。
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鹿島神社 - 神奈川県横須賀市西逸見町
文化元年
その佇まいは凛としてたおやかな気品あふれる丸みを帯びた平安っぽい流れの獅子。
現役を退いて拝殿両脇の外れの方に鎮座している。
顔の向きの関係で阿吽の左右が逆に置いてあるのか元々逆に作ったのか。
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佐賀)旧多久領の肥前狛犬企画展 25日から:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASGBH56F1GBHTTHB009.html
あああちょういきてえけど佐賀県はちょっとむり……。
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http://www.miho.or.jp/japanese/collect/archives/2014/au01as.htm
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八王子市
嘉永五年 石工不明
体長30cm程度のいわゆる江戸はじめ的な角と宝珠の獅子・狛犬。しかし置いてある位置が逆だ。
だいぶ保存状態が悪いので、早い内に土台補強とかしてほしい。倒れそう。
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八王子市小津町 熊野宮
昭和二年 石工 八王子市 石大
よく見る型通りの江戸獅子だが、親獅子の前足を子獅子の尾が巻き込んでいたりしておもしろい。
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稲城市大丸 大麻止乃豆乃天神社
天保十二年 石工不明
昭和六年に一度修理されているらしいが、どこを修理したんだか僕には見分けられない。
原子レベルで岩石を再構築できるテクノロジーが昭和初期にはあったに違いない。もしくは台座とかかな。
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