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Tips:行頭を - で始めると箇条書きに、+ で始めると序数付きの箇条書きになる。
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あかうまに突き立てられしサーベルが持つなけなしの櫻花かな

に が重なってしまったので が に変えよう

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あかうまに突き立てられしサーベルに咲くなけなしの櫻花かな

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まだ染まぬちいさきもみじ葉ぬれ落ちて
赤間の褥にふり積もりたり

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東から明けるものとは知りながら酉鳴く朝はざわめきやまない

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過ぎし日に見失いしもの見つかりてとりあたまゆえのこぼれ幸い

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テーマ詠み:冬休み

兄の手が廻したコマのうつくしさ「独楽」と当てらる字のいたましさ

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ふかふかと苔むす社で縁結ぶ神主さんはキューピーに似て

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忘れてもいいことばかり覚えてる「会いましょう」って言われて気付く

 

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まだ肉の薄いゆびでする指切りはきしきし軋む音がしていた

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話そうか話してみようかそれぞれのカップで計った自由について

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まずこんにゃく二つめからはわからないそんなもんでしょ?チビ太のおでん

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柚子の香は消えるものとは知りながら湯上り肌はほど良く漬かりし

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だれひとり届かぬ空に線引いて女郎蜘蛛の取る三角

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蹴球を甲羅のように背負った子のちどりで渡る6車線かな

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内宮のそばで求めし鮫小紋誰に渡すのその伊勢土産

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夕暮れに
まどろみ見せる
影であれ
かのひざまくら
安らぐまぶた

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短歌ハッシュ 11月の募集いたします!伊勢型紙をテーマに柿渋色が基調のイラスト。短歌テーマは「型」か「形です」。詠み込み不要、ゆるく捉えてOKです。初心者歓迎、この告知にリプライでどうぞ。先着7名まで参加できます。(短歌は数日中にスタコメでお渡し下さい)
現在のところあと2名ぶん空きがあります。いかがですか。




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1. 渋
渋すぎるくらいがちょうどいいとおもう干菓子ひとつを添えてやれば

2. 容
望みでも呪いでもあり我が知る容子は「NO」を言わぬ子だった

3. テスト
新しいゲノムを運ぶためにある我らは等しくテストパイロット

4. 新米
おしまいの茶碗を運び終えぬうち破顔で母は「新米」を告ぐ

5. 野分
野分から冬への覚悟を質(ただ)されてようやく出しぬウールセーター

テーマ詠み 空
墜ちそうな熟れ柿いろの天幕を引いてゆきたり椋鳥の群れ

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初嵐過ぎし朝のコスモスはからだ絡めたあとのように

君の手のメートル四方はラボラトリー空の色さえ更新してゆく

春はうみ秋はやまから告げられる季節に匂いがあるといふこと

10-2

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終章へこころづもりを問う野分ようやく底より出(いだ)しぬセーター