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育児のことを語る

母の仮面が苦しいあなたへ 「自分」は今もそこにいる 金原ひとみ
https://www.asahi.com/articles/ASRCB2VCMRBRUPQJ00H.html

"生まれてしまえばその存在を覆すことはできず、出産したからこの小説が書けた、妊娠出産育児の当事者としてあらゆる体験ができた、何より唯一無二の我が子と出会えた、という結果論としての利点もあり、だからこそ出産そのものを批判的に捉えることは難しい。"
"しかし結果論とは全く別の次元で、アイデンティティーを大きく左右する事象に関して自分の意思が通らなかったことは、人生に対するコントロール感覚をそぎ、尊厳を奪われたと感じるに十分だった。"
"この時の配偶者への不信感はわだかまりとして残り、時代が変わり、価値観や人権意識がアップデートされていく中で今なお肥大を続けている。"

作家の言葉はほんとうに、あの頃のモヤモヤを的確に捉えてくださってすごいな