「待つがよいそこの若者」
二郎と五郎は声のする方を振り返った。よく日に焼けた肌に赤いエプロンを付けた恰幅のいい男が立っていた。
「南方の海にマツカタと名乗る伝説の釣り師がいるという、その男に教えを請うのだ」
男はそう言い終えると去っていった。
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連続はてな小説のことを語る
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ピンポーン。ピンポーン。
玄関のチャイムに三郎は長い夢から目を覚ました。買ったばかりのスタイリーの上で寝てしまっていたようだ。蟹を食う猿。猿を食う鷲。良くは覚えていないが妙な夢だった。体が汗ばんでいる。つけっぱなしのテレビではハッピを着た男が越前蟹が安いとまくし立てている。
ピンポーン。ピンポーン。
玄関を開けると蟹とプリントされた箱を抱える宅配便の業者が立っていた。まさか…。三郎は嫌な予感がした。