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連続はてな小説のことを語る

冷凍による深い眠りから目覚めかけたイカ大王は、その身にとろりとまとわりつく液体の感触にえも言われぬ心地がした。
「なんだ?この芳しい液体は?」
オリーブオイルだった。

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効果的なオリーブオイルの飲み方…それは、お好み焼きの仕上げにタラタラと回しかけるというものであった。
その方法を実践しているお好み焼き店こそ、三郎が向かっている空掘商店街の店。
げるみちからその店についての情報を得た二郎は、一路大阪へ向かう。
そこで三郎と二郎が鉢合わせすることになるのか…。
以下次号。

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路上へ放り出された三郎が、ふと向かいの建物の壁面を見上げると、そこにはあの松葉ガニが巨大な姿になってはさみを振り上げていたのであった。

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テレビショッピングというものにおいては「越前蟹2匹でこのお値段」「ちょっと待って、今なら同じお値段でもう1匹お付けします」などとダンピング価格で売られているのである。しかも、その蟹は越前蟹とは名ばかり、どことも知れぬ外国産の蟹であることは、越前蟹自身の目から見れば明らかであったのだ。

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地下世界に君臨したはずの会長であったが、どうやらアメリカ生活が忘れられず、アメリカから大勢の僕どもを呼び寄せたらしい。

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そうして散る桜を浮かべた一合の酒を飲み終われば、次はまたいちごに練乳をかけて食べる季節が巡ってくるのである。

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そうして大雪に降り籠められた里で身を潜めていれば、やがて春になり、いちごに練乳をかけて食べられる季節がやってくるのだ。