/運動会にありがちなこと

緊張のあまり声がひっくり返った選手宣誓。

途中で切り目を入れる。

無理矢理引っ張るとひもが切れる。
もしくはくすだまが落ちてくる。

くすだまが全然割れない。

その日の夜は、近所の外食は混み合っている。

午後になると寝ちゃってるお父さんが多い。

学校に関係ない人がカメラを持っていて、パトカーが来る。

ちょっと悪っぽい、卒業した子達がウロウロしてる。
きっと学校好きだったんだね・・・。

マスゲームの音楽が、自分の学年だけ変に子供っぽい気がしてしまう。

競技に出ている間に応援席の椅子がほどよく熱せられて、座った瞬間「あちっ！」となる。

最後に女子が泣く。

隣の弁当が美味しそう。

運動が苦手なこの雨乞い

転んでビリになり、あたたかい拍手に囲まれながらゴールする時の気まずさ

地元の民謡を無理やり取り入れた、じいちゃんばあちゃんに喜んでもらう趣旨のダンス

入場行進で早くも失神。
遠くに運動会の音を聞きながら、誰もいない保健室で寝て過ごす。

いちばん練習が大変なのは入退場の段取り

応援団の準備が周到に過ぎて、いまさら感漂う1シーズン前のヒット曲で替え歌。
2シーズン前のアニメの仮装。

長年テープを使いすぎて音が割れてる「トランペット吹きの休日」

車で来るなとあれほど言っておるのに路上駐車
…はさすがにいないが、留守のお宅の駐車場に勝手に停めて問題になる