/HHK連続一行小説

女「ところであなた、どうして標準語で話しているの？確かカツオ人間は土佐弁しか話さないはず……」
男「ちっ、バレたか……」

カツオ人間と一緒に高知にいた。

みるみるうちにガールQは巨大化して海坊主ぐらいの大きさになった…と言っても海坊主を見たことがない人には分からないだろうが。

しかし咄嗟に蛸マスターの脚がガールQを奪い取ったため、髪の毛が全部抜けただけで済んだ。

「遺体は始末したので秘密を知る者は誰もいないでしょう」と、フラガールは、スーツ姿から和服に着替えた男に言った。

「お、お前はまさか……？」それがサンダース軍曹の最期の言葉だった。

そういえば気を失ってから何も食べていないことに気付く。

助けてくれたのはありがたいが、その爆音デスメタルは病み上がりにはキツい……

という声で意識を取り戻した。ここはどこだ？

などと居酒屋のオヤジ相手に一席ぶったら、「それはダジャレか？」と突っ込まれた。

そして検温に来たナースの顔に見覚えがあるような気がする……

ふと周りを見渡すと、そこは病室だった。

記憶が混乱してきたようだ、頭を整理するために少し寝ることにする。

でもその時の私は大して気にも留めずに、舟和の芋ようかんに舌鼓を打っていたのであった。

それにしても「新婚さんいらっしゃい！」のタワシまで単なるハズレになってしまうとは…

相撲取りのまわしに於いては、特に重要なことである。