今の環境ではザウルスでの通信は使いにくいとはいえメールの送受信くらいできると便利な場合があるので、Android スマートフォンの Bluetooth テザリングで接続できるようにした。
Bt ドングルは W-ZERO3[es]など向けに販売されていた IBS の IMUB-01。Bluez などは以前に導入済み。
My Zaurus Page - Bluetooth network plugins for Bluez protocol stack から qtopia-pannetworkapplet_1.0.1_arm.ipk をダウンロードして追加でインストール。
まずコマンドラインで bnep モジュールをロード(ザウルスの OS 起動時にドングルが挿さっていれば自動的に読み込まれるみたい…[全文を見る]
使っているとたまに表示が乱れて縦横が混在したようになる。前にもこんなことあったかな?
KeyHelper で X Window System っぽく Ctrl+Shift+BS で Qtopia 環境を再起動できるようにしてみる。
keyhelper.xml
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<extensions>
<define key="ALL" kind="launch3">
<modifier Shift="On"/>
<modifier Control="On"/>
</define>
</extensions>
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keyhelper.conf
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[Launch3]
Backspace = @qcop QPE/System 'restart()'
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CF スロットはかつては通信カードの指定席だったけど今さら使えるものもないので、16GB のメモリカードを入れた。10年前には考えられなかった大容量だ。あるだけの EPWING 辞書データを入れて、ipk をかき集めて、音楽も入れて、まだまだ埋まらない。スワップファイルも作り放題。
5年くらい前に Zaurus を最終的に使わなくなったのは一部のキーの反応が悪くなってしまったからだった。特によく使うカーソルの↓が効きにくくなったのでとても操作がしにくくなった。
今回分解して構造を確認してみると、キートップの下にフィルム上の部材があり、その上に銀色の円墳状のものがキーに対応する位置に並んでいる。キートップの裏側には突起があって、この突起が円墳に圧力をかけることで入力が検知される。長く使っていると突起が摩耗して円墳を押しにくくなる。
これを緩和するには円墳と突起を摩耗した分だけ近づければ良いので、フィルム部の下に普通のチラシより少し厚そうな紙をはさんで嵩上げしてみた。結果、全てのキーが良好とは言えないが、カーソル↓は操作ができる程度に回復した。今後はキーごとの摩耗状況に応じて円墳に何かを貼るなどすれば延命ができそうだ。
2005年製 Zaurus SL-C1000 に対応する新品互換バッテリが手に入ったので5年ぶりくらいに復活させて使用中‥。
互換バッテリは香港の Cameron Sino(金岸科技集団)のもの。aliexpress で検索したら CLIE なんかの互換バッテリも買えるみたい?
さて2016年のザウルスはどこまで使えるのか?