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id:Yoshiya
卒業式の日、憧れだった女の子に伝説の木の下に呼び出されて言われたこととは?のことを語る

校庭の片隅にある、伝説の木と呼ばれる木の下で彼女は立っていた。
ボクが「おまたせ!」と云うと、彼女はおもむろに水と洗剤の入った2つの小さな容器を私の目の前で見せた。
「ねえねえ、今から私がする事をよく見て!」
そう云うと、彼女は2つの容器を一心不乱に上下に揺らした。
1分ほど、容器を上下に揺らす行動を取っていた彼女が、急に上下運動を止め、2つの容器を私に見せた。
「こっちは普通の洗濯洗剤が入った容器、もう一つの方は、「ア◯◯◯イ」の洗剤が入った容器。 容器の中の水が全く違うでしょう?」

そう、彼女は「ア◯◯◯イ」のディストリビューターだった。
かくして、私は彼女から高価な洗剤を買うハメになったのだ。

ときめきア◯◯◯イアル 伝説の木の下で (完)